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そもそも米国株とは?

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米国株ってナンだ?

既にご存じの方は「何を今更?」と思われるかもしれないが、米国株とは、世界最大の経済大国であるアメリカ合衆国で取引されている株式のことだ。
日本では東京証券取引所(以下、東証)等の取引所で株式の取引が行われている。
同様に、アメリカでも、ニューヨーク証券取引所(以下、NYSE)ナスダックなどの取引所で取引が行われる。

米国株もイロイロ

一口に米国株と言っても千差万別。
上場している取引所別に見ても、それぞれ特徴がある。
NYSEは時価総額で世界最大の取引所だが、最も上場審査が厳しいことで知られ、アメリカおよび世界を代表する優良企業が上場していると言われる。例えば、コカコーラ(KO)、ナイキ(NKE)、ウォルト・ディズニー(DIS)など日本人にも馴染み深い企業が上場しているのだ。
対して、成長力に富んだ新興企業が多く集まっているのがナスダック。特に、日本でも知名度の高いアルファベット(GOOGL、GOOG)、アップル(AAPL)、アマゾン(AMZN)などそうそうたるネット関連企業が上場銘柄に名を連ねている。
世界的有名・優良企業に投資するならNYSEで、次世代のスター企業を探すならナスダックが適していると言えそうだ。

POINT

ここでワンポイント!

銘柄名の横にあるアルファベットが気になった方もいたのでは?
このアルファベットは日本で言えば4ケタの銘柄コードにあたり、『ティッカーシンボル』と呼ばれる。米国株はこの社名に由来する1~5文字のアルファベット『ティッカーシンボル』で管理されているのだ。
例)フェイスブック(ティッカーシンボル:FB)

アメリカの株価指数と言えば

またここでアメリカの代表的な株価指数にも触れたい。
最も有名な株価指数は、「ダウ工業株30種平均」である。『ダウ平均』や『ニューヨークダウ』と略され、ニュースなどで耳にする事も多いこの株価指数は、ダウ・ジョーンズ社が算出するNYSEまたはナスダックに上場している30の代表銘柄の平均株価指数である。
その他、アメリカの取引所(NYSE、ナスダック等)に上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出されるS&P500も米国株の動向を表す株価指数として広く認知されているので、覚えておいてほしい。

米国株を取引してみる

では、実際に発注するにはどうすれば良いのか?
それには2つ方法がある。
まず1つ目は、直接アメリカにある証券会社に口座を開設する方法だ。もちろん、この方法だと相当程度の英語力が必要になる。また税制等の違いから日本人(日本居住者)の口座開設を認めていない証券会社もあるので、注意が必要だ。
そして2つ目は、日本国内の証券会社で米国株取引の口座を開設する方法である。この方法であれば、皆様にも馴染みがある証券会社で米国株取引が可能だ。最近では、特定口座にも対応するなど、特に米国株に力を入れているネット証券も登場している。

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