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VIEW POINT:明日への視点 |
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本日の日経平均は368円安となりました。米小売り企業の決算や長期金利の上昇を嫌気して昨日の米国市場が大幅下落となったことで売りが優勢となりました。一時420円以上下げる場面もありましたが、節目の27,000円を前に下げ渋るとやや持ち直しました。しかし、明日が休場となるため手じまい売りも出て下げ幅を広げ昨日にサポートとなった25日移動平均線(27,376円)や、13日にサポートとなった200日移動平均線(27,268円)を割り込みました。そのため下値への警戒感がやや意識されそうですが、昨日時点で130%を超え買われ過ぎとなっていた東証プライム市場の騰落レシオが120%を下回ってきたことから休場明け以降の反発に期待したいところです。
なお、日本時間の23日午前4時には1月31日-2月1日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表される予定です。ここにきて米連邦準備理事会(FRB)高官から一段の利上げに対して積極的な発言が相次いでいることからFOMCでどのような議論が行われたかが注目されます。また、休場明けの24日には衆議院で次期日銀総裁候補である植田和男氏の所信聴取が予定されています。金融政策の方向性や考え方が焦点となりそうで長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の見直しなど緩和修正を示唆するような発言があるかが注目されます。 |
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国内相場概況 |
主要指数 |
終値 |
前日比(%) |
日経平均 |
27,104.32 |
- 368.78(-1.34%) |
日経225先物 |
27,130 |
- 320(-1.16%) |
TOPIX |
1,975.25 |
- 22.21(-1.11%) |
JPX日経400 |
17,828.48 |
- 192.51(-1.07%) |
単純平均(プライム) |
2,464.30 |
- 21.85 |
東証プライム市場指数 |
1,016.36 |
- 11.43(-1.11%) |
東証スタンダード市場指数 |
1,042.59 |
- 4.19(-0.40%) |
東証グロース市場指数 |
960.48 |
- 14.28(-1.46%) |
東証マザーズ指数 |
752.75 |
- 11.59(-1.52%) |
東証プライム |
値上がり銘柄数 |
375銘柄 |
値下がり銘柄数 |
1,393銘柄 |
変わらず |
69銘柄 |
比較できず |
0銘柄 |
騰落レシオ(25日間) |
118.54%(-14.04%) |
売買高 |
12億0199万株(概算) |
売買代金 |
2兆8131億3200万円(概算) |
時価総額 |
704兆7816億円(概算) |
為替レート(15時) |
米ドル/円 |
134.76-77円 |
ユーロ/円 |
143.65-69円 |
個別銘柄 |
銘柄名(銘柄コード) |
終値 |
前日比(%) |
ヤクルト本社(2267) |
9,310 |
+160(+1.74%) |
堅調 SMBC日興が目標株価引き上げ 国内値上げすればアップサイド期待高まる。 |
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ガーラ(4777) |
517 |
+80(+18.30%) |
大幅高 暗号資産「GHUB」のLBank上場を材料視か。 |
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フルハシEPO(9221) |
2,211 |
+400(+22.08%) |
大幅高 公募・売り出しで13.8億円調達 株式分割も発表。 |
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住友林業(1911) |
2,567 |
-97(-3.64%) |
大幅安 SMBC日興が「2」へ引き下げ 米国住宅の回復は織り込まれた。 |
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T&DHD(8795) |
2,011 |
-126(-5.89%) |
大幅安 三菱UFJMSが「Neutral」に引き下げ 将来利益からの株主還元は慎重のもよう。 |
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ゆうちょ銀行(7182) |
1,140 |
-79(-6.48%) |
大幅安 日本郵政が同社株を追加売却の方向で調整と伝わる。 |
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東京ガス(9531) |
2,505 |
-172(-6.42%) |
大幅安 株主還元方針を変更 総還元性向4割程度へ。 |
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