サイト内の現在位置を表示しています。

為替相場を動かす注目「経済指標」2選

為替相場を動かす注目「経済指標」2選

景気動向、金利、金融政策、市場心理、紛争や災害など、様々な要因で為替レートは変動し、相場を形成します。
今回は為替相場の変動要因の1つである「経済指標」にフォーカスし、その中でも特に注目度が高い経済指標をピックアップして紹介します。

経済指標とは

経済指標とは

経済指標とは、「各国の経済動向を表すデータ」です。
景気、消費、投資、雇用、貿易、生産、物価など、様々な指標があり、2020年3月だけでも300以上の経済指標が発表されています。

(マネックス証券「経済指標カレンダー」より)

なぜ経済指標で為替相場が動くのか?

なぜ経済指標で為替相場が動くのか?

経済指標は、発表を受けて次の経済政策が検討されたり、実際に実施されたりすることから、中長期的なトレンドに繋がる相場変動の要因となります。

経済指標の多くは事前に予想値が出されますが、予想値と発表結果に大きな乖離があった場合、今後の景気動向に対する様々な思惑が交錯することで売買が加速し、一時的に価格が大きく変動するケースがあります。

注目「経済指標」2選

政策金利

どんな指標なのか

  • 中央銀行が一般の銀行へ融資を行う際に適用する金利(その国のベースとなる金利)
  • 基本的には、インフレなど景気が過熱する局面では「利上げ」により過熱感を落ち着かせ、反対に、景気が鈍化する局面では「利下げ」により消費行動の活性化をはかるもので、利上げは通貨高、利下げは通貨安の要因となる

FX取引での注目ポイント

FX取引での注目ポイント

  1. 政策金利の変動はスワップポイントの受払額が変動する可能性が高い。
    ポジションによっては、支払額が増加することもあるので注意が必要。
  2. 発表時点では価格に織り込まれていることが多いが、事前予想と発表結果との乖離や発表後の要人発言などにより相場が急変するケースがある。
  3. 発表前後の関連ニュースによる急変動やトレンド(価格変動の方向性)に注意。

特に注目したい国/地域の政策金利

国/地域 通貨 経済指標名※
日本 円(JPY) 日銀政策金利
アメリカ 米ドル(USD) FRB政策金利
欧州 ユーロ(EUR) ECB政策金利
イギリス 英ポンド(GBP) 英中銀政策金利
オーストラリア 豪ドル(AUD) 豪中銀政策金利
トルコ リラ(TRY) トルコ中銀政策金利
南アフリカ 南アランド(ZAR) 南ア中銀政策金利

各国の政策金利の水準や発表スケジュールについては、各国政策金利表にてご確認いただけます。

各国の政策金利の水準や発表スケジュールについては、各国政策金利表にてご確認いただけます。

表中の経済指標名欄の政策金利名については、マネックス証券の「経済指標カレンダー」より引用

表中の経済指標名欄の政策金利名については、マネックス証券の「経済指標カレンダー」より引用

米国雇用統計

FXユーザーなら見逃すことができない経済指標の代表格

米国雇用統計

発表国 アメリカ
発表時期 毎月第一金曜日 に発表されるケースが多い
発表時間
(日本時間)
標準時間 22:30
サマータイム 21:30

どんな指標なのか

  • 米国労働省が発表する米国の雇用情勢をまとめた景気関連の指標
  • 10数項目の指標が発表され、「雇用統計」はその総称
  • 特に「失業率」と「非農業部門雇用者数(NFP)」の数値に注目が集まる
  • 米国連邦準備理事会(FRB)も金融政策の決定にあたり注目していると言われている
  • 世界中のマーケット参加者が注目を集める経済指標
  • 雇用情勢は個人の所得や消費などにも関係するため、今後の景気動向にも影響を与える

FX取引での注目ポイント

  • 景気動向に影響する指標であることから、金利動向にも影響し、トレンドの方向性に影響を与える可能性がある。
  • 事前予想と発表結果の乖離など発表される内容によっては非常に大きく価格が動くケースがある。

FX取引での注目ポイント

出所:マネックストレーダーFX  2020年4月3日の米国雇用統計発表時を中心とした米ドル/円の5分足チャート

こちらの指標にも注目 米国雇用統計の先行指標?

ADP雇用者数(前月比)(アメリカ)
  • 民間給与計算代行業者であるADP社が発表する雇用者数の増減値
  • 基本的に米国労働省による雇用統計の二日前の水曜日に発表されることから、米国雇用統計の先行指標として注目される。
  • 発表時間は原則、日本時間でサマータイムなら21:15、標準時間であれば22:15
米国雇用統計の発表を生中継!

マネックス証券では毎月、雇用統計の結果発表の当日に、実況中継セミナーを開催しています。

講師は大手の投資情報ベンダーの編集長、社長などを歴任し、国際金融に関する情報発信の分野で活躍してきた吉田恒が務めます。

事前の為替動向の予想、発表後のマーケットの反応や展開についての解説等をお届けいたします。

米雇用統計セミナー

市場のテーマや世界情勢によって注目度は変わる

今回解説した指標は経済指標の中でも特に注目したい指標であるが、上述したように、経済指標は月間300以上発表される月もあり、他にも重要な経済指標は多数あります。

また、その時の市場のテーマや情勢によって、普段はあまり注目されない経済指標に注目が集まるケースもあるため、日々のニュースなどの情報とあわせて経済指標の発表スケジュールにも注目してください。

経済指標カレンダー

経済指標カレンダー

プッシュ通知を活用しよう!

経済指標の発表は基本的に各国の現地時間朝から夕方の間に発表されることから、発表時、日本時間は早朝や夜中の可能性があり、重要な経済指標をうっかり忘れてしまった......といったことがあるかもしれません。

そこで、せっかくの取引機会を見逃さないよう「FX取引アプリ マネックストレーダーFX」には、経済指標の発表前に通知をくれる「プッシュ通知」機能があります。

通知時刻は5分前、10分前、15分前の3つからお選びいただけます。

通知する経済指標を、経済指標の重要度や国で絞り込むことができます。

ぜひ今後の取引にご活用ください。

プッシュ通知機能

MANEX TRADER FX スマートフォン

FX PLUS

FX PLUS

価格: 無料

App Store から無料ダウンロード

App Store から無料ダウンロード

Google Play から無料ダウンロード

Google Play から無料ダウンロード

FX PLUS(外国為替証拠金取引)をはじめるには

FX PLUSは、マネックス証券の「証券総合取引口座」と「FX PLUS口座」の2つの口座を開設すると、ご利用いただけます。もちろんどちらも口座開設・維持費は無料です。

証券総合取引口座をお持ちでない方

[口座開設・維持費は無料]

証券総合取引口座をお持ちの方

ログイン後、FX PLUS口座開設画面へ遷移します

外国為替証拠金取引は、全てのお客様の投資運用に適合するものではございません。お客様によっては、投資商品として適合しない場合がございますのでご注意をお願いいたします。お客様の本商品・取引の性格・リスク・費用に対する正確なご理解を前提とし、現在の収入金額や金融資産額の状況、ご投資資金の運用期間や目的を十分にご考慮のうえ、お取引の決定のご判断をお願い申し上げます。

また、FX PLUS口座の開設には一定の審査がございます。審査の結果によっては開設できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

FX PLUS(外国為替証拠金取引)をはじめるには

FX PLUSは、「FX PLUS口座」を開設すると、ご利用いただけます。もちろん口座開設・維持費は無料です。

FX PLUS口座をお持ちでない方

FX PLUS口座開設画面へ遷移します

外国為替証拠金取引は、全てのお客様の投資運用に適合するものではございません。お客様によっては、投資商品として適合しない場合がございますのでご注意をお願いいたします。お客様の本商品・取引の性格・リスク・費用に対する正確なご理解を前提とし、現在の収入金額や金融資産額の状況、ご投資資金の運用期間や目的を十分にご考慮のうえ、お取引の決定のご判断をお願い申し上げます。

また、FX PLUS口座の開設には一定の審査がございます。審査の結果によっては開設できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

FX PLUS(店頭外国為替証拠金取引)に関する重要事項

<リスク>

FX PLUSでは、取引対象である通貨の価格の変動により元本損失が生じることがあります。また、取引金額が預託すべき証拠金の額に比して大きいため(具体的な倍率は当社ウェブサイトをよくご確認ください)、取引対象である通貨の価格の変動により、その損失の額が証拠金の額を上回る(元本超過損)ことがあります。 さらに、取引対象である通貨の金利の変動により、スワップポイントが受取りから支払いに転じることがあります。FX PLUSは、店頭取引であるため、当社・カバー先の信用状況の悪化等により元本損失が生じることがあります。FX PLUSでは、損失が一定比率以上になった場合に自動的に反対売買により決済されるロスカットルールが設けられていますが、相場の急激な変動により、元本超過損が生じることがあります。加えて、相場の急激な変動により、意図した取引ができない可能性があります。

<手数料等>

FX PLUSでは、取引手数料はかかりません。当社は、通貨ペアごとにオファー価格(ASK)とビッド価格(BID)を同時に提示します。オファー価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格はビッド価格よりも高くなっています。流動性の低下、相場の急激な変動により、スプレッドの幅は拡大することがあります。

<証拠金>

FX PLUSでは、取引通貨の為替レートに応じた取引額に対して一定の証拠金率以上で当社が定める金額の証拠金(必要証拠金)が必要となります。一定の証拠金率とは以下のとおりです。ただし、相場の急激な変動等の事由が発生した場合には当社判断により変更することがあります。
(個人口座)
原則4%(一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)
(法人口座)
金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号の定める定量的計算モデルにより金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率です。ただし、金融先物取引業協会の算出した為替リスク想定比率が、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率(原則1%、一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)を下回る場合には、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率を優先させることとします。

<その他>

お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。
当社は、本書の内容につき、その正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。
提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更または削除されることがございます。当社は本書の内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。本書の内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。内容に関するご質問・ご照会等にはお応え致しかねますので、あらかじめご容赦ください。