マネックスメール
第6523号 2026年3月25日(水)
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本日のマネックスメールでは、「ハッチの米国株マーケットセミナー」についてご案内します。毎月、チーフ・外国株コンサルタントの岡元兵八郎(ハッチ)が、米国株情報をわかりやすく解説するオンラインセミナーを開催しています。ハッチによる市況コメントや個別銘柄分析に加え、米国個人投資家の取引動向解説や特別ゲストとの対談(実施しない場合があります)など、米国株投資をするなら知っておきたい情報が盛りだくさん!米国株初心者から中上級者の方までご満足いただける内容です。

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日経平均は前日比763円高の53,015円で続伸して寄付きました。前日の米国市場は下落したものの、トランプ米大統領がイランとの和平交渉進展を示唆したほか、イランがIMO(国際海事機関)加盟国に対し「非敵対的船舶」のホルムズ海峡通過を容認する姿勢を示したと伝わり、原油先物価格が下落。中東情勢の過度な警戒感が後退する中、半導体関連を中心に幅広い銘柄に買いが波及し、前日比1,364円高の53,616円で午前の取引を終えました。

後場は利益確定売りから上げ幅を縮小して始まったものの、米株価指数先物の上昇を背景に投資家心理が持ち直し、再び強含む展開となりました。最終的に前日比1,497円高の53,749円で大引けとなりました。

TOPIXは91ポイント高の3,650ポイント、新興市場では東証グロース250指数が16ポイント高の741ポイントでいずれも続伸しました。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 ハッチの米国株マーケットセミナー
5 本日の注目コラム
6 IPO需要申告受付中
7 大塚雄介のつぶやき
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1 相場概況
日経平均は1,497円高の53,749円で続伸、米国とイランの停戦交渉の行方に注視
(マネクリに移動します)
VIEW POINT:明日への視点
日経平均は、米国とイランの停戦合意への期待を背景に投資家心理が改善し、大幅続伸しました。ただし、両国の主張には隔たりがあり、情勢の不透明感はなお払拭されていません。 明日は、停戦交渉の進展度合いを巡るヘッドラインに左右されやすい展開が見込まれます。交渉の難航が意識されればリスク回避の動きが強まりやすい一方、進展が確認されれば買い基調が維持される可能性があり、引き続きニュースフローに敏感な相場が続くとみられます。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 53,749.62 + 1,497.34(+2.87%)
日経225先物 53,480 + 1,240(+2.37%)
TOPIX 3,650.99 + 91.32(+2.57%)
JPX日経400 33,067.51 + 820.43(+2.54%)
単純平均(プライム) 3,295.40 + 83.43
東証プライム市場指数 1,881.52 + 47.11(+2.57%)
東証スタンダード市場指数 1,679.95 + 34.58(+2.10%)
東証グロース市場指数 962.92 + 22.23(+2.36%)
東証グロース市場250指数 741.48 + 16.93(+2.34%)
東証プライム
値上がり銘柄数 1,461銘柄
値下がり銘柄数 110銘柄
変わらず 14銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ(25日間) 101.58%(+6.50%)
売買高 21億9958万株(概算)
売買代金 7兆431億8300万円(概算)
時価総額 1225兆2451億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 159.00-01円
ユーロ/円 184.32-36円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
ソフトバンクG(9984) 3,809 +279(+7.90%)
大幅高 傘下アーム、初の自社製チップ販売に乗り出すと伝わる。
フジクラ(5803) 27,475 +1,875(+7.32%)
大幅高 米国の光ファイバー関連が急騰 国内電線株にも買い。
ハーモニック(6324) 4,070 +185(+4.76%)
大幅高 岡三が目標株価引き上げ 「フィジカルAI」のコア企業の1つ。
ソラスト(6197) 1,104 +150(+15.72%)
大幅高 MBOで上場廃止へ 1株1119円でTOB。
フォトシンス(4379) 516 +80(+18.34%)
大幅高 AWSジャパンのフィジカルAI開発支援プログラムに採択。
INPEX(1605) 4,444 -75(-1.65%)
軟調 米国とイランの停戦期待が高まる NY原油は時間外90ドル割れ。
ライトアップ(6580) 1,179 -400(-25.33%)
大幅安 助成金の不正受給を指南と報道。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証プライム値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(3月24日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 46,124.06 - 84.41(-0.18%)
S&P500 6,556.37 - 24.63(-0.37%)
NASDAQ 21,761.89 - 184.87(-0.84%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
シスコシステムズ(CSCO) 80.86 +2.04(+2.59%)
キャタピラー(CAT) 716.63 +14.93(+2.13%)
ナイキ クラスB(NKE) 53.49 +0.78(+1.48%)
ウォルマート(WMT) 122.05 +1.33(+1.10%)
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH) 272.28 +2.74(+1.02%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
セールスフォース・ドットコム(CRM) 183.02 -12.16(-6.23%)
アイビーエム(IBM) 240.59 -7.85(-3.16%)
マイクロソフト(MSFT) 372.74 -10.26(-2.68%)
ウォルト・ディズニー(DIS) 96.39 -1.56(-1.59%)
アマゾン・ドットコム(AMZN) 207.24 -2.90(-1.38%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
ドライブン ブランズ(DRVN) 4Q
ウィニベーゴ・インダストリーズ(WGO) 2Q
シンタス(CTAS) 3Q
ペイチェックス(PAYX) 3Q
ジェフリーズ・フィナンシャル(JEF) 1Q
上記を含む6銘柄
米国株式決算カレンダー
・あくまで決算発表予定であり、変更となる場合がございます。
・米国株式決算カレンダーは日本市場の営業日18:30頃に更新いたします。
(米国市場の前営業日分に発表されたものが含まれます。)
3 マネックス証券からのお知らせ
お引越しの季節 ~ご住所などの登録変更はお早めに~
ご住所やお名前の変更は、書面による申請以外にも、アップロード可能な本人確認書類の画像ファイルをご用意いただける場合、ウェブサイト上でお手続きが完了いたします。
4 ハッチの米国株マーケットセミナー
3月26日開催 ハッチの米国株マーケットセミナー
毎月、チーフ・外国株コンサルタントの岡元兵八郎(ハッチ)が、米国株情報をわかりやすく解説するオンラインセミナーを開催しています。ハッチによる市況コメントや個別銘柄分析に加え、米国個人投資家の取引動向解説や特別ゲストとの対談(実施しない場合があります)など、米国株投資をするなら知っておきたい情報が盛りだくさん!米国株初心者から中上級者の方までご満足いただける内容です。
5 本日の注目コラム
吉田恒の為替デイリー
【為替】試される米ドル安へのトレンド転換
吉田 恒 2026年3月25日
6 IPO需要申告受付中

新規公開株(IPO)

ヒトトヒトホールディングス株式会社(549A)
3月26日(木)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

株式会社ソフトテックス(550A)
3月30日(月)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

7 大塚雄介のつぶやき
大塚雄介
東京は、世界でも稀な「文化の密集地帯」

AI時代のビジネスパーソンに必要な「右脳の筋トレ」

きっかけは、ある違和感でした。

AIの進化が加速するなかで、ビジネスの現場でも「左脳的な分析力」だけでは差がつかなくなってきています。データ処理やロジカルシンキングはAIが得意とする領域です。むしろ、これからの時代に人間が発揮すべきなのは、直感や美意識、物語を紡ぐ力――いわゆる「右脳」の領域ではないか。
そう考えたとき、ふと気づきました。

自分は、右脳を鍛える最高の環境にいながら、それをまったく活かしていない。

半径数キロに、これだけ揃っている都市は多くない

東京にずっと住んでいると当たり前になってしまいますが、冷静に考えてみると、ここは世界でも稀な「文化の密集地帯」です。

美術館、博物館、映画館、プラネタリウム、コンサートホール、ライブハウス、歴史的建造物――。

東京都内には美術館だけでも100施設以上あり、博物館を含めればさらに多く、ホールや劇場は1,000件を超え、ライブハウスも数百規模にのぼります。

上野公園を歩けば、東京国立博物館、国立西洋美術館、東京都美術館、上野の森美術館が並び、六本木にはサントリー美術館、国立新美術館、森美術館の「アート・トライアングル」があります。渋谷ではBunkamura、表参道では根津美術館、丸の内では三菱一号館美術館。電車で30分も移動すれば、まったく異なる文化圏に飛び込めます。

パリやロンドン、ニューヨークも文化都市として名高いですが、東京の特徴は「高密度に、多ジャンルが混在している」点にあります。伝統芸能の歌舞伎座から、最先端のデジタルアート施設チームラボ(teamLab)まで。クラシックの殿堂サントリーホールから、下北沢のライブハウスまで。古典と前衛、ハイカルチャーとサブカルチャーが同じ都市の中で共存し、しかも公共交通機関で気軽にアクセスできます。

このような環境は、世界的に見ても非常に稀です。

「いつでも行ける」が、「一生行かない」に変わる瞬間

ところが不思議なことに、海外旅行に行くと美術館や博物館には必ず足を運ぶのに、東京に住んでいるとほとんど行きません。

ルーブル美術館には行列に並んででも入るのに、東京国立博物館には年に一度も行かない。ブロードウェイのミュージカルは事前にチケットを取るのに、帝国劇場の公演はチェックすらしない。

「いつでも行ける」と思った瞬間に、「一生行かない場所」になってしまいます。

これは投資の世界でも語られるバイアスに少し似ています。手元にあるものの価値を過小評価し、遠くにあるものの価値を過大評価する。行動経済学でいう保有効果とは逆方向の現象に近いのかもしれません。近さが、かえって価値を見えなくしてしまうのです。

我ながら、人間らしいバイアスだと感じます。

文化体験は「消費」ではなく「投資」である

では、なぜ今あえて「東京の文化を体験しよう」と言いたいのか。

それは、文化体験がビジネスパーソンにとっての「自己投資」だからです。

マネックス証券のメディアでも「自己投資における複利効果」が語られてきましたが、文化体験にはまさにその性質があります。美術館で一枚の絵の前に立つ。コンサートで音の振動を全身に浴びる。映画で他者の人生を追体験する。こうした体験は、すぐにリターンを生むわけではありません。しかし、蓄積された感性はやがて「ものの見方」を変え、意思決定の質を高め、人を惹きつけるコミュニケーションの土台になります。

AI時代、定型的な業務はどんどん自動化されていきます。その先に残るのは、「人間にしか生み出せない価値」を問われる場面です。そこで求められるのが、右脳的な感性――まさに、文化体験によって磨かれる力なのではないでしょうか。

インターネットも楽しい。でも「体験」の密度が違う

もちろん、インターネットでも文化には触れられます。YouTubeで美術館のバーチャルツアーを楽しめますし、Spotifyでベルリン・フィルの演奏も聴けます。

しかし、実際に足を運ぶ体験とは、情報の「密度」がまったく違います。

絵画の筆致、彫刻のスケール感、ホールの空気が振動する感覚、周囲の観客と共有する時間。五感を総動員する体験は、脳に深い刻印を残します。そしてその刻印が、のちに「ひらめき」という形で思わぬタイミングで立ち上がってくる。

スティーブ・ジョブズがカリグラフィーの授業から得たインスピレーションがMacのフォントデザインにつながったのは有名な話です。文化体験のリターンは、いつ、どんな形で現れるか分からない。だからこそ「投資」なのだと思います。

東京に住んでいるなら、「文化の配当」を受け取ろう

ここまで考えてみて、自分自身への宣言として書いておきたいと思います。

東京に住んでいる以上、この「文化の密集地帯」の恩恵を活かさない手はありません。月に一度、美術館に行く。気になっていた映画を観に行く。たまにはクラシックコンサートに足を運ぶ。そのくらいのことなら、時間もコストもそれほどかかりません。

金融資産への投資と同じように、文化体験への投資も「長期・分散・積立」が効きます。一度にたくさん観る必要はありません。少しずつ、継続的に、さまざまなジャンルに触れること。その積み重ねが、10年後の自分の「感性資産」になっていくはずです。

インターネットも楽しい。でもこれからは、もう少し意識的に、東京カルチャーを体験する時間を増やしていこうと思います。

世界でも稀な文化の密集地帯に住んでいるのだから、その「配当」を受け取らない理由は、もうないはずです。



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