「自信を持って生きたい」
あなたも一度は、そんな思いを抱いたことがあるのではないでしょうか。私は、幼い頃からそのような想いを抱き続けていました。しかし当時は、「自信を持つ」ということの本質を明確に理解できずにいました。ただ漠然と、自信を持って生きていきたいと考えていました。
「自信とは、いったい何なのだろうか?」
そんな疑問を抱きながら模索していた時、ある一冊の本と出会いました。その本には、自信には2つの種類があると記されていました。以下は本を読んでの私なりの解釈です。
1つ目の自信:「結果を得られた自分に対する自信」
誰もが経験することですが、何かに全力で取り組み、望む結果を手にした時、それは確実に自信へとつながります。
しかし、結果というものは努力だけでは必ずしも得られるものではありません。時として運や環境に大きく左右されるものです。そのため、この「結果基準の自信」だけに依存していると、不運に見舞われて思うような結果が得られなかった際、自信を失い、時には自暴自棄になってしまうリスクがあります。
2つ目の自信:「努力し続ける自分への信頼」
一方で、もう一つの自信があります。それは「自分には実力をつけるまで努力を積み重ねる能力があり、価値のある人間である」と信じられる自信です。
この自信の素晴らしい点は、運や結果に左右されないということです。日々の地道な努力のみで培うことができます。私が特に重視しているのは、この2つ目の自信です。なぜなら、これは外的要因に振り回されることなく、自分自身への信頼を通じて確実に構築できる自信だからです。
2つ目の自信を育む具体的な方法
この努力ベースの自信を培うために大切なのは、「自分は○○ができた」ということを意識的に言語化することです。今日自分ができたことを振り返り、それを言葉にして認識する。この習慣によって、着実に2つ目の自信を蓄積し続けることができます。真の自信とは、奢ることなく自分を信じ、主体的に歩み続ける力なのかもしれません。
あなたは今日、どんな小さなことでも「できた」と言えることがありますか?そして、その積み重ねから生まれる自信を、明日からの歩みにどう活かしていきますか?
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