初めてでも簡単!個人型確定拠出年金 iDeCoの確定申告

初めてでも簡単!個人型確定拠出年金 iDeCoの確定申告

掛金の拠出額に応じて、所得税や住民税が軽減される個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)ですが、自営業の方や年末調整に手続きが間に合わなかった会社員・公務員の方は、確定申告をしないと所得控除を受けられず、税金の還付や軽減などのiDeCoの最大のメリットを活用することができません。

確定申告と聞くと手続きが難しそうで、腰が引けてしまうかもしれませんが、iDeCoに関しては申告書にその年の給与や掛金拠出額を記載するだけと非常に簡単で大きな手間も掛かりません。

手続きの方法を学んで、しっかりとiDeCoの節税メリットをフル活用しましょう。

本コンテンツの内容は、iDeCoに関する確定申告の基本的な手続き方法に限られます。iDeCo以外についても同時に申告される場合のお手続き等に関しましては、税務署や税理士にご相談ください。

ここがポイント!

  • 確定申告と年末調整には、国民年金基金連合会から送られてくる「小規模企業共済等掛金払込証明書」が必要。
  • 確定申告書では「小規模企業共済等掛金控除」という欄に、年間の掛金拠出額を記載する。
  • 会社員と公務員も年末調整までに「小規模企業共済等掛金払込証明書」が入手できなければ、確定申告をしないと所得控除が受けられない。

まずは「小規模企業共済等掛金払込証明書」を手に入れよう

金融機関からの引落しで掛金を拠出している方には、毎年10月以降に制度の運営を行っている国民年金基金連合会から「小規模企業共済等掛金払込証明書(以下、払込証明書)」が送られてきます。払込証明書には、その名のとおり、その年に支払う掛金の総額が記載されており、確定申告や年末調整の手続きを行う際に必要となりますので、無くさないように保管をしておきましょう。

年末調整を行わなかった方が税控除を受けるためには、確定申告が必要となります。

ちなみに掛金を給与から天引きされている方は、勤務先が税金の計算を行ってくれますので、国民年金基金連合会から払込証明書は送られてきません。

iDeCoに関する確定申告の手続き

確定申告と聞くと税務署に行く必要があると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、書類を郵送して済ますこともできますし、マイナンバーカード等をお持ちであれば、オンライン上で手続きを完結させることも可能です。
確定申告の詳細につきましては、国税庁の確定申告に関する案内をご確認ください。

確定申告に必要になる書類

確定申告には以下の書類の提出が必要になりますので、お手元にご用意ください。

  1. 給与所得の源泉徴収票
  2. 小規模企業共済等掛金払込証明書
  3. マイナンバーカードの写し、もしくはマイナンバー通知カードの写し+運転免許種等の身元確認書

確定申告書の入手方法

確定申告に使用する「確定申告書」は、国税庁のウェブサイトからダウンロードできます。また、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使えば、税額等が自動計算された確定申告書を簡単に作成して印刷することががきます。

確定申告書の様式には、AとBの2種類があります。Bは主に個人事業主の方を対象としたものです。Aは記入項目を減らしたBの簡易版で、会社員・公務員の方が所得控除を申告する際には、基本的にAを使用します。

確定申告書の記入方法

手書きで確定申告書を記入する場合

確定申告書には、AとBの2種類がありますが、iDeCoに関してが記入すべき項目は同じですので、ここでは会社員・公務員の方を対象にした確定申告書Aを見本に記入箇所をご紹介します。

上記以外の箇所につきましては、国税庁の記載例でご確認ください。

確定申告書の記載例(国税庁)

「確定申告書等作成コーナー」を使用して作成する場合

ここからは国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を利用した確定申告書の記入方法をご紹介いたします。

  1. 「確定申告書等作成コーナー」を訪問し、作成開始ボタンをクリックして、e-Taxか郵送か提出方法を選択してください。

    確定申告書等作成コーナー(国税庁)

  2. 作成する申請書を選ぶ画面では「所得税コーナー」を選択します。
  3. その後は、所得が勤務先からの給与だけか、年末調整を終えているか等を訊かれますので、画面の案内に従って、選択・入力を行います。
  4. 入力を進めていくと「適用を受ける控除の選択」という画面に辿り着きますので、「上記以外の控除の追加・変更」にチェックを入れてください。
  5. 続けて給与所得を訊かれますので、源泉徴収票に記載された内容を入力していきます。
  6. 次の「所得控除の入力」では「小規模企業共済等掛金控除」を選択し、「確定拠出年金法の企業型年金・個人型年金加入者掛金」の欄に国民年金基金連合会から送られてくる「小規模企業共済等掛金払込証明書」に記載された年間の掛金拠出額を記入してください。
  7. iDeCoの所得控除に関する入力は、上記でお終いです。あとは画面の案内に従い、住所・氏名等の情報を入力するだけです。

払込証明書を無くした/届いていない時は

どうですか確定申告は想像していたよりも、簡単だと思いませんか?

繰り返しになりますが、年末調整で掛金の所得控除を申告できなかった方は、確定申告をしないとiDeCoの節税メリットを受けることができませんので是非お手続きください。

なお、確定申告の提出期限は毎年3月中旬までですが、所得控除等の還付申請では、申告の対象となる年に支払った掛金に関して、その翌年の1月1日から5年間は申告が認められているため、控除されるべきであった所得に掛かった税金を取り戻すことが可能です。今年の提出期限に間に合わなくても節税をあきらめる必要はありません。お近くの税務署にご相談ください。

もし払込証明書を紛失してしまったり、まだ手元に届いていない場合には、マネックス証券のiDeCo専用ダイヤルにお問合せください。

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マネックス証券 iDeCo専用ダイヤル

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