シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之が、日々のニュースの中から、銘柄選びのお手伝いをします
決算発表後に3社以上が目標株価を引き上げた銘柄は
先月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も今週で終了しましたが、先月下旬に決算を発表した銘柄では決算発表から1カ月近く経過したこともありアナリストによる業績や目標株価の見直しも随分と進んだと思われます。そこで今回は先月26日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算企業を対象に決算後に3社以上が目標株価を引き上げた銘柄(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが多くみられたのがアドバンテスト(6857)で、コンセンサス予想を上回る大幅増益の営業利益の見通しを発表したこともあって決算発表後に8社が目標株価を引き上げています。また、コンセンサス予想並みの営業利益の見通しを発表した野村不動産ホールディングス(3231)と野村総合研究所(4307)でも5社が目標株価を引き上げています。