シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之が、日々のニュースの中から、銘柄選びのお手伝いをします
決算集計速報 PART7 決算に大きく反応した銘柄は
3月決算企業の本決算発表が先月下旬からスタートしていますが、大型連休で一旦減った決算発表も今週に入って再び増加し佳境を迎えています。こうしたなか昨日も多くの企業が決算を発表しTOPIX500採用銘柄に限っても70社以上の企業が決算を発表しています。そこで今回は昨日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速、集計してみました。
そのなかで決算に大きく反応したのがカカクコム(2371)や東レ(3402)で、カカクコムは1割余りの増益でコンセンサス予想並みとなる営業利益の見通しを発表したことから決算発表後に株価が急伸し11%余り上昇しています。一方で増益予想ながらコンセンサス予想を下回る営業利益の見通しを発表した東レは決算発表を受けて株価が5%を超える下落となっています。
もう一つのヒント
週明けの決算発表スケジュールは
先月下旬からスタートした決算発表も終盤に入ってきましたが、週明け以降もまだ決算発表は続きます。週明けは大林組(1802)や武田(4502)、日産(7201)、三菱地所(8802)などが決算を発表する予定です。