米国によるシリアへのミサイル攻撃、北朝鮮の核実験問題、世界各地で頻発するテロ行為などいわゆる「地政学リスク」が高まっているようです。もちろん何も起こらないに越したことはありませんが、万一に備えて現金比率を高めたり、「有事の金」と呼ばれるようにポートフォリオ内に金関連の商品を加えることを検討しても良いかもしれません。本コンテンツでは、4月7日(日本時間)に米国がシリアに向けミサイルを発射した際の市場の反応や、金関連の商品、株価下落に関連した商品等をご紹介いたします。
米国がシリアに向けミサイルを発射 マーケットの反応は?
日本時間4月7日午前10時頃、米国がシリアに向け巡航ミサイルを発射したと報じられました。その際、マーケットはどのように反応したのでしょうか?
(出所)Bloombergデータよりマネックス証券作成
(出所)Bloombergデータよりマネックス証券作成
(出所)Bloombergデータよりマネックス証券作成
(出所)Bloombergデータよりマネックス証券作成
米国によるシリア攻撃のニュースが報じられた直後のマーケットの反応は・・・
米ドル/円:下落(円高)
日経平均:下落
金・原油価格:上昇
でした。もちろん今後有事の際に同様の値動きとなるかどうかはわかりませんが、1つの参考とすることはできそうです。以下では上記の値動きに関連した金融商品をご紹介いたします。
※上記は2017年4月7日の市場の反応をまとめたもので、今後必ずしも上記と同様の反応となるとは限りません。
有事の際に投資対象候補となる商品のご紹介
金や原油に関連した商品は
金・原油価格に関連する投資商品の例
投資信託
ピクテ・ゴールド(ピクテ投信投資顧問)
<ファンドの特長>
- 実質的に金に投資します。
- 外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行い為替リスクの低減を図ります。
詳細・お申込みはこちらから
i-mizuhoゴールドインデックス(ブラックロック・ジャパン)
<ファンドの特長>
- LBMA金価格(円換算ベース)に連動する運用成果を目指します。
- 外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いません。
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WTI原油先物ファンド(ロング・ポジション)(アストマックス投信投資顧問)
<ファンドの特長>
- 主として米国の原油先物取引を積極的に活用し、日々の基準価額の値動きがWTI原油先物取引価格の値動きと概ね連動する投資成果を目指して運用を行ないます。
- 外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行ないます。
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グローバル・アンブレラ UBS 原油(WTI 先物指数連動型)(UBSアセット・マネジメント)
<ファンドの特長>
- 世界の代表的商品市況を表すUBSブルームバーグCMCI指数のWTI原油指数に価格が連動する上場投資信託証券を中心に投資を行います。
- ベンチマークは、UBSブルームバーグCMCI指数WTI原油指数(円換算ベース)です。
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国内ETF
- SPDR ゴールド・シェア(東証・1326)
- 金価格連動型上場投資信託(東証・1328)
- 純金上場信託(現物国内保管型)(東証・1540)
- One ETF 国内金先物(東証・1683)
- WTI原油価格連動型上場投信(東証・1671)
- NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信(東証・1699)
米国ETF
- SPDR ゴールド シェア(NYSE Arca ティッカーシンボル:GLD)
- iシェアーズ ゴールド・トラスト(NYSE Arca ティッカーシンボル:IAU)
その他

日本株の下落時に収益を狙える商品は
下げ相場でも収益を狙いたい場合に活用できる投資商品の例
投資信託
ご注意
- 目論見書およびウェブサイト上の投資信託の特性および取引に係るリスクをお読みになり、お客様の投資方針と取らし合わせた上でお取引をご検討ください。
- ブルベア型ファンドは、対象となる指数に対して一定倍率での投資成果を目指して運用されるため、対象となる指数が上昇または下落した場合、当該指数に比べ大きな損失が生じる可能性があります。
日本トレンド・セレクト リバース・トレンド・オープン(日興アセットマネジメント)
<ファンドの特長>
- 株式市場全体の値動きの概ね反対の投資成果をめざすため、原則として株価指数先物取引の売建額が純資産総額に対してほぼ同額となるように調整を行います。
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新光Wベア・日本株オープンIII (アセットマネジメントOne(旧新光投信)
<ファンドの特長>
- 主として株価指数先物取引を利用し、日々の基準価額の値動きがわが国の株式市場の値動きに対して概ね2倍程度反対となることを目指して運用を行います。
詳細・お申込みはこちらから
楽天日本株トリプル・ベアIII(楽天投信投資顧問)
<ファンドの特長>
- わが国の株価指数を対象とした先物取引を積極的に活用することで、日々の基準価額の値動きがわが国の株式市場の値動きに対して概ね3倍程度反対となることを目指して運用を行います。
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SBI 日本株3.7ベア(SBIアセットマネジメント)
<ファンドの特長>
- わが国の公社債に投資するとともに、株価指数先物取引を積極的に活用し、日々の基準価額の値動きがわが国の株式市場全体の値動きの概ね3.7倍程度逆となる投資成果を目指して運用を行います。
詳細・お申込みはこちらから
国内ETF
- NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(東証・1357)
- 日経平均ベア2倍上場投信(東証・1360)
- NEXT FUNDS日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(東証・1571)
- TOPIXベア上場投信(東証・1569)
など
インバース型ETFのリスクについては、東証ウェブサイトの「インバース型ETFのリスク」をご確認くださいますようお願い致します。