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VIEW POINT:明日への視点 |
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本日の日経平均は479円安となりました。米大手金融株が大きく下げたことや、米ハイテク株にも売りが出て昨日の米国市場が大きく下落したことで大幅反落となりました。日銀が現行の金融緩和政策の維持を決めた金融政策決定会合の結果を前引け後に発表したことで後場寄り直後に260円安余りまで下げ幅を縮める場面もありましたが、上値は重くその後再び下げ幅を広げると500円以上の下落となりました。しかし、昨日までの5日間で1,100円以上上げ急ピッチでの上昇となっていたことや、東証プライム市場の騰落レシオが昨日時点で132.6%となり買われ過ぎとなっていたことからすると必要なスピード調整だったとみることもできそうです。なお、日本時間の22時30分には2月の米雇用統計が発表される予定です。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は7日の議会証言で、今後のデータ次第で利上げのペースを加速する用意があり、最終的な政策金利の水準が従来の予想よりも高くなる可能性があると述べています。そのため米雇用統計の結果にいつも以上に関心が集まりそうでマーケットの反応が注目されます。 |
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国内相場概況 |
主要指数 |
終値 |
前日比(%) |
日経平均 |
28,143.97 |
- 479.18(-1.67%) |
日経225先物 |
27,860 |
- 510(-1.79%) |
TOPIX |
2,031.58 |
- 39.51(-1.91%) |
JPX日経400 |
18,306.09 |
- 364.69(-1.95%) |
単純平均(プライム) |
2,522.41 |
- 40.65 |
東証プライム市場指数 |
1,045.36 |
- 20.37(-1.91%) |
東証スタンダード市場指数 |
1,063.97 |
- 10.42(-0.97%) |
東証グロース市場指数 |
974.90 |
- 17.21(-1.73%) |
東証マザーズ指数 |
762.19 |
- 14.15(-1.82%) |
東証プライム |
値上がり銘柄数 |
125銘柄 |
値下がり銘柄数 |
1,673銘柄 |
変わらず |
37銘柄 |
比較できず |
0銘柄 |
騰落レシオ(25日間) |
127.62%(-5.02%) |
売買高 |
16億9375万株(概算) |
売買代金 |
4兆1566億4900万円(概算) |
時価総額 |
723兆7159億円(概算) |
為替レート(15時) |
米ドル/円 |
136.64-65円 |
ユーロ/円 |
144.63-67円 |
個別銘柄 |
銘柄名(銘柄コード) |
終値 |
前日比(%) |
大日本印刷(7912) |
3,930 |
+140(+3.69%) |
大幅高 4000万株・1000億円を上限に自社株買い 消却も発表。 |
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積水ハウス(1928) |
2,771 |
+43.5(+1.59%) |
堅調 今期最終益5%増見込む 前期は20%増 自社株買いも発表。 |
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エネチェンジ(4169) |
1,442 |
+57(+4.11%) |
大幅高 SBIが目標株価引き上げ トンネルの先が鮮明に見えてきた。 |
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菱洋エレクトロ(8068) |
2,728 |
+176(+6.89%) |
大幅高 今期最終益80%増見込む 前期は63%増。 |
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三菱UFJ(8306) |
932.7 |
-60.9(-6.12%) |
大幅安 日銀会合での現状維持受けて下げ幅拡大 地銀株も安い。 |
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日本郵船(9101) |
3,395 |
-239(-6.57%) |
大幅安 新中計を策定 新たな株主還元方針も公表。 |
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ソフトバンクG(9984) |
5,343 |
-357(-6.26%) |
大幅安 米SVB発の金融ショック受けスタートアップへの財務懸念広がる。 |
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