今回は投資で大切な要素のひとつ、資産配分についてご紹介します。米国では「資産配分によってリターンの9割を説明できる」という研究結果があるほど、資産配分では大切なポイントです。 これから投資をはじめる方はもちろん、すでに投資されている方も復習として、ぜひご覧ください。
改めて考えたい「資産配分」の大切さ
国内株以外にもある、さまざまな投資先
「投資をはじめよう」と考えた時に、一般的に思い浮かべるのは、日本の個別株式への投資です。自分が知っている日本の企業に投資しようと思うことは自然ですし、間違っているわけではありませんが、投資の世界にはそれ以外にもさまざまな金融商品があります。
例えば、投資信託や海外の株式に投資することが考えられます。投資信託は複数の人のお金を集めて、国内外の株や債券、REITなどさまざまな商品に投資を行います。海外の株式だと、わかりやすいのが米国株ではないでしょうか。米国株は日本ではなく、アメリカの企業に直接投資します。これらの投資信託や株式などは国内だけでなく世界中に存在しています。
投資を始めるにあたって、このように国内の個別株式以外にも投資対象が複数あるということやそれぞれの商品の投資リスクなど、特性を知っておくことが大切です。
資産運用を行う上で鍵となる資産配分
投資対象には複数の選択肢があることがわかったところで、それらに対して自分の資金をどのように割り振っていけばいいのか、資産配分の比率を考える必要があります。例えば国内株式を30%、海外株式を30%、国内債券を40%、といった具合です。それを投資資金に合わせて配分します。
実は資産運用においては、この資産配分の比率が非常に大切です。個人の間でも投資が盛んな米国では、「資産配分によってリターンの9割を説明できる」ということが研究によって明らかにされているほどです。
それでは、実際に何にどれだけ投資すれば「正解」の配分比率になるのでしょうか。結論から言えば、万人にとって「正解」の配分というものはありません。人によってそれぞれ資産運用の目標や求めるリターンの水準、リスクに対する許容度などが違うからです。
一般的には、定年を迎え収入が減った方であれば元本割れのリスクが低い保守的な運用の方がいいでしょうし、投資期間を長く持てる働く世代の方であれば多少リスクを取ってもいいかもしれません。もちろん年齢以外でも、手持ちの資産やライフプランの立て方、個人の性格によって運用戦略は大きく変わります。
また、先述のとおり金融商品はさまざまな種類があり、商品ごとに得られるリターン水準やリスク、値動きの特徴が異なります。商品特性の違いを把握しつつ、自分の資産運用の目標に応じた配分比率を決定することが重要になります。
さらには、相場の変動によって当初決めた配分比率とずれてしまうことがあり、定期的に配分比率を整えてあげるリバランスも必要になります。
出所:マネックス・アセットマネジメント
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まずは、自分がどのような運用を行いたいかをはっきりさせ、それに合った配分比率を決定していきましょう。もしON COMPASSで運用するならば、その後のリバランスなどのメンテナンスも任せられ、効率的な資産運用を目指せます。
出所:マネックス・アセットマネジメント
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