シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之が、日々のニュースの中から、銘柄選びのお手伝いをします
高値回復で出遅れが目立つ銘柄は
昨日の日経平均は57円高の20,881円と7日続伸となり2015年6月24日に付けたアベノミクス相場の高値(20,868円)を更新しました。昨日の日経平均は小幅に下落して始まったものの、下げ渋ると10時20分ごろにプラスに転じ20,800円台後半まで上げ幅を広げ一時は74円高まで買われました。引けにかけてやや上げ幅を縮めた日経平均ですが、結局57円高となりアベノミクス相場の高値を小幅に上回って取引を終えました。
このように日経平均がアベノミクス相場の高値を回復するなか今回は出遅れの目立つ銘柄を取り上げてみました。具体的にはTOPIX500採用銘柄のなかから昨日の株価が2015年6月24日の株価を1割以上下回る銘柄で、目標株価コンセンサスが2015年6月24日の株価を上回っているものをピックアップしています。例えばJT(2914)では昨日の株価が2015年6月24日の株価を2割近く下回っていますが、目標株価コンセンサスは2015年6月24日の株価とほぼ同水準となっています。