シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之が、日々のニュースの中から、銘柄選びのお手伝いをします
第3四半期に増益に転じた12月決算銘柄は
先月下旬からスタートした3月決算企業の第2四半期決算発表もほぼ終わりましたが、それと並行して行われていたのが12月決算企業の第3四半期決算発表で、こちらもほぼ終了となっています。そこで今回は第1四半期(1-3月期)と第2四半期(4-6月期)の営業利益は減益ながら第3四半期(7-9月期)に増益に転じた12月決算銘柄をピックアップしてみました。
例えばシマノ(7309)は第1四半期の3ヵ月間が前年同期比5%余りの減益、第2四半期の3ヵ月間も14%近い減益で、第3四半期累計9ヵ月間(1-9月期)も4%の営業減益となっていますが、第3四半期の3ヵ月間でみると10%近い増益となっています。また、第1四半期と第2四半期に大幅な減益となったローランドDC(6789)でも第3四半期が3割余りの大幅増益に転じています。