マネックスメール
第5881号 2023年8月4日(金)
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本日の日経平均は3日ぶりに小幅に反発しました。140円安の32,019円で寄り付いた日経平均は取引開始から10分弱で224円安の31,934円まで下落しましたが、朝方の売り一巡後に持ち直すと9時40分過ぎにプラスに転じ10時前に135円高の32,294円まで上昇しました。しかし、その後伸び悩むと昨日の終値を挟んで小幅にもみ合う展開となり結局33円高の32,192円で取引を終えています。こうしたなか新興株も堅調で東証マザーズ指数が上昇となっています。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 1,000ポイントが当たる!毎日つみたて新規&増額積立キャンペーン 
5 本日の注目コラム
6 7月の投信月間売れ筋ランキング
7 大橋ひろこのつぶやき
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創刊号からのマネックスメールバックナンバーはこちら
1 相場概況
日経平均は売りが先行するも持ち直し33円高 今晩発表の米雇用統計に注目
(マネクリに移動します)
VIEW POINT:明日への視点
本日の日経平均は33円高となりました。米長期金利の上昇が重石となり昨日の米国市場が小幅に続落となったことで売りが先行しましたが、節目の32,000円を小幅に割り込んだところで下げ渋ると持ち直し買いが優勢となりました。したがって押し目買い意欲は引き続き健在だといえそうです。なお、決算発表が本格化しています。本日も引け後には日本製鉄(5401)やスズキ(7269)、三井不動産(8801)、クボタ(6326)、ユニ・チャーム(8113)などが決算を発表する予定です。また、日本時間の21時30分には7月の米雇用統計が発表される予定です。米連邦準備理事会(FRB)による今後の金融政策を占ううえで関心が高い経済指標だけにマーケットの反応が注目されます。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 32,192.75 + 33.47(+0.10%)
日経225先物 32,150 - 30(-0.09%)
TOPIX 2,274.63 + 6.28(+0.28%)
JPX日経400 20,575.71 + 52.52(+0.26%)
単純平均(プライム) 2,628.29 + 7.11
東証プライム市場指数 1,170.59 + 3.20(+0.27%)
東証スタンダード市場指数 1,110.26 + 2.61(+0.24%)
東証グロース市場指数 976.38 + 3.33(+0.34%)
東証マザーズ指数 764.29 + 2.89(+0.38%)
東証プライム
値上がり銘柄数 1,044銘柄
値下がり銘柄数 707銘柄
変わらず 84銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ(25日間) 94.46%(+2.38%)
売買高 15億8609万株(概算)
売買代金 3兆7196億4100万円(概算)
時価総額 806兆2710億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 142.47-48円
ユーロ/円 156.02-06円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
ZHD(4689) 427.8 +46.3(+12.13%)
大幅高 1Q最終益48%増 コンセンサス上回る。
DMG森精機(6141) 2,559 +215(+9.17%)
大幅高 通期営業益を上方修正 上期は28%増。
丸紅(8002) 2,504.5 +78.5(+3.23%)
大幅高 1Q最終益30%減 コンセンサス上回る。
三菱重工業(7011) 7,200 +548(+8.23%)
大幅高 1Q最終益2.8倍 プラントや航空エンジンなど伸びる。
ネットワン(7518) 2,563 -625(-19.60%)
大幅安 1Q営業益40%減 売上総利益率が低下 販管費増も響く。
協和キリン(4151) 2,617.5 -102.5(-3.76%)
大幅安 上期最終益38%減 販管費増や減損計上など響く。
任天堂(7974) 6,172 -185(-2.91%)
大幅安 1Q最終益52%増 ゼルダの伝説最新作のヒットなど寄与も織り込み済み。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証プライム値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(8月3日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 35,215.89 - 66.63(-0.18%)
S&P500 4,501.89 - 11.50(-0.25%)
NASDAQ 13,959.72 - 13.73(-0.09%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
インテル(INTC) 34.87 +0.48(+1.40%)
シスコシステムズ(CSCO) 53.15 +0.57(+1.08%)
ナイキ クラスB(NKE) 108.64 +1.13(+1.05%)
ジェイピー・モルガン・チェース(JPM) 156.35 +0.95(+0.61%)
ゴールドマン・サックス(GS) 353.16 +2.06(+0.59%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
セールスフォース・ドットコム(CRM) 215.56 -4.94(-2.24%)
キャタピラー(CAT) 281.45 -6.12(-2.13%)
スリーエム(MMM) 107.19 -1.72(-1.58%)
ハネウェル・インターナショナル(HON) 190.51 -2.39(-1.24%)
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA) 30.31 -0.36(-1.17%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
プロト・ラブズ(PRLB) 2Q
シービーオーイー・マーケッツ(CBOE) 2Q
シネマーク・ホールディングス(CNK) 2Q
グラフテック・インターナショナル(EAF) 2Q
フルジェント・ジェネティクス(FLGT) 2Q
上記を含む15銘柄
米国株式決算カレンダー
・あくまで決算発表予定であり、変更となる場合がございます。
・米国株式決算カレンダーは日本市場の営業日18:30頃に更新いたします。
(米国市場の前営業日分に発表されたものが含まれます。)
3 マネックス証券からのお知らせ
もれなく200ポイントプレゼント!NISAデビュー祭!
キャンペーン期間中にマネックス証券でNISA口座を開設した方に、もれなくマネックスポイント200ポイントをプレゼント!
米ドル買付時の為替手数料が0銭!7月以降も継続!
定期的な見直しの結果、円から米ドルへ為替振替する際に必要な手数料を2023年7月以降も無料(買付時のみ)とすることにいたしました。米国株最低取引手数料も無料であるマネックス証券で、米国株をぜひ始めてみてはいかがでしょうか?
4 1,000ポイントが当たる!毎日つみたて新規&増額積立キャンペーン
1,000ポイントが当たる!毎日つみたて新規&増額積立キャンペーン
キャンペーン期間中に1ヶ月あたり合計1万円以上、「毎日つみたて」で新規または増額の積立買付をしていただいたお客様の中から抽選で800名様にマネックスポイント1,000ポイントをプレゼントいたします。
5 本日の注目コラム
吉田恒の為替デイリー
【為替】「始まり」と一致してきた雇用統計相場
吉田 恒 2023年8月4日
ビットコイン(BTC)最新動向と相場予想
BTC(ビットコイン)はDeFiやバイナンスへの懸念により軟調継続か、米7月CPIも注目
松嶋 真倫 2023年8月4日
第416回、417回統合版  < バイアウトファンドの適正なレバレッジについて >
コラム執筆:白木信一郎 
あいざわアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長
※あいざわアセットマネジメント株式会社のウェブサイトに移動します。
6 7月の投信月間売れ筋ランキング
7月の投資信託ランキング
1. 楽天日本株4.3倍ブル
2. SBI 日本株4.3ブル
3. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
4. iFreeNEXT インド株インデックス
5. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
6位以下のランキングはこちらから
※マネックス証券における2023/7/1〜2023/7/31の月間売れ筋ランキングです。(MRF、公社債投信、外貨建てMMFおよびNISA口座でのお取引は含まれません。)
7 大橋ひろこのつぶやき
大橋ひろこ
パラダイムシフト~逆イールドとマグロ

下町で3代続く鮨屋に月に1度は顔を出すようになって10年近くになりますが、先週(7月最終週)から黒マグロが入らないと大将。店でマグロが出せないことを説明するのに難儀するため一見の客は断ってしまっており、このところどうもやる気が出ないのだと言います。サンマが不漁だとか鰯が少ないだとか、その年によって捕れる魚にムラがあることが珍しくなくなってきているものの、マグロが市場に入らないというのは長く鮨屋を営んできたが初めてだ、と困惑されていました。

その日は、為替市場で長くディーリングに携わってこられた方と為替動画収録で話をしていたのですが、テーマは「パラダイムシフト」。サマーズ元米財務長官が、先進国経済がリーマン・ショック前の状態に戻ることは容易ではないとして「先進国の長期停滞論」を唱えたのが2013年。低金利、低インフレ、低成長の閉塞感はパンデミックで一変しました。

最もドラスティックに変わったのは日本ではないでしょうか。ECBフォーラムで金融政策が実際に効果を発揮するまでの期間を「少なくとも25年はかかるようだ。」と発言した植田日銀総裁ですが、今年2023年の春闘賃上げ率は平均3.58%、3%を超えるのは実に30年ぶりのことです。平成生まれ世代が経験したことのないインフレがいよいよ日本にもやってきます。これまでと同じ思考では金融市場の大転換についていけなくなってしまう!

先般、名古屋で開催されたマネックス全国投資セミナーのパネルディスカッションで、ファウンダーの松本大氏が「逆イールドがリセッション入りを示唆するサインとされるが、今回はそうならないと思う。」と話されたことも印象に残っています。

債券ディーラーの視点からみれば、長期債への投資妙味が高ければそれを買うだけのこと、先々の景気後退リスクを織り込んで動いているわけではないだろうと。(実際、昨日8月3日、ウォーレン・バフェット氏はフィッチの米国債格下げ後も米国債を購入していると報じられましたね。)リセッションがいつか来る、と身構え続けていたら今年の株高に乗れなかったでしょう。過去の経験則に学ぶことも重要ですが、教科書的な教えに盲目的に従うのではなく、何が変化しているのか多角的にキャッチしていくことも肝要です。

温暖化のせいなのか、世界の人々がその美味しさに気づいたための乱獲のせいなのか。先述の下町の鮨屋の大将は「10年後もこうして鮨屋を営んでいられるだろうか?と仲間と話しているんです。」と嘆息していました。いやはや10年後も、今と同じように鮨を楽しめるのでしょうか。



過去の「マネックスみんなのつぶやき」はこちら(マネクリへ移動します。)
大橋 ひろこ氏
フリーアナウンサー
フリーアナウンサー/ナレーター/個人投資家。福島県出身。アナウンサーとして経済番組を担当したことをきっかけに自身も投資を始め、現在では個別株、インデックス投資、投資信託、FX、商品先物と幅広く投資している。個人投資家目線のインタビューに定評があり、経済講演会ではモデレーターとして活躍する。自身のトレードの記録はブログで赤裸々に公表しておりSNSでの情報発信も人気。一時期は海外映画やドラマの吹き替えなど声優としても活動していたが、現在は経済番組に専念。現在ラジオNIKKEIなどで経済番組レギュラーを多数抱え、キャスターとしても多忙な日々を送っている。 マネックス証券オウンドメディア「マネクリ」にて、連載中。
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    投資信託の収益分配金に関するご説明
    通貨選択型投資信託の収益/損失に関するご説明
  • レバレッジ型商品の価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。上記の理由から、レバレッジ型商品は、中長期間的な投資の目的に適合しない場合があります。
    レバレッジ型・インバース型ETF等の投資リスクについて
  • 株価指数先物取引および株価指数オプション取引の価格は、対象とする株価指数の変動等により上下するため、これにより元本損失が生じるおそれがあります。株価指数先物取引では、少額の証拠金で当該証拠金の額を上回る取引を行うことができることから、対象とする株価指数の変動等により、差し入れた証拠金の額を上回る損失(元本超過損)が生じるおそれがあります。株価指数オプション取引では、買方が期限までに権利行使または転売を行わない場合、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。他方、売方は、証拠金の額を上回る取引を行うこととなるため、市場価格が予想と反対の方向に変化したときの損失が限定されず、元本超過損を負うおそれがあります。オプションを行使できる期間には制限がありますのでご注意ください。日経225先物取引では1枚あたり250円(税込:275円)、日経225ミニは1枚あたり35円(税込:38円)、日経225マイクロは1枚あたり15円(税込:16.5円)、JPX日経400先物は1枚あたり50円(税込:55円)の取引手数料がかかります。日経225オプション取引では、売買代金の0.18%(税込:0.198%)(ただし最低手数料180円(税込:198円))、日経225ミニオプション取引では売買代金の0.20%(税込:0.22%)(ただし最低手数料20円(税込:22円))の取引手数料がかかります。なお、特別清算指数(SQ)で決済される時や日計り取引時にも前記手数料がかかります。株価指数先物取引および株価指数オプション取引(売建て)では、「SPAN(R)に基づき当社が計算する証拠金額×当社が定めた掛け目(※)−ネットオプション価値の総額」の証拠金を担保として差入れまたは預託していただきます(※当社は、指数の変動状況などを考慮の上、証拠金額に対する掛け目を任意で設定し、変更することがあります)。また、取引額の当該証拠金に対する比率は、証拠金の額がSPAN(R)により、先物取引全体の建玉から生じるリスクに応じて計算されることから、常に一定ではありません。
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    (個人口座)
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    (法人口座)
    金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号の定める定量的計算モデルにより金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率です。ただし、金融先物取引業協会の算出した為替リスク想定比率が、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率(原則1%、一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)を下回る場合には、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率を優先させることとします。
  • 暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDでは、暗号資産の価格変動によって、元本損失が生じるおそれがあります。また、取引金額が預託すべき証拠金の額に比して大きいため、取引対象である暗号資産の価格変動により、その損失の額が証拠金の額を上回る(元本超過損)おそれがあります。損失が一定比率以上になった場合に自動的に反対売買により決済されるロスカットルールが設けられておりますが、相場の急激な変動により、元本超過損が生じるおそれがあります。加えて、相場の急激な変動により、意図した取引ができない可能性があります。暗号資産CFDでは、取引手数料はかかりませんが、ロールオーバー時に保有している建玉ごとに毎営業日レバレッジ手数料がかかります。レバレッジ手数料は当社が営業日単位で指定する料率が適用されます。なお、その料率は、相場状況によって日々変動するため、固定値として事前にお示しすることができません。また、レバレッジ手数料は消費税等の課税対象です。日々のレバレッジ手数料の詳細は取引ツール内及び当社ホームページよりご確認ください。当社は、取扱い銘柄ごとにオファー価格(ASK)とビッド価格(BID)を同時に提示します。オファー価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格はビッド価格よりも高くなっています。流動性の低下、相場の急激な変動により、スプレッドの幅は拡大することがあります。暗号資産CFDでは、取引額に対して一定の証拠金率(50%)以上で当社が定める金額の証拠金(必要証拠金)が必要となります。ただし、相場の急激な変動等の事由が発生した場合には当社判断により変更することがあります。当社は、暗号資産交換業者ではなく、暗号資産取引を提供していません。
  • マネックス・ゴールド取引では、取引対象である金地金等の価格の変動により元本損失が生じるおそれがあります。マネックス・ゴールド取引に際しては、マネックス・ゴールド口座の開設が必要です。1回の注文の上限金額、重量はそれぞれ99億9,999万9千円、100万gです。スポット取引の注文は約定まで、積立取引は当月分の買付について前月25日(休業日の場合は前営業日)15:30まで、変更・取消しが可能です。商品に欠陥がある場合を除き、お客様の購入された金地金等について、返品・交換はお受けできません。販売価格、代金の支払い時期・方法、受渡時期等、特定商取引法に基づき省略されている事項について、マネックス・ゴールド口座をお持ちの方にはログイン後のウェブサイトにて通知いたします。当該口座をお持ちでない方には、請求のあった場合、書面にて遅滞なく通知いたします。(販売価格は、当社が請求を受けた日の9:30時点の価格を通知いたします。)
  • お取引の際には、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「上場有価証券等書面」「目論見書補完書面」「目論見書」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」等を必ずお読みください。
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