投資のヒント

シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之が、日々のニュースの中から、銘柄選びのお手伝いをします

金山 敏之 プロフィール

円安メリットの影響が大きそうな銘柄は

ここにきて円安が進んでいます。昨日のドル円は3日に発表された米ISM非製造業景況感指数が指数公表開始以来の最高を記録するなどとても強い数字となったことなどから米長期金利が大幅に上昇したことで一時114円台半ばまで円安が進む場面がみられました。そこでこのようにドル円が円安基調を強めるなか今回は円安メリットの影響が大きそうな銘柄を取り上げてみました。

具体的にはTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に仮に下期のドル円が115円で推移した場合に会社予想の利益を1割以上押し上げると試算される銘柄を想定レートと為替感応度(ドルに対して円が1円円安に動いた場合の年間の影響額の目安)から計算してピックアップしてみました。例えば日本郵船(9101)では仮に下期のドル円が115円で推移した場合には会社予想の経常利益が25%押し上げられることになりそうです。

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