投資のヒント

シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之が、日々のニュースの中から、銘柄選びのお手伝いをします

金山 敏之 プロフィール

想定レートがより保守的な銘柄は

ここにきて円安が進んでいます。米長期金利が3%台に乗せるなど米国で金利が上昇するなかドル円が111円台を付けるなど円安が進行しています。このため企業の今期の業績予想における想定レートとのかい離が広がっています。今期のドル円の想定レートで最も多いのが105円ですが、なかにはより保守的に想定レートを置いている企業も幾つかみられます。

そこで今回は今期のドル円の想定レートを100円に置いている銘柄をピックアップしてみました。例えば今期は円高になるリスクが高いとの見方から日本電産(6594)ではドル円の想定レートを100円としています。また、コマツ(6301)や日立建機(6305)、三菱電機(6503)やファナック(6954)などでも今期の想定レートを100円としています。

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