個人型確定拠出年金 iDeCoとは、国民年金や厚生年金など加入が義務付けられている公的年金に加えて、自分のセカンドライフをより豊かにするため、自主的に加入することができる私的年金制度の1つです。
以前は自営業者など一部の方しか加入することができませんでしたが、2017年1月に行われた制度改正により、加入対象者が拡大し、企業年金に加入している会社員、公務員や専業主婦(主夫)の方なども新たに制度を利用することができるようになりました。
個人型確定拠出年金 iDeCoでは、毎月決まった額の掛金を60歳まで積み立てていきます。
毎月の掛金は、5,000円から1,000円単位で選択可能。また年1回、掛金の金額を変更できます。
若い方は5,000円からはじめ、年収が増えるに従って、徐々に金額を増やすなど、ライフステージに合わせて掛金を調整することができるのも、iDeCoの使い勝手の良いところです。
また、2022年10月より企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入されている国民年金第2号被保険者(会社員や共済組合員)の方々でも、以下の要件を満たせばiDeCoへの加入が可能となります。
※上記の上限を満たしている方でも、下記に該当した場合はiDeCoに加入できませんのでご注意ください。
iDeCoの掛⾦は毎⽉定額の掛⾦を拠出していただく⽅法の他に、年1回以上、任意に決めた⽉にまとめて掛⾦を拠出していただく⽅法も可能です。
ライブラリ iDeCoのご案内(※)より、「掛金年単位拠出の考え方」をご覧ください。
※国民年金基金連合会のiDeCo公式サイトを表示します。
個人型確定拠出年金 iDeCoサービスを運営する各金融機関が提供する運用商品のラインアップの中から、自分で運用商品を自由に組み合わせて、掛金の運用を行っていきます。
毎年どれぐらいの運用益を求めるか、もし損失が出る場合には、どの程度までに抑えたいかなど、ご自身の運用方針を明確にしてから組み合わせを検討することが重要です。
なお、思った通りの運用成績が出ない、運用方針が変わった等の場合には、商品の組み合わせを変更することも可能です。
個人型確定拠出年金 iDeCoで積み立てた資産は、60歳から70歳までの間に給付請求を行うことで、お好きな方法とタイミングで受け取りをはじめられます。どの受取方法を選んでも、税制の優遇は受けられます。
ご自身の退職金や他の年金の受給状況に合わせて、iDeCoの給付をコントロールすれば、節税効果は大きなものとなります。
一時金として一括で受け取る | 受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達したら、70歳になるまでの間に、一時金として一括で受け取れます。 |
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年金として分割で受け取る | iDeCoを年金で受け取る場合は有期年金(5年以上20年以下)として取り扱います。 受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達したら、5年以上20年以下の期間で、運営管理機関が定める方法で支給されます。 |
一部を一時金として残りを分割で受け取る | 受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達した時点で一部の年金資産を一時金で受け取り、残りの年金資産を年金で受け取る支給方法を取り扱っている運営管理機関もあります。 |
死亡一時金 | 加入者等が死亡された場合には、そのご遺族が死亡一時金を受給できます。 死亡一時金の請求には、加入者のご遺族からの運営管理機関への裁定請求が必要となります。 |
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障害給付金 | 70歳に到達する前に傷病によって一定以上の障害状態になった加入者等が、傷病が続いた状態で一定期間(1年6ヶ月)を経過した場合には、障害給付金を受給できます。 |
脱退一時金 |
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