マネックスメール
第6132号 2024年8月14日(水)
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本日のマネックスメールでは、「ハッチと見る最新インド株投資環境〜注目のベトナム株やS&P500とインド株の併せ持ちも解説〜」についてご案内します。2024年6月に行われたインド下院総選挙により第3次モディ政権が誕生したインドの今後の投資環境に注目されている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 選挙後の「インド株投資環境」についてハッチ(岡元兵八郎)が深掘りします!長年新興国のマーケット調査を行ってきた大和アセットマネジメントの金春愛氏に解説していただき、インドの次の注目国ベトナムについてもプロの目線でお話をしていただきました。

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本日の日経平均は3日続伸となりました。303円高の36,535円で寄り付いた日経平均は取引開始から5分余りで451円高の36,683円まで上昇した後伸び悩むと、岸田文雄首相による自民党総裁選の不出馬を巡る報道で不安定な値動きとなり、11時10分過ぎにマイナスに転じ157円安の36,074円まで下落しました。その後下げ渋るとしばらくは昨日の終値を挟んで小幅にもみ合う展開となりましたが、14時30分ごろから買いが優勢になると引けにかけて上げ幅を広げ結局209円高の36,442円で取引を終えています。こうしたなか新興市場も高く東証グロース市場250指数が上昇となっています。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 ハッチと見る最新インド株投資環境
5 本日の注目コラム
6 IPO需要申告受付中
7 大槻奈那のつぶやき
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1 相場概況
日経平均は3日続伸 一時マイナスとなるも持ち直し209円高
(マネクリに移動します)
VIEW POINT:明日への視点
本日の日経平均は209円高となりました。7月の米卸売物価指数(PPI)がインフレ鈍化を示す内容だったことで昨日の米国市場が大幅上昇となったことで買いが優勢となりました。450円以上上げる場面もありましたが、一時146円前半まで円高が進んだこともあってマイナスに転じると150円以上下げる場面もありました。そのため日中の値幅こそ609円と徐々に小さくなりつつあるもののマーケットは依然として不安定だといえそうで、引き続きドル円の動向に神経質な展開が続きそうです。なお、日本時間の21時30分には7月の米消費者物価指数(CPI)が発表となります。米卸売物価指数(PPI)同様にインフレ鈍化を示す内容となるかが注目されます。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 36,442.43 + 209.92(+0.58%)
日経225先物 36,380 + 160(+0.44%)
TOPIX 2,581.90 + 28.35(+1.11%)
JPX日経400 23,676.03 + 230.25(+0.98%)
単純平均(プライム) 2,737.78 + 24.64
東証プライム市場指数 1,328.81 + 14.61(+1.11%)
東証スタンダード市場指数 1,199.66 + 9.61(+0.81%)
東証グロース市場指数 763.87 + 13.61(+1.81%)
東証グロース市場250指数 592.90 + 10.98(+1.89%)
東証プライム
値上がり銘柄数 1,223銘柄
値下がり銘柄数 369銘柄
変わらず 54銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ(25日間) 99.08%(+6.93%)
売買高 19億7924万株(概算)
売買代金 4兆7016億5000万円(概算)
時価総額 890兆7475億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 147.07-08円
ユーロ/円 161.64-68円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
サッポロHD(2501) 7,144 +920(+14.78%)
大幅高 上期営業黒字転換 酒類・食品飲料事業で大幅増益。
アシックス(7936) 2,383 +59(+2.53%)
堅調 上期営業益76%増 自社株買いも発表。
オープンハウス(3288) 5,548 +346(+6.65%)
大幅高 3Q累計最終益12%増 負ののれん発生益の計上が寄与。
イムラ(3955) 1,084 +68(+6.69%)
大幅高 自民党総裁選挙に立候補しない意向と伝わる 解散総選挙の思惑。
アドベンチャ(6030) 4,155 -700(-14.41%)
大幅安 今期最終益は上限2.4倍見込む 前期は計画下回る。
メルカリ(4385) 2,021 -154(-7.08%)
大幅安 今期売上収益は上限12%増見込む コンセンサス下回る。
トリドールHD(3397) 3,506 -314(-8.21%)
大幅安 1Q最終益43%減 英フルハムの減損計上や組織再編費用など響く。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証プライム値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(8月13日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 39,765.64 + 408.63(+1.03%)
S&P500 5,434.43 + 90.04(+1.68%)
NASDAQ 17,187.61 + 407.00(+2.42%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
インテル(INTC) 20.47 +1.11(+5.73%)
ナイキ クラスB(NKE) 78.50 +3.86(+5.17%)
ボーイング(BA) 168.76 +4.63(+2.82%)
アマゾン・ドットコム(AMZN) 170.23 +3.43(+2.06%)
マイクロソフト(MSFT) 414.01 +7.20(+1.77%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) 158.39 -1.49(-0.93%)
ウォルマート(WMT) 68.13 -0.57(-0.83%)
シェブロン(CVX) 144.15 -0.87(-0.60%)
ウォルト・ディズニー(DIS) 85.60 -0.35(-0.41%)
ハネウェル・インターナショナル(HON) 196.73 -0.06(-0.03%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
3Dシステムズ(DDD) 1Q
ブルーバード・バイオ(BLUE) 2Q
カーディナル・ヘルス(CAH) 4Q
クラウン・クラフツ(CRWS) 1Q
エスロン・メディカル(AEMD) 1Q
上記を含む13銘柄
米国株式決算カレンダー
・あくまで決算発表予定であり、変更となる場合がございます。
・米国株式決算カレンダーは日本市場の営業日18:30頃に更新いたします。
(米国市場の前営業日分に発表されたものが含まれます。)
3 マネックス証券からのお知らせ
【ON COMPASS】足元の運用状況のご紹介
ON COMPASSは目標に向かってリスクを徹底管理するおまかせ資産運用サービスです。今回は足元の運用状況および金融市場の状況についてご説明します。 ON COMPASSについては、昨今の世界金融市場の影響を受け軟調に推移しているものの、底堅い値動きとなっています。
お盆中に確認しておきたい親の認知症3つのサイン
現在も親の遠距離介護をしており、筆者である介護作家、ブロガーの工藤 広伸氏がお盆期間中に見つけやすい認知症の3つのサインをご紹介します。
4 ハッチと見る最新インド株投資環境
ハッチと見る最新インド株投資環境~注目のベトナム株やS&P500とインド株の併せ持ちも解説~
2024年6月に行われたインド下院総選挙により第3次モディ政権が誕生したインドの今後の投資環境に注目されている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 選挙後の「インド株投資環境」についてハッチ(岡元兵八郎)が深掘りします!長年新興国のマーケット調査を行ってきた大和アセットマネジメントの金春愛氏に解説していただき、インドの次の注目国ベトナムについてもプロの目線でお話をしていただきました。
5 本日の注目コラム
ストラテジーレポート
岸田首相 総裁選不出馬 リスクはチャンス
広木 隆 2024年8月14日
ストックボイス
乱高下するマーケット、どう見るべきか
塚本 憲弘 2024年8月13日
吉田恒の為替デイリー
【為替】実質実効レートで考える循環的円高
吉田 恒 2024年8月14日
投資のヒント
5社が東宝の目標株価を引き上げ
金山 敏之 2024年8月14日
日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説
【米国】米PPI(7月)は前年比+2.2%と市場予想を下振れ9月利下げを後押し、株価は上昇
マネックス証券 2024年8月14日
【福永博之のいまさら聞けないテクニカル分析講座】【日本株】200日移動平均線上を回復できるか要注目の週
6 IPO需要申告受付中

新規公開株(IPO)

Cross Eホールディングス株式会社(231A)
8月20日(火)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

7 大槻奈那のつぶやき
大槻奈那
首相交代の市場影響と、本当に注目すべき点

私事で恐縮ですが、今日は、夏休みの最終日でした。こちらのコラムは、もちろん通常営業。気になったせいか、昨晩は、コラムを忘れてマネックスさんに叱られる夢で目が覚めました…夢でよかったです。

先週の混乱から一変、今週は大幅な上昇でスタートしました。この上昇が腰折れしたのが、本日午前中の「岸田首相、自民党総裁選不出馬」との報道でした。不確実性を嫌う株式市場は、報道後に若干ネガティブに反応しましたが、引けにかけて急速に値を戻しました。

首相が交代したら、株価は上昇するでしょうか。岸田政権下では、新NISAや資産運用立国等、市場にポジティブな変革が進みました。日銀の判断は政策からは独立していますが、在任期間中に一定の正常化が実現したのも事実です。次期内閣も、当面はこうした方向性を粛々と推進するのではと思います。

だとすると、日本市場のファンダメンタルズは悪くないでしょう。問題は、月初の株価の大暴落を生んだ背景の一つである米国経済と金利の動き、そして、それに伴うドル円の動きです。米国経済が(景気後退まではいかずとも)景気減速に向かうなら、いかに生成AI関連が強くても、米国株全体がこれまでほどの上値追いを続けるのは難しくなるでしょう。

近年、日本株の為替影響は高まっており、例えば、米国株が下落しても日本株が上昇するような場合には殆どのケースで円安が支えになっています。過去10年、米国株に逆行して日本株が上がった月は、82%の確率で円安に振れています(TOPIXとS&P500のデータ)。

もちろん、長期的には株価は企業収益の成長力に従うと思います。しかし、短期的には、米国の動向とこれに伴うドル円レートに振られやすい市場が続きそうです。



過去の「マネックスみんなのつぶやき」はこちら(マネクリへ移動します。)
大槻 奈那氏
ピクテ・ジャパン株式会社 シニアフェロー
内外の金融機関、格付機関にて金融に関する調査研究に従事。Institutional Investors誌によるグローバル・アナリストランキングの銀行部門にて2014年第一位を始め上位。政府のデジタル臨時行政調査会、財政制度等審議会委員、規制改革推進会議議長、中小企業庁金融小委員会委員、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のアドバイザー等を勤める。日本経済新聞「十字路」、日経ヴェリタス「プロの羅針盤」、ロイター為替フォーラム等で連載。日経Think!エキスパート・コメンテーター、テレビ東京「モーニングサテライト」で解説。名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科教授 東京大学文学部卒、ロンドンビジネススクールMBA、一橋大学博士(経営学)
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    投資信託の収益分配金に関するご説明
    通貨選択型投資信託の収益/損失に関するご説明
  • レバレッジ型商品の価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。上記の理由から、レバレッジ型商品は、中長期間的な投資の目的に適合しない場合があります。
    レバレッジ型・インバース型ETF等の投資リスクについて
  • 株価指数先物取引および株価指数オプション取引の価格は、対象とする株価指数の変動等により上下するため、これにより元本損失が生じるおそれがあります。株価指数先物取引では、少額の証拠金で当該証拠金の額を上回る取引を行うことができることから、対象とする株価指数の変動等により、差し入れた証拠金の額を上回る損失(元本超過損)が生じるおそれがあります。株価指数オプション取引では、買方が期限までに権利行使または転売を行わない場合、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。他方、売方は、証拠金の額を上回る取引を行うこととなるため、市場価格が予想と反対の方向に変化したときの損失が限定されず、元本超過損を負うおそれがあります。オプションを行使できる期間には制限がありますのでご注意ください。日経225先物取引では1枚あたり250円(税込:275円)、日経225ミニは1枚あたり35円(税込:38.5円)、日経225マイクロは1枚あたり10円(税込:11円)、JPX日経400先物は1枚あたり50円(税込:55円)の取引手数料がかかります。日経225オプション取引では、売買代金の0.18%(税込:0.198%)(ただし最低手数料180円(税込:198円))、日経225ミニオプション取引では売買代金の0.18%(税込:0.198%)(ただし最低手数料18円(税込:19.8円))の取引手数料がかかります。なお、特別清算指数(SQ)で決済される時や日計り取引時にも前記手数料がかかります。株価指数先物取引および株価指数オプション取引(売建て)では、「VaR方式により計算する証拠金の額×当社が定めた掛け目(※)−ネットオプション価値の総額」の証拠金を担保として差入れまたは預託していただきます(※当社は、指数の変動状況などを考慮の上、証拠金額に対する掛け目を任意で設定し、変更することがあります)。また、取引額の当該証拠金に対する比率は、証拠金の額がVaR方式により、先物取引全体の建玉から生じるリスクに応じて計算されることから、常に一定ではありません。
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    (法人口座)
    金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号の定める定量的計算モデルにより金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率です。ただし、金融先物取引業協会の算出した為替リスク想定比率が、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率(原則1%、一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)を下回る場合には、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率を優先させることとします。
  • 暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDでは、暗号資産の価格変動によって、元本損失が生じるおそれがあります。また、取引金額が預託すべき証拠金の額に比して大きいため、取引対象である暗号資産の価格変動により、その損失の額が証拠金の額を上回る(元本超過損)おそれがあります。損失が一定比率以上になった場合に自動的に反対売買により決済されるロスカットルールが設けられておりますが、相場の急激な変動により、元本超過損が生じるおそれがあります。加えて、相場の急激な変動により、意図した取引ができない可能性があります。暗号資産CFDでは、取引手数料はかかりませんが、ロールオーバー時に保有している建玉ごとに毎営業日レバレッジ手数料がかかります。レバレッジ手数料は当社が営業日単位で指定する料率が適用されます。なお、その料率は、相場状況によって日々変動するため、固定値として事前にお示しすることができません。また、レバレッジ手数料は消費税等の課税対象です。日々のレバレッジ手数料の詳細は取引ツール内及び当社ホームページよりご確認ください。当社は、取扱い銘柄ごとにオファー価格(ASK)とビッド価格(BID)を同時に提示します。オファー価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格はビッド価格よりも高くなっています。流動性の低下、相場の急激な変動により、スプレッドの幅は拡大することがあります。暗号資産CFDでは、取引額に対して一定の証拠金率(50%)以上で当社が定める金額の証拠金(必要証拠金)が必要となります。ただし、相場の急激な変動等の事由が発生した場合には当社判断により変更することがあります。当社は、暗号資産交換業者ではなく、暗号資産取引を提供していません。
  • マネックス・ゴールド取引では、取引対象である金地金等の価格の変動により元本損失が生じるおそれがあります。マネックス・ゴールド取引に際しては、マネックス・ゴールド口座の開設が必要です。1回の注文の上限金額、重量はそれぞれ99億9,999万9千円、100万gです。スポット取引の注文は約定まで、積立取引は当月分の買付について前月25日(休業日の場合は前営業日)15:30まで、変更・取消しが可能です。商品に欠陥がある場合を除き、お客様の購入された金地金等について、返品・交換はお受けできません。販売価格、代金の支払い時期・方法、受渡時期等、特定商取引法に基づき省略されている事項について、マネックス・ゴールド口座をお持ちの方にはログイン後のウェブサイトにて通知いたします。当該口座をお持ちでない方には、請求のあった場合、書面にて遅滞なく通知いたします。(販売価格は、当社が請求を受けた日の9:30時点の価格を通知いたします。)
  • お取引の際には、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「上場有価証券等書面」「目論見書補完書面」「目論見書」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」等を必ずお読みください。
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