1. 市況レポート

市況概況 - まとめ -

マネックス証券オリジナル市況概況 (毎営業日、朝夕2回更新。)

  • 朝(8時30分ごろ) NY概況および東京市場見通し
  • 夕(17時30分ごろ) 東京市場概況および個別銘柄概況

執筆者:マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部

日本市場はトランプ次期米大統領の会見を前に様子見で小幅反発

1.概況
本日の日本市場は小幅に反発しました。日経平均は外部環境に大きな変化がないなか、昨日まで3日続落となっていたことや三桁の下げとなった翌日ということもあって自律反発から57円高の19,358円と小幅に上昇して寄り付きました。その後115円台後半で推移していたドル円が116円台を付けたことから上げ幅をやや広げ前引け10分ほど前には100円高まで買われましたが、上値を積極的に追う動きは限定的で前場は69円高で取引を終えました。前引けとほぼ変わらずの63円高でスタートした後場の日経平均は一時84円高となる場面もありましたが、19,300円台後半で小動きとなり結局63円高の19,364円と4日ぶりに反発して取引を終えています。新興市場では東証マザーズ指数が反落する一方で、日経ジャスダック平均は小幅に6日続伸となり昨日に続いて昨年来高値を更新しています。

2.個別銘柄等
原子力発電事業の巨額損失問題に揺れるなか、金融機関向けの説明会を開き主力取引行が資金繰り支援を継続する方針を表明したと伝わった東芝(6502)が大幅高となったほか、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が製造する次世代航空機のエンジン基幹部品に軽量で高い耐熱性を持つ炭化ケイ素(SiC)繊維の採用が決まったとの報道を受けてSiC繊維を手掛ける日本カーボン(5302)と宇部興産(4208)が大きく上昇し、急伸となった日本カーボンは一時ストップ高となる場面もありました。一方で国内の販管費がかさんだことや円高で海外店舗の利益も目減りしたことで2016年3-11月期が減益となったエービーシー・マート(2670)や、台風の相次ぐ上陸で販売が不振だったうえ、中国の百貨店で集客が低迷したことなどから通期の業績予想を下方修正したハニーズ(2792)、6年ぶりの公募増資を発表したケンコーマヨネーズ(2915)が大幅安となり、5%を超える下落となったケンコーマヨネーズは東証1部市場で下落率3位となっています。

【VIEW POINT: 明日への視点】
本日の日本市場は日経平均の後場の値幅が36円弱に止まるなどトランプ次期米大統領の会見を前に様子見ムードの強い一日でした。そのトランプ次期米大統領の会見は今晩、日本時間の12日午前1時から行われる予定で、米大統領選勝利後初めての会見ということもあって関心が高いことから、その発言を受けてマーケットが大きく動く可能性もありそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

バックナンバー


マネックスレポート一覧

当社の口座開設・維持費は無料です。口座開設にあたっては、「契約締結前交付書面」で内容をよくご確認ください。
当社は、本書の内容につき、その正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想及び判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。
提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。当社は本書の内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。本書の内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。内容に関するご質問・ご照会等にはお応え致しかねますので、あらかじめご容赦ください。

利益相反に関する開示事項

当社は、契約に基づき、オリジナルレポートの提供を継続的に行うことに対する対価を契約先金融機関より包括的に得ておりますが、本レポートに対して個別に対価を得ているものではありません。レポート対象企業の選定は当社が独自の判断に基づき行っているものであり、契約先金融機関を含む第三者からの指定は一切受けておりません。レポート執筆者、並びに当社と本レポートの対象会社との間には、利益相反の関係はありません。