日本国内のREIT市場(不動産投資信託市場)が堅調に推移しています。米中貿易摩擦など外部環境の変化や為替に左右されにくい点で、国内REITに注目している方も多いのではないでしょうか。堅調な国内REIT市場とマネックス証券取扱いの国内REIT型投信をご紹介します。
日本のREITに新たな追い風?
国内REIT 世界的な株式指数に組み入れへ
英国の指数算出会社FTSE社が、2020年9月から日本のREITをFTSEグローバル株式指数に組み入れると発表しました。これによって国内REITは新たな買い需要が見込まれます。
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世界的な株式指数への組入れが発表されたJ-REIT(2019年10月3日)
※アセットマネジメントOne作成の情報提供資料
堅調に推移する国内REIT市場
東証REIT指数の推移(2018年1月4日~2019年10月23日)
国内REIT市場が堅調に推移しています。東証REIT指数は、10月4日に12年2ヶ月ぶりに2,200ポイント台を回復しました。米中貿易摩擦や世界経済の成長鈍化への懸念等で、国内外の株式市場が不安定な動きを繰り返すなか、国内REIT市場への資金流入が続き上昇傾向で推移しました。
東証REIT指数の推移
出所:Bloombergのデータを基にマネックス証券作成
期間:2018年1月4日~2019年10月23日(日次)
東証REIT指数とTOPIXのパフォーマンス比較
直近10年の東証REIT指数の動きを見ると、元々はTOPIX等の国内の株価指数とは相関性が高い傾向にありましたが、2015年頃からは逆の動きをすることが多くなりました。2019年に入ってからは、東証REIT指数の上昇基調が続き、足元ではTOPIXとのパフォーマンスの差が開いてきています。
東証REIT指数とTOPIXのパフォーマンス比較
出所:Bloombergのデータを基にマネックス証券作成
期間:2009年1月5日~2019年10月23日(2009年1月5日を100として指数化)
<参考>主要資産の利回り比較(実績値)
主要資産の利回り比較(実績値)(2019年7月末現在)
※株式とREITは配当利回り、債券は最終利回りです(それぞれ実績値を使用)。配当利回りとは、1株当たり年間配当金を株価で除した値です。年間配当金が変わらない場合でも株価が上昇/下落すれば配当利回りの低下/上昇につながります。
※各資産は為替やその他の特性を考慮しておらず、利回りだけで単純に比較できるものではありません。
※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
- 国内REIT:東証REIT指数
- 国内株式:東証株価指数(TOPIX)
- 国内債券:10年国債
- 先進国株式:MSCI コクサイ インデックス
- 先進国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本)
本資料中の指数等の知的所有権、その他一切の権利はその発行者および許諾者に帰属します。また、発行者および許諾者が指数等の正確性、完全性を保証するものではありません。
各指数等に関する免責事項等については、委託会社のウェブサイト(https://www.am.mufg.jp/other/disclaimer.html)を合わせてご確認ください。
(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
国内REITに投資するファンドをご紹介!
東証REIT指数に連動するインデックスファンド
ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
わが国のリート(不動産投資信託)に投資し、東京証券取引所が算出・公表する「東証REIT指数」(配当込み)に連動する投資成果をめざして運用を行います。
毎月15日(休業日の場合翌営業日)に決算を行い、収益分配方針に基づいて収益の分配を行います。
詳細・お申込みはこちらから
MHAM J-REITインデックスファンド(毎月決算型)(愛称:ビルオーナー)
東証REIT指数(配当込み)の値動きに連動する投資成果を目指します。
また、毎月の安定した収益分配に加え、6ヶ月に一度、売買益(繰越分および評価益を含みます。)等から収益分配を行うことを目指します。
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三井住友・DC日本リートインデックスファンド
東証REIT指数(配当込み)をベンチマークとし、ベンチマークに連動する投資成果を目指します。
不動産投資信託(REIT)への投資にあたっては、東証REIT指数採用銘柄(採用予定を含みます。)に投資します。
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アクティブ運用の国内REIT型ファンド
三菱UFJ Jリートオープン(毎月決算型)
わが国の金融商品取引所に上場している不動産投資信託証券(J-REIT)を主要投資対象とします。
銘柄選定およびポートフォリオの構築は、定性的評価・定量的評価を経て行います。
不動産投資信託証券の組入比率は高位を基本とします。
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J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)
わが国の取引所に上場している不動産投資信託証券に投資します。
安定したインカムゲインの確保と投資信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。
原則として、毎決算時(年12回)に収益の分配を行います。
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明治安田J-REIT戦略ファンド(毎月分配型)(愛称:リート王)
主としてJリートへの投資を行い、市場動向によっては投資配分(アロケーション)の変更を行います。
リスク抑制の観点からイールドスプレッド(利回り格差)等の変動に応じてリートの組入比率を調整します。
リートの投資配分を低下させた部分については日本国債に配分します。
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ノーロード明治安田J-REITアクティブ
マザーファンドを通じ、わが国の金融商品取引所に上場されている不動産投資信託証券(これに準ずるものを含む)に投資します。
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