|
VIEW POINT:明日への視点 |
|
本日の日経平均は575円高となりました。米ハイテク株安や日銀による追加利上げ観測による円高を受けて朝方には570円以上下げる場面もありました。 しかし、節目の38,000円を小幅に割り込んだところで下げ渋ると持ち直し、追加利上げを決めた日銀の金融政策決定会合の結果を受けて材料出尽くしとなりプラスに転じました。米バイデン政権が対中半導体輸出規制で日本や韓国を除外すると伝わり値がさの半導体関連株が買われたこともあって上げ幅を大きく広げました。 節目の39,000円や75日移動平均線(39,025円)を上回って取引を終えたことから調整一巡との見方がさらに強まりそうで、一段高への期待も出てきそうです。 なお、決算発表が本格化しています。本日も引け後には日立(6501)やパナソニックホールディングス(6752)、アドバンテスト(6857)、JR東日本(9020)、日本航空(9201)などが決算を発表するほか、明日は取引時間中の13時25分にトヨタ(7203)が決算発表を予定しています。 また、日本時間の8月1日午前3時には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されます。8会合連続で政策金利を据え置く公算が大きいことからパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見に注目が集まりそうで、9月会合での利下げに向けた方針を明確に示すかどうかが注目されます。 さらに31日の米国ではボーイング[BA]やクアルコム[QCOM]、メタ・プラットフォームズ[META]などが決算を発表する予定です。 |
|
|
|
国内相場概況 |
主要指数 |
終値 |
前日比(%) |
日経平均 |
39,101.82 |
+ 575.87(+1.49%) |
日経225先物 |
39,230 |
+ 740(+1.92%) |
TOPIX |
2,794.26 |
+ 39.81(+1.45%) |
JPX日経400 |
25,602.63 |
+ 373.22(+1.48%) |
単純平均(プライム) |
2,954.93 |
+ 53.08 |
東証プライム市場指数 |
1,438.22 |
+ 20.51(+1.45%) |
東証スタンダード市場指数 |
1,269.35 |
+ 13.40(+1.07%) |
東証グロース市場指数 |
836.80 |
+ 2.81(+0.34%) |
東証グロース市場250指数 |
648.20 |
+ 1.83(+0.28%) |
東証プライム |
値上がり銘柄数 |
1,450銘柄 |
値下がり銘柄数 |
177銘柄 |
変わらず |
18銘柄 |
比較できず |
0銘柄 |
騰落レシオ(25日間) |
98.73%(+0.32%) |
売買高 |
21億3138万株(概算) |
売買代金 |
5兆5335億1400万円(概算) |
時価総額 |
962兆8607億円(概算) |
為替レート(15時) |
米ドル/円 |
152.86-87円 |
ユーロ/円 |
165.47-51円 |
個別銘柄 |
銘柄名(銘柄コード) |
終値 |
前日比(%) |
三井住友(8316) |
10,915 |
+470(+4.49%) |
大幅高 日銀が利上げ正式発表 銀行株に買い。 |
|
|
|
デンソー(6902) |
2,514 |
+155.5(+6.59%) |
大幅高 通期営業益を下方修正 1Qは28%増。 |
|
|
|
東エレク(8035) |
31,020 |
+2,140(+7.40%) |
大幅高 中国への半導体輸出規則で一部同盟国を除外へと伝わる。 |
|
|
|
第一三共(4568) |
6,148 |
+317(+5.43%) |
大幅高 1Q最終益50%増 増収や株式譲渡益の計上が寄与。 |
|
|
|
日本M&A(2127) |
707.1 |
-134.3(-15.96%) |
大幅安 1Q営業益7%減 成約件数減少が響く。 |
|
|
|
村田製(6981) |
3,351 |
-163(-4.63%) |
大幅安 1Q営業益32.5%増もコンセンサス下回る。 |
|
|
|
OLC(4661) |
4,282 |
-267(-5.86%) |
大幅安 1Q営業益14%減 各種コスト増が響く。 |
|
|
|
|