マネックスメール
第6184号 2024年10月30日(水)
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本日のマネックスメールでは、「【祝6周年】数字で振り返るマネクリ」についてご案内します。マネックス証券が運営する、お金と投資の情報メディア「マネクリ」は、2024年10月19日に6周年を迎え、これまでに累計で約4,300万ユーザーの方にレポート・コラムをお読みいただきました。6周年を記念して、マネクリが歩んできた6年間を振り返ります。また、総勢2,000名様に「マネクリ2025年卓上カレンダー」があたるキャンペーンを実施しております。

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本日の日経平均は、3日続伸となりました。米国、ナスダック総合指数の最高値更新を受けて、日本市場も半導体関連銘柄等のハイテク株が好調に推移し、相場をけん引しました。一方で、決算内容が市場予想を下回った銘柄は下落が顕著でした。前場は、199円高の39,102円で寄り付いた日経平均は、その後も堅調に推移しました。前日の米国株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2.3%上昇したことを受け、半導体関連銘柄に買いが集まり、日経平均株価を押し上げました。前場は486円高の39,390円で取引を終えました。後場に入ると早々に本日の高値である514円高の39,417円をつけるも、その後は伸び悩みました。新しい材料が乏しい中で、利益確定の売りにより上値が抑えられました。最終的には、373円高の39,277円で取引を終えました。新興市場では、東証グロース250指数が3日続伸、0.5%高となりました。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 【祝6周年】数字で振り返るマネクリ
5 本日の注目コラム
6 大槻奈那のつぶやき
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1 相場概況
日経平均は3日続伸 半導体等のハイテク株がけん引
(マネクリに移動します)
VIEW POINT:明日への視点
本日の日経平均は、約2週間ぶりに39,000円を回復する水準まで上昇しました。日本の政策運営に関するニュースが発表されるも、株価への反応は限定的で、総じて上昇基調がうかがえました。明日に向けて、国内の決算銘柄は日立(6501)、アドバンテスト(6857)、京セラ(6971)、エムスリー(2413)が予定されており、米国ではメタ[META]、マイクロソフト[MSFT]に注目が集まります。米国大型テック株は、17日のネットフリックス[NFLX]、29日のアルファベット[GOOG]が市場予想を上回る決算を発表しており、ここまでのところ好調さがうかがえます。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 39,277.39 + 373.71(+0.96%)
日経225先物 39,490 + 520(+1.33%)
TOPIX 2,703.72 + 21.70(+0.81%)
JPX日経400 24,661.50 + 189.00(+0.77%)
単純平均(プライム) 2,706.62 + 14.37
東証プライム市場指数 1,391.44 + 11.21(+0.81%)
東証スタンダード市場指数 1,220.35 - 1.19(-0.10%)
東証グロース市場指数 801.62 + 3.69(+0.46%)
東証グロース市場250指数 625.76 + 3.22(+0.52%)
東証プライム
値上がり銘柄数 907銘柄
値下がり銘柄数 677銘柄
変わらず 61銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ(25日間) 91.36%(+0.30%)
売買高 34億3300万株(概算)
売買代金 7兆9645億9600万円(概算)
時価総額 935兆0115億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 153.23-24円
ユーロ/円 165.73-77円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
キーエンス(6861) 69,160 +2,150(+3.20%)
大幅高 上期最終益6%増 増配も発表。
山崎パン(2212) 3,092 +410.5(+15.30%)
大幅高 3Q累計営業益39%増 値上げも発表。
四国電(9507) 1,372.5 +148(+12.08%)
大幅高 通期経常益を上方修正 上期は14%減。
ギフトHD(9279) 3,370 +150(+4.65%)
大幅高 SBIが新規に「買い」 ラーメン業界にも寡占化の波が訪れつつある。
エレマテック(2715) 2,105 +400(+23.46%)
大幅高 豊田通商が1株2400円でTOB 上場廃止へ。
SMS(2175) 1,844.5 -299(-13.94%)
大幅安 上期営業益24%減 採用や広告投資によるコスト増加が響く。
住友ファーマ(4506) 537 -83(-13.38%)
大幅安 上期最終損益322億円の赤字 構造改革費用など影響。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証プライム値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(10月29日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 42,233.05 - 154.52(-0.36%)
S&P500 5,832.92 + 9.40(+0.16%)
NASDAQ 18,712.75 + 145.56(+0.78%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
セールスフォース・ドットコム(CRM) 298.89 +5.12(+1.74%)
ボーイング(BA) 152.98 +2.29(+1.52%)
アマゾン・ドットコム(AMZN) 190.83 +2.44(+1.30%)
マイクロソフト(MSFT) 431.95 +5.36(+1.26%)
シスコシステムズ(CSCO) 55.68 +0.40(+0.72%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ホームデポ(HD) 395.07 -7.82(-1.94%)
コカ・コーラ(KO) 65.56 -1.11(-1.66%)
トラベラーズ・カンパニーズ(TRV) 248.67 -3.70(-1.47%)
シェブロン(CVX) 148.52 -2.02(-1.34%)
ウォルマート(WMT) 81.70 -1.05(-1.27%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
クリアウェイ・エナジー(CWEN) 3Q
オーティス ワールドワイド(OTIS) 3Q
TEコネクティビティ(TEL) 4Q
ジンマー・バイオメット・ホールディングス(ZBH) 3Q
オートマチック・データ・プロセシング(ADP) 1Q
上記を含む81銘柄
米国株式決算カレンダー
・あくまで決算発表予定であり、変更となる場合がございます。
・米国株式決算カレンダーは日本市場の営業日18:30頃に更新いたします。
(米国市場の前営業日分に発表されたものが含まれます。)
3 マネックス証券からのお知らせ
どなたでも使える「銘柄スカウターライト」提供開始
マネックス証券のお客様向けに提供している企業業績分析ツール「マネックス銘柄スカウター」の基本機能をどなたでも利用できるように開放した「マネックス銘柄スカウターライト」の提供を開始しました。「銘柄スカウターライト」は日本株に特化し、個人投資家にとってベーシックな企業分析を手軽に行えます。
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4 【祝6周年】数字で振り返るマネクリ
【祝6周年】数字で振り返るマネクリ
マネックス証券が運営する、お金と投資の情報メディア「マネクリ」は、2024年10月19日に6周年を迎え、これまでに累計で約4,300万ユーザーの方にレポート・コラムをお読みいただきました。6周年を記念して、マネクリが歩んできた6年間を振り返ります。また、総勢2,000名様に「マネクリ2025年卓上カレンダー」があたるキャンペーンを実施しております。
5 本日の注目コラム
吉田恒の為替デイリー
【為替】「5年MA2割超の円安」の意味とは?
吉田 恒 2024年10月30日
投資のヒント
コマツは通期の営業利益を上方修正
金山 敏之 2024年10月30日
日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説
【米国】消費者信頼感指数、10月は108.7に大幅改善―労働市場に関する評価も回復
マネックス証券 2024年10月30日
市場のテーマを再訪する。アナリストが読み解くテーマの本質
【日本株】与党大敗、相場はどうなる?
長谷部 翔太郎 2024年10月30日
【福永博之のいまさら聞けないテクニカル分析講座】【日本株】200日移動平均線上を維持できるかが、もち合い継続のカギ
6 大槻奈那のつぶやき
大槻奈那
ビットコインが史上最高値更新。トランプ・トレードの夢はリアルか幻か

10月30日の朝、ビットコインが円建てで史上最高値を一時更新し、1BTC当たり1128万円をつけました(ブルームバーグ)。ドル建てでも3月の高値である7万3798ドルまでごくわずかに迫ってきていますので、記録更新は時間の問題と思います。ここまでの1年で、ビットコイン価格は約2倍になっています。

昨今のビットコインの強さの背景は、なんといっても「トランプ・トレード」です。一部の暗号資産アナリストは、ビットコインが2050年までに290万ドルに達する(ヴァンエック)というスーパー強気な見通しを公表しています。

かつて「ビットコインは詐欺のようだ」といった否定的な発言をしていたトランプ氏ですが、今回は、イーロン・マスク氏を始めとする業界からの支援によって、宗旨替えをしています。例えば、少し前には「ホワイトハウスに返り咲いたら米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長を解任し、仮想通貨業界に友好的な人物を後任に据える」などと演説しました。

SEC長官のすげ替えは大統領の権限で恐らく実現可能でしょう。しかし、強気派はもっと先を見据えています。例えば、暗号資産が中央銀行の準備資産になるとか、国際決済に使われるのでは、といった思惑です。

では、トランプ政権が実現した場合、本当に米国の準備資産に暗号資産を組み入れることはできるのでしょうか。そのためには、まず米国の中央銀行FRBによる決定が必要で、財務省との協議、そして、議会で連邦準備法の改正の手続きを経た後、大統領が署名をして手続きが終了します。仮に共和党が議会の過半数を握り、財務省の意思決定をおさえたとしても、まずは、政府から独立したFRBを動かす必要がありますし、もし暗号資産が準備資産に認められたとしても、実際に買うかどうかは実務上の判断にもなります。結局、暗号資産を準備資産に組み込むのは、たとえ大統領がそうした意向を持ったとしても、相当ハードルが高いと考えられます。

では、国際決済取引についてはどうでしょうか。既に、米国の経済制裁を受けているベネズエラでは、原油取引に暗号資産決済を進める方針であるなどと報じられています。このように、今後国際社会の分断が進むにつれ、米ドル離れが進む可能性はあるでしょう。ただし取引の決済通貨は、受け手側の意向もあるので、まずは価値が確立している金(ゴールド)などが優先されるでしょう。暗号資産の取引開始からまだ15年程度なのに対し、金の信認には5000年ともいわれる歴史があります。

大統領選までトランプ氏の優勢が続けば、夢はまだしばらく続きそうですし、長い目でみれば、ドル一強の現在の国際決済制度に風穴が空き、暗号資産が台頭する可能性も排除できないでしょう。しかし、短期的にみれば、トランプ・トレード後の現実は、そう甘くはないと考えられます。



過去の「マネックスみんなのつぶやき」はこちら(マネクリへ移動します。)
大槻 奈那氏
ピクテ・ジャパン株式会社 シニアフェロー
内外の金融機関、格付機関にて金融に関する調査研究に従事。Institutional Investors誌によるグローバル・アナリストランキングの銀行部門にて2014年第一位を始め上位。政府のデジタル臨時行政調査会、財政制度等審議会委員、規制改革推進会議議長、中小企業庁金融小委員会委員、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のアドバイザー等を勤める。日本経済新聞「十字路」、日経ヴェリタス「プロの羅針盤」、ロイター為替フォーラム等で連載。日経Think!エキスパート・コメンテーター、テレビ東京「モーニングサテライト」で解説。名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科教授 東京大学文学部卒、ロンドンビジネススクールMBA、一橋大学博士(経営学)
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    投資信託の収益分配金に関するご説明
    通貨選択型投資信託の収益/損失に関するご説明
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    レバレッジ型・インバース型ETF等の投資リスクについて
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  • お取引の際には、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「上場有価証券等書面」「目論見書補完書面」「目論見書」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」等を必ずお読みください。

NISA口座の開設およびお取引に関するご留意事項

<口座開設および金融機関変更に関して>

NISA口座は、同一年(1月〜12月)において、1人1口座(1金融機関)までの開設となります。その年の買付けがすでに行われている場合、金融機関変更はできません。また、NISA口座の残高を他金融機関へ移管することはできません。

<お取引に関して>

  • 上場株式などの配当金等を非課税で受け取るためには、「株式数比例配分方式」をご選択いただく必要があります。
  • 投資信託の分配金のうち特別分配金については従来より非課税です。
  • 投資信託の分配金の再投資買付は非課税投資枠を使用します。超過する場合は課税口座での再投資または分配金受取となります。
  • 外国株のお取引にはNISA口座および外国株取引口座の開設が必要です。
  • 年間投資枠(つみたて投資枠120万円/成長投資枠240万円)と非課税保有限度額(成長投資枠・つみたて投資枠合わせて1800万円/うち成長投資枠1200万円)の範囲内で購入した上場株式等から生じる配当所得や譲渡所得等が非課税となります。NISA口座内の上場株式等を売却した場合は、その翌年以降の年間投資枠の範囲内で非課税枠を再利用できます。
  • NISA口座で発生した損失は、特定口座・一般口座で保有する商品の譲渡益や配当金等と損益通算できず、また繰越控除もできません。
  • NISA口座の重複開設であることが判明した場合、そのNISA口座で買い付けた上場株式等は当初から課税口座で買い付けたものとして取り扱われ、買い付けた上場株式等から生じる配当所得および譲渡所得等については、遡及して課税されます。
  • 当社が税務署審査結果を受領するまでの間に支払われる投資信託の分配金については、分配金再投資コースで投資信託を購入いただいた場合でも再投資されず、分配金受取となります。
  • 非課税口座内上場株式等払出通知書、信託報酬等実額通知書は、原則電子交付サービスでのご提供となります。

<その他>

マネックス証券における取扱商品や、その他の口座開設およびお取引に関するご留意事項等につきましては、当社ウェブサイトにてご確認ください。
2024年からのNISAにかかるご留意事項
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