自動運転技術の向上は、安全で快適な交通と社会を提供してくれると期待され、世界的に自動運転社会の実現が熱望されています。その開発には、トヨタやフォードなどの従来の自動車メーカーだけではなく、グーグルやアップルといったITの巨人たちも参入し、まさに業界の垣根を越えた激しい競争が行われており、今後の急速な進化・普及が見込まれています。
自動運転の実現に不可欠な優れたセンサーやデータ処理技術を保有する企業は、自動運転技術の進化・普及により大きな恩恵を受けることが期待されており、今回ご紹介する「グローバル自動運転関連株式ファンド」をご活用いただければ、世界中の有望企業に少額から投資することができます。
自動運転技術の進化で新たな自動車部品が登場
自動運転技術が進化することでレーダー、センサー類、データ制御関連部品など、新たな自動車部品の登場が期待されます。そして、自動運転車の普及により、カメラやセンサー、アルゴリズム(AI活用)、通信技術などの重要な技術を提供するテクノロジー企業に新たな成長機会が生まれます。このような自動車部品のすそ野の広がりにより、自動車に搭載される自動運転関連部品・システム市場は、2025年には約9兆円と予想されています。
自動運転車の主な新規部品
(出所)各種資料を基に三井住友アセットマネジメント作成
※上記は理解を深めていただくためのイメージです。
ファンドが着目する自動運転技術
(出所)ニューバーガー・バーマン・グループの資料等を基に三井住友アセットマネジメント作成
※上記はイメージであり、実際とは異なる場合があります。
自動運転車の普及を後押しする背景
自動運転車の普及は、交通事故の減少や交通渋滞の緩和、高齢者などの移動支援、自動搬送による物流関連ドライバー不足の解消など社会問題の解決に貢献することが期待されています。
特に少子高齢の進む日本などの先進国においては、高齢者による事故増加や労働人口の減少による物流関連ドライバー不足が深刻化する恐れがあるため、各国政府が自動運転車の普及を後押しするとみられています。
実際にEU加盟国では、各国交通大臣が自動運転テクノロジーの実用化を支持する「アムステルダム宣言」に調印するなど、官民一体で普及に向けた取り組みが進んでいます。
自動運転車の普及拡大イメージ
(出所)各種資料等を基に三井住友アセットマネジメント作成
※上記は理解を深めていただくためのイメージです。
【コンセプト動画】もうすぐ新しい車の未来がやってくる
※三井住友アセットマネジメント作成の紹介動画です。