投資のヒント

シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之が、日々のニュースの中から、銘柄選びのお手伝いをします

金山 敏之 プロフィール

決算集計速報 PART7 後半戦ピークの決算発表で上方修正を行った銘柄は

先月下旬からスタートした3月期決算銘柄の中間決算もいよいよ終盤に差し掛かってきましたが、先週末10日が決算発表後半のピークで560社を超える上場企業が決算を発表しています。そこで10日の決算発表をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に早速集計してみると、折り返し地点の中間決算ということもあって業績予想の上方修正に踏み切る企業が引き続き多くみられました。

例えば大成建設(1801)や長谷工コーポレーション(1808)、戸田建設(1860)などの建設会社が通期の営業利益の見通しを上方修正しています。しかし、株価の反応は対照的で上方修正した見通しがコンセンサス予想に届かなかった大成建設と戸田建設の株価は決算発表を受けて大きく下げたのに対し、コンセンサス予想を上回る上方修正を行った長谷工コーポレーションの株価は堅調でした。そのほか三井金属鉱業(5706)やダイフク(6383)なども業績予想を上方修正しています。

もう一つのヒント

明日と週末の決算発表スケジュールは

決算発表もいよいよ終盤で決算発表も残すところ僅かとなりました。こうしたなか明日は鹿島(1812)やリクルートホールディングス(6098)、三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)などが、そして週末は東京海上ホールディングス(8766)などの大手損保などが決算発表を予定しています。

過去のレポート


マネックスレポート一覧

当社の口座開設・維持費は無料です。口座開設にあたっては、「契約締結前交付書面」で内容をよくご確認ください。
当社は、本書の内容につき、その正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。
提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更または削除されることがございます。当社は本書の内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。本書の内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。内容に関するご質問・ご照会等にはお応え致しかねますので、あらかじめご容赦ください。