シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之が、日々のニュースの中から、銘柄選びのお手伝いをします
更なる上方修正が期待される銘柄は
10月下旬からスタートした3月決算銘柄の第2四半期決算発表も先月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの上期は2割を超す経常増益となったようです。そして上期がこのように大幅な増益となるなか、折り返しの中間決算ということもあって通期の業績予想を上方修正する企業も目立ちましたが、そうした銘柄のなかには更なる上方修正が期待されるものもあります。
そこで決算発表終了から1ヵ月以上が経過しアナリストによる業績予想の見直しも随分と進んだとみられることから、今回は上方修正された会社予想の営業利益をコンセンサス予想がさらに1割以上上回る銘柄をピックアップしてみました。例えば国際石油開発帝石(1605)やJXTGホールディングス(5020)、任天堂(7974)ではコンセンサス予想が上方修正された会社予想を2割前後上回っています。