第5132号 2020年7月14日(火)

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本日の日本市場は反落となりました。日経平均は152円安の22,631円で寄り付くと9時10分過ぎに107円安の22,677円まで持ち直す場面もありましたが、上値は重く下げ幅を広げると191円安の22,593円と前場の安値で取引を終えました。後場は204円安の22,580円でスタートすると12時45分に245円安の22,538円まで下落し本日の安値を付けました。その後やや戻した日経平均ですが22,500円台後半で推移すると結局197円安の22,587円で取引を終えています。

こうしたなか新興市場も軟調で東証マザーズ指数が3日ぶりに反落となったほか、日経ジャスダック平均も反落となっています。

1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 【AIレポート7月】NASDAQなどの新興市場は引き続き堅調
5 本日の注目コラム
6 IPO需要申告受付中
7 松本大のつぶやき

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1 相場概況

日本市場は昨日に大幅高となった反動で反落 日経平均は197円安(マネクリに移動します)

VIEW POINT:明日への視点

本日の日経平均は昨日の米国市場でハイテク株が売られたことや、昨日に500円近い上昇となった反動で下落となりました。本日は22,500円を下回ることはなく25日移動平均線を試すような場面はありませんでしたが、先月下旬以降は25日移動平均線を上下する展開が続いてきただけに明日以降も25日移動平均線(22,416円)を上回って推移できるかが引き続きポイントとなりそうです。なお、米国では決算発表がスタートしていますが、今晩はJPモルガン・チェース(JPM)やウェルズ・ファーゴ(WFC)などが決算を発表する予定です。

国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 22,587.01 - 197.73(-0.87%)
日経225先物 22,570 - 140(-0.61%)
TOPIX 1,565.15 - 7.87(-0.5%)
JPX日経400 14,119.85 - 72.12(-0.51%)
単純平均 2,080.15 - 12.92
東証二部指数 6,576.85 - 34.41(-0.52%)
日経ジャスダック平均 3,413.57 - 12.14(-0.35%)
東証マザーズ指数 997.41 - 15.94(-1.57%)
東証一部
値上がり銘柄数 814銘柄
値下がり銘柄数 1,263銘柄
変わらず 94銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 72.75%(-0.24%)
売買高 10億9642万株(概算)
売買代金 1兆9778億3700万円(概算)
時価総額 590兆4744億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 107.23-24円
ユーロ/円 121.58-62円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比
コーナン商事(7516) 3,810 +190
大幅高 1Q営業利益68%増 巣ごもり需要で関連商品が堅調。
キャンドゥ(2698) 2,392 +229
大幅高 今期営業益予想を上方修正 休業期間の水道光熱費や賃料など減少が寄与。
ライク(2462) 1,497 +209
大幅高 前期営業益15%増 介護関連サービス事業が好調。
ウェザーニューズ(4825) 3,925 +390
大幅高 今期営業益1%増見込む 前期は12%増で着地。
ビープラッツ(4381) 2,023 +173
大幅高 3社協業のIoTサブスク市場にて新たに3ソリューション追加。
ヴィッツ(4440) 2,449 +194
大幅高 7月31日に東証1部に市場変更 3Q営業利益12%増で着地。
インターライフ(1418) 236 +50
大幅高 1Q営業益2.2倍 不動産仲介案件が寄与。

提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ

東証一部値上がり・値下がり・売買代金ランキング

2 米国相場概況(7月13日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 26,085.80 + 10.50(+0.04%)
S&P500 3,155.22 - 29.82(-0.93%)
NASDAQ 10,390.84 - 226.60(-2.13%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ファイザー(PFE) 35.21 +1.38(+4.08%)
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH) 299.71 +8.48(+2.91%)
キャタピラー(CAT) 130.57 +2.56(+2.00%)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) 145.21 +2.84(+1.99%)
ゴールドマン・サックス(GS) 208.88 +3.32(+1.62%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
マイクロソフト(MSFT) 207.07 -6.60(-3.09%)
ウォルト・ディズニー(DIS) 116.22 -3.12(-2.61%)
ビザ クラスA(V) 189.02 -3.53(-1.83%)
インテル(INTC) 58.58 -0.95(-1.60%)
シスコシステムズ(CSCO) 45.93 -0.73(-1.56%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
デルタ航空(DAL) 1Q
ファスナル(FAST) 1Q
ジェイピー・モルガン・チェース(JPM) 1Q
シティグループ(C) 1Q
ウェルズ・ファーゴ(WFC) 1Q

米国株式決算カレンダー

3 マネックス証券からのお知らせ
貸株金利【年率15%】の銘柄も! 貸株で賢く運用
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4 【AIレポート7月】NASDAQなどの新興市場は引き続き堅調
【AIレポート7月】NASDAQなどの新興市場は引き続き堅調
AI(人工知能)を用いてマーケットを分析し、世界主要地域の見通しを視覚化し分かりやすく把握できるレポートを提供します。世界の景況感を天気予報形式で表現し、それぞれの地域の景況感を偏差値で算出した上でアセットクラス(株式・債券・REIT)への投資スタンスを「◎・○・△」の3段階でスコアリングします。
5 本日の注目コラム
香港Moneyチャット
中国の内需回復と人民元相場
Nippon Wealth Limited 2020年7月14日
相場一点喜怒哀楽
好都合の相場のシナリオ
東野 幸利 2020年7月14日
吉田恒の為替デイリー
68~75円の「NZドル高シナリオ」
吉田 恒 2020年7月14日
投資のヒント
米国企業の決算発表スケジュールは
金山 敏之 2020年7月14日
アクティビストタイムズ
「島耕作」に見るアクティビストへの理解の変化
マネックス証券 アクティビスト情報発信チーム 2020年7月14日
マネックス証券アナリスト陣のレポートによる最新のマーケット情報から、投資入門者向けのコンテンツまで、幅広く有益な情報を集約しています。手軽にマネー情報を読める「マネクリ」をぜひご覧ください。

マネクリ

6 IPO需要申告受付中

株式会社Sun Asterisk(4053)
7月20日(月)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

株式会社モダリス(4883)
7月20日(月)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

7 松本大のつぶやき

松本大

日本政府について

新型コロナウイルスに関わる、様々な活動の制限をするべきか否かなどについての話は、個人々々によって感覚や考え方が大きく違うので、中々書きにくいテーマです。また、感情的にもなりやすいテーマで、違う考え方に対して、とても強い反論も出がちなので、自らの考えをつまびらかにすることが憚られます。それでも尚、やっぱり書いておこうかなと思うことがあるので、今日は敢えて書いてみます。

日本政府の対応に対しては、全く動きが鈍く、他国と比べて情けない、と云う意見がある一方で、ロックダウンもせず自由に行動出来て重症者も桁違いに少ないので、他国に比べて素晴らしい、と云う意見が、真っ向に相反して存在しています。因みに私は外国の人との付き合いが多いですが、彼らはほぼ例外なく、後者の意見、即ち「日本はいいねぇ」となります。私も同感です。東京都の感染者数が最近増えていて心配ですが、用意された重症者用のベッド100床のうち、使用されているのは6床のみと云うことなので、少なくとも結果を客観的に見ると、日本の状況は上手くコントロールされていると、私は思っています。

香港にいる日本人の友人は、新型コロナウイルスに対する香港政府のダイナミックな対応について、本当に素晴らしい、日本も見習うべきだとSNSに書いていましたが、私は民主主義を放棄しつつある政府が、人々の行動をダイナミックに制限することを讃える気にはなれません。世界の多くの国々では、新型コロナウイルス問題と云う有事の中で、行動制限などの私権の制限や、国家権力の強化を進めています。日本政府はそれを行わないで、重症者を出さないと云うもっとも重要な結果をかなりのレベルで実現しているように私には見えます。

もし私が世界の政府の中からひとつだけ政府を選ぶことが出来るなら、少なくとも最近の状況に関わることについては、私は日本の政府を選びたいです。もちろん日本政府に対しては、私はゴマンと文句や批判もあります。それでも尚、新型コロナウイルス問題その他の最近の状況の中で、少なくとも他国に比べると、悪くないと思っています。個人的なつぶやきでした。

 

過去の「松本大のつぶやき」はこちら(マネクリへ移動します。)

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    詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「IFAコースの手数料」をご確認ください。
  • 国外株式および国外ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「国外株式等」)の売買では、株価等の価格の変動、外国為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化等により元本損失が生じるおそれがあります。国外ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じることがあります。国外株式等の場合には、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために、元本損失が生じることがあります。また、国外株式等は、国内金融商品取引所に上場されている場合や国内で公募・売出しが行われた場合等を除き、日本の法令に基づく企業内容等の開示が行われておりませんので、取引を行うにあたっては十分にご留意ください。なお、外国為替相場の変動により、外貨お預り金の円換算価値が下がり、円ベースでの元本損失が生じることがあります。中国株式等の売買では、約定金額に対し0.25%(最低手数料45香港ドル、上限手数料450香港ドル)の売買手数料がかかります。また、中国ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。米国株式等の売買では、約定代金に対し0.45%(ただし、手数料上限20米ドル)の国内取引手数料がかかります。また、上記取引手数料のほか売却時のみ現地取引費用がかかります。現地取引費用は、市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、その金額等および手数料等の合計額等をあらかじめ表示することはできません。また、米国ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。その他、円貨お預り金と外貨お預り金の交換時に所定の為替手数料がかかります。
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