【対談】日本株のESGファンドに今注目すべき理由とは

【対談】日本株のESGファンドに今注目すべき理由とは

中長期的なリターンの観点から、ESG投資が注目されています。この分野での実績が豊富なシュローダー・インベストメント・マネジメント代表取締役社長の柏木茂介氏とマネックス証券代表取締役会長の松本大の対談が実現しました。
なぜ、ESG投資が注目されるのか。対談内容をご紹介します。

本記事は、シュローダー・インベストメント・マネジメントとプレジデント社のタイアップ企画であり、プレジデント・オンラインから内容を抜粋しています。

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プレジデント・オンラインのウェブページにリンクします。

プロフィール

柏木 茂介氏

シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
代表取締役社長

柏木 茂介(かしわぎ しげすけ)氏

1959年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、ニューヨーク大学経営大学院MBA取得。1982年野村證券株式会社入社。ニューヨーク大学経営大学院留学後、1987年米国ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナル(ニューヨーク)勤務。1990年帰国、資金債券本部にて日本国債トレーディング・ヘッド、大手金融法人向け円債セールス・ヘッド、企画課長を経て、1998年資金部次長。2000年よりロンドン駐在(欧州デット・マーケット業務部門長)。帰国後金融市場部長を経て、2004年野村ホールディングス株式会社執行役(グローバル・フィクスト・インカム担当)就任。2006年よりニューヨーク勤務。2007年ノムラ・ホールディング・アメリカ・インク取締役社長兼チーフ・エグゼクティブ・オフィサー就任。2010年帰国、野村ホールディングス株式会社執行役員リスク・アドバイザリー・グループ担当、2012年より執行役員コーポレート・オフィス担当を歴任、2013年野村ホールディングス株式会社執行役財務統括責任者(CFO)就任。2016年3月同社退社。2016年7月シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社代表取締役社長就任。

松本 大

マネックス証券株式会社
代表取締役会長

松本 大

1963年埼玉県生まれ。1987年東京大学法学部卒業後、ソロモン・ブラザーズを経て、ゴールドマン・サックスに勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資でマネックス証券株式会社を設立。2004年にはマネックスグループ株式会社を設立し、以来CEOを務める。マネックスグループは、個人向けを中心とするオンライン証券子会社であるマネックス証券(日本)、TradeStation証券(米国)・マネックスBOOM証券(香港)などを有するグローバルなオンライン金融グループである。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカード、株式会社ユーザベースの社外取締役も務める。

日本株のESGファンドに今、注目すべき理由とは

【対談】日本株のESGファンドに今注目すべき理由とは

【柏木】ESG投資は今日、投資における世界的な潮流です。日本でも世界最大の機関投資家であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が2017年にESG投資を始めたことで拍車がかかり、投資額は飛躍的に伸びています。企業は真剣にESGに取り組まないと、株を買ってもらえない。企業価値を毀損することになってしまいます。

【松本】マネックス証券でも自社の方針として、例えばサクセッションプラン(後継者の育成計画)まで含めたコーポレート・ガバナンスの強化を図っています。また20年前の創業時から産育休制度を充実させた結果、これまで休暇後の復職率は100%です。

【柏木】それは素晴らしい。シュローダーでも今年からフレックスタイム制を導入しており、70%の社員が活用するなど、多様で柔軟な働き方を推奨しています。

【松本】どんな企業でも事業を継続しないことには社会に貢献できないし、継続のためにはESGが必須です。さらに、上場市場のエコシステムにおけるエンゲージメント(株主と企業の対話)がいっそう重要性を増している。そうした中、GPIFのような巨大投資家が効率的・効果的に多くの企業とのエンゲージメントを進めるうえで、ESGという世界的な指標が有効に働いているわけです。

【柏木】社会的責任投資やエコ投資とは一線を画し、あくまで中長期的なリターンを追求するのが現在のESG投資だと私たちは考えています。財務諸表を分析し、経営者に話を聞いても、3~5年先くらいまでしか見通せませんが、非財務のESG関連の取り組みにはその企業の10年、20年先を読み解くための情報が含まれている。あらゆるステークホルダーと良好な関係を保つことが重要で、例えば、従業員にとって労働環境が悪く離職率が高いと、優秀な人材の確保が難しくなる。サステナブルな成長は困難でしょう。

きめ細かな視点でESGを深く評価する

【松本】金融界ではダウもTOPIXも大きな発明でしたが、ESGはここ20年来で最大の発明だと私は思います。ESG投資の発祥地である欧州では、一般に長いスパンで投資という活動がとらえられてきましたね。その伝統とノウハウをもって、45年前に英国から日本へ進出されたシュローダーがESGファンドを手がけている。非常に興味深く思いました。

【柏木】ありがとうございます。私たちは20年以上前からESG評価を運用プロセスに取り入れてきました。私たちが企業評価において重要だと考えることは、きちんとした経営理念を持ち、それが社員にまで浸透しているか。さらに、社外のステークホルダーにまで配慮されていること。つまり、ESGの取り組みが表面的なものに留まっていないかを確認することです。例えば、社外取締役も数が多いだけでは不十分で、取締役会での席の位置も知りたいですよね。端に座っているのでは、社外取締役も有名無実の存在に過ぎないとも限りませんから。

【松本】なるほど。そうしたきめ細かな視点が生かされているのが「シュローダー日本株ESGフォーカス・ファンド」ですね。

【柏木】はい。この商品は日本における昨今のESGに対する関心の高まりを受け、多くの方々にとって親しみやすい日本株で組成したものです。「ESG投資は本当に利益が出るのか?」という声も耳にしますが、この商品のマザーファンドは過去約3年で、年率2.7%*の超過収益を上げています。

*シュローダー日本株式サステナブル投資マザーファンドの基準価額の超過収益(対TOPIXトータルリターン)。2019年7月末現在。

【松本】やはりシュローダーの運用力は優れている。私も学ばせていただきたいです。日本におけるESG投資は宝の山だと思います。ESGの枠組みは整っているが、必ずしも中身が伴っていない企業があるのも事実。したがって、今後の伸びしろが大きいわけです。やり方次第で大きな変化が起こるでしょう。日本株でシュローダーがどう運用の舵を取っていくか、個人的にもとても関心があります。

【柏木】ご期待に応えたいと思います。

【松本】いずれにしても個人投資家の皆さんは、ESG投資という大きなトレンドに乗ったほうがベターだと、私は思います。株の世界には「人の行く裏に道あり花の山」という格言もありますが、マクロ的には大きな資金の流れに乗っていかないと、出遅れてしまいます。

【柏木】ESG投資という潮流が後戻りすることは決してないでしょう。ぜひ個人投資家の皆さんに、そのことを知っていただきたいと思います。

【対談】日本株のESGファンドに今注目すべき理由とは

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シュローダー日本株ESGフォーカス・ファンド

つみたてOK 100円積立 NISA
  • 国内の株式を実質的な主要投資対象としたアクティブファンドです。
  • ESG観点から持続可能な成長が見込める企業に投資します。

ESG特集

シュローダー日本株ESGフォーカス・ファンドの取引に関する重要事項

<リスク>

当ファンドは、主に値動きのある国内の株式を実質的な投資対象としています。当ファンドの基準価額は、有価証券の値動き等の影響により上下するため、元本損失が生じることがあります。当ファンドは、投資元本及び分配金の保証された商品ではありません。

<手数料・費用等>

当ファンドご購入の申込手数料および換金時に直接ご負担いただく信託財産留保額はかかりませんが、当ファンドの保有期間中に間接的にご負担いただく費用として、純資産総額に対して年率1.2744%(税込)(消費税等の率が10%となった場合は、年率1.298%)を乗じた額の信託報酬のほか、純資産総額に対して年率0.108%(税込)(消費税等の率が10%となった場合は、年率0.11%)を上限とする監査費用等がかかります。その他費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。手数料(費用)の合計額については、申込金額、保有期間等の各条件により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。

<その他>

当ファンドご購入の際には、当社ウェブサイトに掲載の「目論見書補完書面」「投資信託説明書(交付目論見書)」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。