マネックス証券株式会社は、 2020年4月(予定)に、PTS(私設取引システム)における信用取引の提供を開始することを決定しましたので、お知らせいたします。
PTS信用取引の概要
マネックス証券では、2019年6月より、SBIジャパンネクスト証券株式会社が運営する「ジャパンネクストPTS」、ダークプールを株式取引の注文の執行先に加え、もっとも有利な条件での約定が見込まれる執行先を判定して発注するSOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文サービスの提供を開始しており、SOR注文サービスを利用し東証以外で約定した取引の90.4%(※)において、価格改善を実現しています。
今般、PTSにおける信用取引が解禁されたことを受け、マネックス証券では、SOR注文サービスにおいて制度信用取引および一般信用取引の提供を進めます。
PTSにおける信用取引はSOR注文サービスを通じて提供いたします。
あわせて、条件付注文でもSOR注文サービスをご利用いただけるように対応をする予定です。
※2019年6月18日~2019年7月31日の期間でSOR注文サービスを利用し、評価対象となった取引のうち、価格改善効果を得た取引件数の比率。ダークプールでの約定を含む。価格改善の判定は当社の定義に基づいて第3者機関が集計。
PTS信用取引のSOR注文ご利用イメージ
SOR注文サービスの概要
SORは、証券取引所やPTS(私設取引システム)など複数市場の気配値や注文株数を監視し、注文を受けた時点で最良気配価格を提示する市場をシステムで自動的に判定し、注文を出す仕組みのことです。
マネックス証券のSORでは、東証、PTSに加え、ダークプールでも約定機会を提供します。(※)
SOR注文では、もっとも有利な条件での約定が見込まれる執行先を判定して注文を執行するため、より有利な価格でのお取引の機会が広がります。
※信用取引のSOR注文においては、ダークプールで注文を執行しません。
マネックス証券の信用取引に対する近年の取り組み
マネックス証券では、信用取引においてお客様がよりお取引しやすい環境を整えるため、サービス内容の充実を図ってまいりました。
今後もお客様のご要望にお応えできるよう、更なるサービス内容の充実に努めてまいります。
マネックス証券の信用取引に対する近年の取り組み
2017年 11月 | 信用取引手数料の引き下げ |
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2019年 3月 | 一般信用「売建取引」(無期限)の取扱いを開始 |
2019年 8月 | 一般信用「売建取引」(無期限)の貸株料を年率1.10%に引き下げ |
2020年 4月(予定) | PTS信用取引サービスの取扱い開始予定 |