シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之が、日々のニュースの中から、銘柄選びのお手伝いをします
会社予想は据え置きながら上振れが期待される最高益銘柄は
この上期は日本経済新聞社の集計によるとドル円が大幅な円高となったこともあって自動車や電機などを中心に製造業の17業種全てが減収となるなか、上場企業の経常利益は二桁の大幅な減益となり、通期でも小幅な減益予想となっています。しかし、そうしたなかでも最高益更新が予想される銘柄もあり、そうした銘柄のなかには会社予想を上回っての着地が期待されるものもあります。
こうしたなか昨日は最高益更新の会社予想が中間決算で上方修正されたもののなかから上振れそうなものを取り上げましたが、今回は予想が据え置きとなったものなかからコンセンサス予想が会社予想を5%以上上回り、上振れが期待されている最高益更新銘柄をピックアップしてみました。例えば日本M&Aセンター(2127)では14%余りの大幅増益での会社予想をコンセンサス予想が2割以上上回っています。