シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之が、日々のニュースの中から、銘柄選びのお手伝いをします
第1四半期決算を受けて目標株価の引き上げがあった銘柄は
先月から始まった3月決算企業の本決算発表もほぼ終わりましたが、3月決算企業の本決算発表と並行して12月決算企業の第1四半期決算発表も行われていました。その12月決算企業の第1四半期決算発表も3月決算企業の本決算発表と同じく一巡となりましたが、4月中に決算を発表した銘柄ではアナリストによる業績や目標株価などの見直しもある程度進んだとみられます。
そこで今回は4月中に第1四半期決算を発表した12月決算銘柄で、決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがキリンホールディングス(2503)と協和発酵キリン(4151)で5社が目標株価を引き上げています。また、サントリー食品インターナショナル(2587)でも4社が目標株価を引き上げています。