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VIEW POINT:明日への視点 |
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本日の日経平均は161円高となりました。日銀が本日の金融政策決定会合で長短金利操作イールドカーブ・コントロール(YCC)の再修正を議論すると伝わったことから売りが優勢となり朝方には下げ幅を三桁に広げる場面もありましたが、これまで事実上の上限としていた長期金利の1%を上限の「メド」にすると決めた金融政策決定会合の結果を受けて政策修正に対する過度な警戒感が後退し買いが優勢となりました。しかし、節目の31,000円を前に伸び悩みました。そのため31,000円近辺での上値の重さがやや意識されそうで、明日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見になりやすいなかで31,000円を超えてさらに水準を切り上げることができるかがポイントとなりそうです。
なお、3月決算企業の上期決算発表が続いています。本日も引け後には三菱電機(6503)やアドバンテスト(6857)、ファナック(6954)、村田製作所(6981)、SCREENホールディングス(7735)、JR東日本(9020)、日本航空(9201)、ANAホールディングス(9202)などが決算を発表する予定です。また、明日は取引時間中の13時55分にトヨタ(7203)が決算を発表する予定で注目を集めそうです。さらに31日の米国ではアドバンスト・マイクロ・デバイシズ[AMD]やファイザー[PFE]、アムジェン[AMGN]、キャタピラー[CAT]などが決算発表を予定しています。 |
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国内相場概況 |
主要指数 |
終値 |
前日比(%) |
日経平均 |
30,858.85 |
+ 161.89(+0.53%) |
日経225先物 |
30,850 |
+ 150(+0.48%) |
TOPIX |
2,253.72 |
+ 22.48(+1.01%) |
JPX日経400 |
20,186.13 |
+ 149.59(+0.75%) |
単純平均(プライム) |
2,703.28 |
+ 36.18 |
東証プライム市場指数 |
1,159.88 |
+ 11.54(+1.00%) |
東証スタンダード市場指数 |
1,102.69 |
+ 11.80(+1.08%) |
東証グロース市場指数 |
834.19 |
+ 8.78(+1.06%) |
東証マザーズ指数 |
648.36 |
+ 7.42(+1.16%) |
東証プライム |
値上がり銘柄数 |
1,418銘柄 |
値下がり銘柄数 |
222銘柄 |
変わらず |
19銘柄 |
比較できず |
0銘柄 |
騰落レシオ(25日間) |
80.12%(+0.80%) |
売買高 |
19億8478万株(概算) |
売買代金 |
4兆6793億0700万円(概算) |
時価総額 |
796兆7504億円(概算) |
為替レート(15時) |
米ドル/円 |
150.22-23円 |
ユーロ/円 |
159.21-25円 |
個別銘柄 |
銘柄名(銘柄コード) |
終値 |
前日比(%) |
日本電気硝子(5214) |
3,007 |
+278(+10.18%) |
大幅高 3Q累計営業赤字転落も自社株買いを好感。 |
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アンリツ(6754) |
1,122 |
+150.3(+15.46%) |
大幅高 通期営業益を下方修正も織り込み済み。 |
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大塚HD(4578) |
5,050 |
+149(+3.04%) |
大幅高 3Q累計営業益77%増 医療関連事業など好調。 |
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デンソー(6902) |
2,199.5 |
-64.5(-2.84%) |
大幅安 通期営業益を上方修正 市場コンセンサス下回る。 |
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ルネサス(6723) |
1,955.5 |
-125.5(-6.03%) |
大幅安 米半導体のオン・セミが決算受け20%超安 半導体関連に売り。 |
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商船三井(9104) |
3,883 |
-239(-5.79%) |
大幅安 通期最終益を上方修正 コンセンサス下回る。 |
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パナソニック(6752) |
1,309 |
-128(-8.90%) |
大幅安 通期営業益を下方修正 上期は29%増。 |
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