令和初の納会
今日は納会です。日本の株式市場の年内最終取引日ですが、それだけに留まらず、銀行など金融機関全般の営業最終日です。年が明けると正月三が日も金融機関全般がお休みで、この正月は4日5日が土日ですから、金融機関は大型6連休となります。しかし何故金融機関だけ年末年始はこんなに休むのでしょう?一方、金融機関は一部メーカーのように、お盆の期間に1、2週間連続休暇にすることはしないので、要は公器だからと云う或る意味曖昧な理由で、お国の決めた通りのスケジュールで、基本公務員と同じスケジュールでお休みするのでこうなっているのです。
しかし食事を提供することも公器だし、電気ガス水道はもちろん公器で、なんで金融機関だけ一律でかつそのルールをお国が決めているのか、私には素朴な疑問があります。因みにアメリカでは、金融機関も市場も、お休みは元日のみ。一方で、証券会社は「今日の取引はシステム変更があるため短縮します」とか、個社の判断で営業時間を或る程度変えられます。
此の国と彼の国では様々なことが違うのですが、令和の時代は、「日本だけが違う」ことをしているとどんどん競争力がなくなってしまって、そのようなことが許されなくなっていく時代だと私は思います。そして民間にもっともっと自由度が与えられて、その中で各構成員の働き方の改善とかも、現場に即した形で実現していく、そう云う時代であって欲しいと思います。
皆さま、2019年も当社を御利用いただきまして、心より感謝いたします。来年2020年は、マネックスにとって大きく変わる年にします。その決意を胸に、新年を迎えたいと思います。皆さまにおかれましても、是非良いお年をお迎えください。
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