マネックスメール
第6460号 2025年12月17日(水)
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本日のマネックスメールでは、「年末年始サービス時間のご案内」についてご案内します。年末年始は、休業日や短縮時間等をご確認のうえ、お取引いただきますようお願い申し上げます。なお、年末年始に多いご質問は以下にまとめておりますので、あわせてご確認ください。年末年始によくあるお問合せ

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日経平均は29円高の49,413円をつけ、反発して寄付きました。寄付きは自律反発狙いの買いが先行するも、早々に下落に転じ、直後の9時4分には305円安の49,077円をつけ、本日の安値を更新しました。その後は徐々に持ち直し、前場後半にかけて再び上昇すると、170円高の49,553円で午前の取引を終えました。

後場も総じて方向感に欠ける展開となりました。中盤には再び下落に転じる場面もみられましたが、後半にかけて持ち直した日経平均は、最終的に128円高の49,512円と反発して取引を終えました。TOPIXは1ポイント安の3,369ポイントで続落しました。

新興市場では東証グロース250指数が2ポイント安の647ポイントと、こちらも続落して取引を終えました。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 年末年始サービス時間のご案内
5 本日の注目コラム
6 大塚雄介のつぶやき
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1 相場概況
日経平均は128円高の49,512円で反発 今夜のFRB高官発言に注目
(マネクリに移動します)
VIEW POINT:明日への視点
日経平均は自律反発の買いも寄与し、小幅に反発しました。労働市場を中心に米国マクロ経済の動向に不透明感があり、前日の米国市場が高安まちまちとなったことで、日本株の上値も重い一日となりました。 明日に向けては、今夜のFRB(米連邦準備制度理事会)高官の発言に注目が集まります。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁やアトランタ連銀のボスティック総裁、ウォラー理事など複数の当局者が発言する予定で、直近の雇用統計を受けて米国経済の先行きをどう見ているか、利下げのペースに変更があるかどうかが焦点となるでしょう。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 49,512.28 + 128.99(+0.26%)
日経225先物 49,710 + 250(+0.50%)
TOPIX 3,369.39 - 1.11(-0.03%)
JPX日経400 30,416.96 - 11.43(-0.04%)
単純平均(プライム) 3,030.50 + 0.24
東証プライム市場指数 1,735.22 - 0.54(-0.03%)
東証スタンダード市場指数 1,502.22 - 1.89(-0.13%)
東証グロース市場指数 851.16 - 3.58(-0.42%)
東証グロース市場250指数 647.80 - 2.58(-0.40%)
東証プライム
値上がり銘柄数 662銘柄
値下がり銘柄数 882銘柄
変わらず 65銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ(25日間) 110.71%(-0.62%)
売買高 21億8197万株(概算)
売買代金 5兆853億9000万円(概算)
時価総額 1138兆9486億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 155.32-33円
ユーロ/円 182.06-10円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
DOWA(5714) 6,998 +461(+7.05%)
大幅高 大和が投資判断引き上げ 銀鉱株として注目、貴金属・白金族上昇も追い風。
マクセル(6810) 2,491 +122(+5.14%)
大幅高 IoTデバイスの主電源に使用可能なコイン形全固体電池を開発。
住友鉱(5713) 5,882 +268(+4.77%)
大幅高 大和が投資判断を引き上げ 金鉱株として期待、銅価格上昇も追い風。
ERI HD(6083) 4,585 +700(+18.01%)
大幅高 通期最終益を上方修正 増配も発表。
ホシザキ(6465) 5,322 +175(+3.40%)
大幅高 期末配当予想を増額 55円→65円。
ニッスイ(1332) 1,159 -70.5(-5.73%)
大幅安 チリのサーモン養殖企業を完全子会社化 財務悪化を懸念。
ENEOS(5020) 1,069.5 -24(-2.19%)
軟調 原油安を嫌気 WTI先物は55ドル台に。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証プライム値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(12月16日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 48,114.26 - 302.30(-0.62%)
S&P500 6,800.26 - 16.25(-0.23%)
NASDAQ 23,111.46 + 54.05(+0.23%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ウォルト・ディズニー(DIS) 111.62 +1.13(+1.02%)
エヌビディア(NVDA) 177.72 +1.43(+0.81%)
ボーイング(BA) 206.71 +1.21(+0.59%)
アムジェン(AMGN) 326.74 +1.43(+0.44%)
ハネウェル・インターナショナル(HON) 198.26 +0.81(+0.41%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) 209.30 -4.87(-2.27%)
シェブロン(CVX) 146.75 -3.05(-2.04%)
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH) 334.20 -6.90(-2.02%)
メルク(MRK) 98.27 -1.99(-1.98%)
アイビーエム(IBM) 303.18 -5.48(-1.78%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
ゼネラル・ミルズ(GIS) 2Q
ベル(VERU) 4Q
マイクロン・テクノロジー(MU) 1Q
米国株式決算カレンダー
・あくまで決算発表予定であり、変更となる場合がございます。
・米国株式決算カレンダーは日本市場の営業日18:30頃に更新いたします。
(米国市場の前営業日分に発表されたものが含まれます。)
3 マネックス証券からのお知らせ
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4 年末年始サービス時間のご案内
年末年始サービス時間のご案内
年末年始のサービス時間をご案内いたします。休業日や短縮時間などをご確認のうえ、お取引いただきますようお願い申しあげます。
5 本日の注目コラム
吉野貴晶のマーケットクオンツ分析
【日本株】年末に仕込む高配当戦略、日本版「ダウの犬投資法」
吉野 貴晶 2025年12月17日
吉田恒の為替デイリー
【為替】米ドル/円と金利差との連動「復活」
吉田 恒 2025年12月17日
6 大塚雄介のつぶやき
大塚雄介
AI時代に備える~ナレッジ蓄積のすすめ~

最近、AIの話題を聞かない日はありません。技術の進化は止めることができないため、その流れにあらがうのではなく、適応することが大切です。

今後は、AIを使えない人材は淘汰されることでしょう。これは私自身も例外ではありません。流れに適応するためには、学習し続けるしかないのです。このような危機感があるため、私は意識的に、過去の仕事のやり方をアンラーニングし、AIを活用した働き方を実務を通して学んでいます。

現在主流のAIは、LLM(大規模言語モデル:Large Language Model)と呼ばれる仕組みを基盤としています。ChatGPTやGeminiのUIが優れているため、あたかもAIが自分で考えているように見えますが、実際には私たちがそう錯覚しているにすぎません。

AIは独自に考えているわけではなく、「次に続く可能性の高い言葉を予測している」に過ぎません。 この仕組みを理解すると、AIを今より少し効果的に活用できるようになります。

AIは大量のデータをもとに予測を行うため、何も指定せずに指示を出すと、精度の低い回答をしてしまいます。これが、よく言われる 『ハルシネーション(事実でない内容をもっともらしく生成する現象)』です。ハルシネーションを防ぐには、AIが参照するデータを絞ることが重要です。

たとえば、「**というファイルを参照して」といった形で、具体的な情報源を指定することです。

裏を返すと、「**というファイル」を継続的に蓄積し続けることで、AIを効率的に活用できるようになります。つまり、「**というファイル」= ナレッジ(知識資産) を蓄積することが、AI活用の重要なポイントの一つです。

この基礎が理解できると、AIエージェントを活用するための準備も整っていきます。AIエージェントについては、また別の機会に触れたいと思います。今後、個人も企業も、業務をAIに代替させて生産性を向上させることが求められる時代が到来するでしょう。その時代に備えて、まずはナレッジファイルを蓄積することから始めてみてはいかがでしょうか。



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