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第6061号 2024年5月1日(水)
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本日のマネックスメールでは、「ブラックロック S&P500指数予想キャンペーン」をご案内します。S&P500指数の2024年6月28日(金)の終値を予想して、予想が的中された(もしくは最も近い予想の)上位3名様にブラックロックのハンディファンとAmazonギフトカードをプレゼント!予想が的中しなかったお客様も抽選でハンディファンが150名様に当たります。ふるってご応募ください。

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本日の日経平均は3日ぶりに反落となりました。298円安の38,107円で寄り付いた日経平均は10時20分に369円安の38,036円まで下落しましたが、節目の38,000円を前に下げ渋るとやや持ち直し216円安の38,189円で前場を終えました。さらに下げ幅を縮め140円安の38,264円でスタートした後場の日経平均は13時前にプラスに転じましたが、27円高の38,433円で伸び悩むと再びマイナスとなり結局131円安の38,274円で取引を終えています。また新興市場も安く東証グロース市場250指数が下落となっています。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 ブラックロック S&P500指数予想キャンペーン
5 本日の注目コラム
6 大槻奈那のつぶやき 
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1 相場概況
日経平均は3日ぶりに反落 一時プラスとなるなど下げ渋り131円安
(マネクリに移動します)
VIEW POINT:明日への視点
本日の日経平均は131円安となりました。1-3月期の米雇用コスト指数が市場予想を上回る伸びとなったことで賃金インフレを警戒した売りが出て昨日の米国市場が下落となったことから反落となりました。一時は370円近く下げる場面もありましたが、節目の38,000円を前に下げ渋ると持ち直し75日移動平均線(38,273円)をわずかに上回って取引を終えました。そのため75日移動平均線がサポートとして意識されそうです。なお、日本時間の21時15分に4月のADP全米雇用リポートが発表されるほか、23時には4月の米ISM製造業景況感指数と3月の米雇用動態調査(JOLTS)が発表される予定です。また、2日午前3時には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されます。金融政策の据え置きは確実視されていることから、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見での発言に注目が集まりそうです。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 38,274.05 - 131.61(-0.34%)
日経225先物 38,210 - 260(-0.67%)
TOPIX 2,729.40 - 13.77(-0.50%)
JPX日経400 24,809.81 - 122.63(-0.49%)
単純平均(プライム) 2,925.21 - 16.93
東証プライム市場指数 1,404.79 - 7.09(-0.50%)
東証スタンダード市場指数 1,249.26 - 4.05(-0.32%)
東証グロース市場指数 829.40 - 0.83(-0.10%)
東証グロース市場250指数 646.25 - 1.15(-0.18%)
東証プライム
値上がり銘柄数 439銘柄
値下がり銘柄数 1,160銘柄
変わらず 52銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ(25日間) 99.21%(-4.31%)
売買高 16億2301万株(概算)
売買代金 4兆7091億2800万円(概算)
時価総額 949兆7741億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 157.91-92円
ユーロ/円 168.29-33円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
レーザーテク(6920) 39,750 +5,150(+14.88%)
大幅高 3Q累計営業益2.1倍 受注高は16%増。
JR西日本(9021) 3,250 +256(+8.55%)
大幅高 今期営業益5%減見込むも市場コンセンサス上回る 自社株買いも発表。
JIA(7172) 1,390 +300(+27.52%)
大幅高 1Q最終益6.8倍 通期進ちょく率95%
住友林(1911) 5,359 +474(+9.70%)
大幅高 1Q営業益67%増 住宅事業と建築・不動産事業が寄与。
双日(2768) 4,279 +220(+5.42%)
大幅高 今期最終益9%増見込む 15円増配へ 新中計も発表。
SGHD(9143) 1,685.5 -159(-8.62%)
大幅安 今期営業益8%増見込むも市場コンセンサス下回る。
BIPROGY(8056) 3,898 -700(-15.22%)
大幅安 今期最終益3%減見込む 前期は25%増。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証プライム値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(4月30日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 37,815.92 - 570.17(-1.48%)
S&P500 5,035.69 - 80.48(-1.57%)
NASDAQ 15,657.82 - 325.26(-2.03%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
スリーエム(MMM) 96.51 +4.35(+4.72%)
プロクター・アンド・ギャンブル(PG) 163.20 +1.54(+0.95%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
キャタピラー(CAT) 334.57 -15.23(-4.35%)
アマゾン・ドットコム(AMZN) 175.00 -5.96(-3.29%)
ボーイング(BA) 167.84 -5.65(-3.26%)
マイクロソフト(MSFT) 389.33 -12.92(-3.21%)
シェブロン(CVX) 161.27 -5.06(-3.04%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
ジェネラック・ホールディングス(GNRC) 1Q
アイデックス・ラボラトリーズ(IDXX) 1Q
オートマチック・データ・プロセシング(ADP) 3Q
アマリン(AMRN) 1Q
バイオクリスト・ファーマシューティカルズ(BCRX) 1Q
上記を含む90銘柄
米国株式決算カレンダー
・あくまで決算発表予定であり、変更となる場合がございます。
・米国株式決算カレンダーは日本市場の営業日18:30頃に更新いたします。
(米国市場の前営業日分に発表されたものが含まれます。)
3 マネックス証券からのお知らせ
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2024年明け以降大注目の日本株。この波に乗り遅れないために今こそ日本株を学んでみませんか?2024年5月12日までのキャンペーン、クーポンコード「JP202402」を使って、日本株を体系的に学びましょう。
4 ブラックロック S&P500指数予想キャンペーン
ブラックロック S&P500指数予想キャンペーン
S&P500指数の2024年6月28日(金)の終値を予想して、予想が的中された(もしくは最も近い予想の)上位3名様にブラックロックのハンディファンとAmazonギフトカードをプレゼント!予想が的中しなかったお客様も抽選でハンディファンが150名様に当たります。
5 本日の注目コラム
マクロテーマ解説
【マクロ経済動向5月】米国の投資環境を整理
塚本 憲弘 2024年5月1日
吉田恒の為替デイリー
【為替】米ドル買いも過去最大規模に拡大
吉田 恒 2024年5月1日
日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説
【米国】米消費者信頼感指数、4月は97.0に低下。2022年7月以来の低水準に
マネックス証券 2024年5月1日
福永博之のいまさら聞けないテクニカル分析講座
【日本株】回復した75日移動平均線上を維持できるか
福永 博之 2024年5月1日
【市場のテーマを再訪する。アナリストが読み解くテーマの本質】セルインメイ(Sell in May)というアノマリーを考察する
6 大槻奈那のつぶやき
大槻奈那
為替変動の歴史で考える、円安の転換点

幼少の頃、学者である父親の学会のついでに、初めて海外に連れて行ってもらいました。何もかもが良い刺激になりましたが、何しろ当時はドル円が200円台後半。全てが高価だったため、数日間は大学の研究室に寝泊まり。日本から持参したカップヌードルに父の手製の電熱線コイルで沸かしたお湯を注いで食べつなぎました。古い事例過ぎるとは思いますが、あの頃を思い出すと、足元の円安が再び日本人アカデミアの機会を奪わないかと心配になります。

その後、ドル円は乱高下し、1980年前半に円安に振れた際、時の竹下大蔵大臣は「円高大臣と呼ばれたい」とまでつぶやき、国内保険会社や金融機関に、外債購入の自粛要請まで行ったとされます。しかし、いろいろやっても円安は止まらず、ようやく訪れた転機は、言わずと知れた1985年のプラザ合意でした。

同様に、1990年の円安時も、政府高官によるけん制発言や、介入も見られましたが、流れを変えるには至りませんでした。流れを変えたのは、日銀による1%以上の利上げとG7での円安阻止声明です。利上げは、金利差という為替のファンダメンタルズに働きかけ、介入は、投機筋を抑えるという役割です。この両方が整った結果、1990年4月に160円をつけたドル円が、年末には、135円まで下落しました。

ポイントは、強烈な流れを変えるには、過去の例を見る限り、投機筋を抑えることとファンダメンタルズの修正の両方が必要だということです。

このGW中も、再び急激な円安に振れれば、為替介入の可能性は高まるでしょう。場合によっては米国等との協調的な発信も出るかもしれません。

今回の円安が投機筋の行き過ぎのみだと考えるなら、それで流れが変わるかもしれません。しかし、金利水準や期待インフレの違い、コンスタントなドル需要といったファンダメンタルズにも手を入れない限り、戻りは鈍いのではとも思います。落ち着けないGWになりそうですが、大きな流れが変わるのはまだ先になるのでは、と考えて、しっかり休みたいと思います。

※来週の大槻氏のつぶやきはお休みとなりますが、別の担当者が執筆予定です。



過去の「マネックスみんなのつぶやき」はこちら(マネクリへ移動します。)
大槻 奈那氏
ピクテ・ジャパン株式会社 シニアフェロー
内外の金融機関、格付機関にて金融に関する調査研究に従事。Institutional Investors誌によるグローバル・アナリストランキングの銀行部門にて2014年第一位を始め上位。政府のデジタル臨時行政調査会、財政制度等審議会委員、規制改革推進会議議長、中小企業庁金融小委員会委員、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のアドバイザー等を勤める。日本経済新聞「十字路」、日経ヴェリタス「プロの羅針盤」、ロイター為替フォーラム等で連載。日経Think!エキスパート・コメンテーター、テレビ東京「モーニングサテライト」で解説。名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科教授 東京大学文学部卒、ロンドンビジネススクールMBA、一橋大学博士(経営学)
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    投資信託の収益分配金に関するご説明
    通貨選択型投資信託の収益/損失に関するご説明
  • レバレッジ型商品の価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。上記の理由から、レバレッジ型商品は、中長期間的な投資の目的に適合しない場合があります。
    レバレッジ型・インバース型ETF等の投資リスクについて
  • 株価指数先物取引および株価指数オプション取引の価格は、対象とする株価指数の変動等により上下するため、これにより元本損失が生じるおそれがあります。株価指数先物取引では、少額の証拠金で当該証拠金の額を上回る取引を行うことができることから、対象とする株価指数の変動等により、差し入れた証拠金の額を上回る損失(元本超過損)が生じるおそれがあります。株価指数オプション取引では、買方が期限までに権利行使または転売を行わない場合、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。他方、売方は、証拠金の額を上回る取引を行うこととなるため、市場価格が予想と反対の方向に変化したときの損失が限定されず、元本超過損を負うおそれがあります。オプションを行使できる期間には制限がありますのでご注意ください。日経225先物取引では1枚あたり250円(税込:275円)、日経225ミニは1枚あたり35円(税込:38.5円)、日経225マイクロは1枚あたり10円(税込:11円)、JPX日経400先物は1枚あたり50円(税込:55円)の取引手数料がかかります。日経225オプション取引では、売買代金の0.18%(税込:0.198%)(ただし最低手数料180円(税込:198円))、日経225ミニオプション取引では売買代金の0.18%(税込:0.198%)(ただし最低手数料18円(税込:19.8円))の取引手数料がかかります。なお、特別清算指数(SQ)で決済される時や日計り取引時にも前記手数料がかかります。株価指数先物取引および株価指数オプション取引(売建て)では、「VaR方式により計算する証拠金の額×当社が定めた掛け目(※)−ネットオプション価値の総額」の証拠金を担保として差入れまたは預託していただきます(※当社は、指数の変動状況などを考慮の上、証拠金額に対する掛け目を任意で設定し、変更することがあります)。また、取引額の当該証拠金に対する比率は、証拠金の額がVaR方式により、先物取引全体の建玉から生じるリスクに応じて計算されることから、常に一定ではありません。
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    (個人口座)
    原則4%(一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)
    (法人口座)
    金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号の定める定量的計算モデルにより金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率です。ただし、金融先物取引業協会の算出した為替リスク想定比率が、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率(原則1%、一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)を下回る場合には、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率を優先させることとします。
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