チーフ・外国株コンサルタントの岡元兵八郎(ハッチ)が、日興アセットマネジメントが設定・運用するデジタル・トランスフォーメーション株式ファンド(愛称:ゼロ・コンタクト)をご紹介いたします。
ハッチのファンドを見る眼:ゼロ・コンタクト
(収録日:2021年8月20日)
※マネックス証券のYouTubeチャンネル「マネックスオンデマンド」にリンクします。
目次:
- ハッチのファンドを見る眼 (ファンドの注目ポイント)
- 保有上位銘柄:ショッピファイについて
- 保有上位銘柄:トゥイリオについて
- 保有上位銘柄:ペロトン・インタラクティブについて
- 保有上位銘柄:ツイッターについて
- 保有上位銘柄:ペイパル・ホールディングスについて
- マネックス証券で取扱いのあるARK社が調査に関わるファンド
- コンセプト動画のご紹介
ファンド紹介
デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド(愛称:ゼロ・コンタクト)
- 主に、世界の上場株式の中から、ゼロ・コンタクト・ビジネスを行なう企業の株式などに投資を行ないます。
- 今後の成長が期待される、ゼロ・コンタクト・ビジネス(非接触型ビジネス)関連企業の株式(預託証券を含みます。)を中心に投資を行なうことにより、中長期的な信託財産の成長をめざします。
- 外貨建資産への投資にあたっては、原則として、為替ヘッジは行ないません。
- 「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド」「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド(予想分配金提示型)」との間でスイッチングが可能です。(NISA口座についてはスイッチングのお取扱いはありません。)
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ハッチも注目!キャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメント
アーク・インベストメントの特長
米アーク・インベストメントは"破壊的イノベーション"への投資に特化した、非常にめずらしい運用会社です。アナリストの多くがテクノロジー企業などの出身者で構成されています。アークが伝統的な運用会社と異なる点やユニークな点は以下の通りです。
- 既存の業種でなく、未来の世界を変える「破壊的イノベーション」に着目。
- イノベーションを理解する専門家を金融以外からも採用。
- イノベーションを実現する企業や、大企業の中での取り組みを発掘。
- イノベーションがつくる未来の市場規模から逆算して、今の企業の株価を見る。
- 自動車や電気など業種のタテ割りでアナリストを配置しない。
- 企業の3ヵ月毎の業績発表など足元の数値を気にしない。
出所:日興アセットマネジメントのウェブサイト
キャシー・ウッド氏(ARK創業者 CIO/CEO)
2014年1月のARK設立以前は、大手運用会社にて12年間、グローバルテーマ株式運用のCIOとして50億ドル以上を運用。
ダボス会議への出席、2016年"Women in Finance, Outstanding Contribution Award"や"2018 Bloomberg's Top 50"に選ばれるなど、業界でいま最も注目される女性のひとり。
出所:日興アセットマネジメントのウェブサイト
キャシー・ウッド氏の言葉に見る、アークの銘柄の選び方
安売りされている銘柄を胃の痛くなる想いをしても信じて、買う。
「株価が下落局面に入った時、一般的なアクティブファンドの運用者は自分達の評価対象であるベンチマークまたはインデックスに投資比率を近づけようとする傾向があります。なぜなら、そうすることで日経平均やダウ平均(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)といったベンチマークに大きく負けることはないと考えるからです。
しかし、市場のインデックスに近づけてしまったことで、いざ株価がリバウンドした時でも、インデックス程度にしか戻らないことがあります。個別銘柄の株価は上昇したのにファンド自体は思ったほど上昇しないといった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ARKはそれを避けたいと考えており、真逆のことをします。つまり他の運用者が下がると思って投げ 売った株式を買い集めるのです。売られる株式を安い値段で買おうとするために、下落局面において 私たちの運用ではインデックスよりも大きく下落する傾向もみられます。
しかし、私たちが見ているのは、足元の短期的な業績ではなく、その会社がやろうとしていることが5 年後、10年後、20年後にわたって、どれぐらいの市場を作り上げるのか、そして、その会社がその中 で何%ぐらいのシェアを握ることができるのかということ。さらに言えば、まだ存在しない「モノ」や 「サービス」の将来性をも見込んで投資を行なっているのです。
いわばベンチャーキャピタルの視点です。「5年で2倍」をひとつの指針ともしており、資本家目線に近い投資をしていると言えるでしょう。ですから私たちは、独自のリサーチと信念のもと、一番厳しい時に安売りされている銘柄を胃が痛くなる想いをしながらも買い集めます。ファンドの値動きは大きくなる傾向にありますが、だからこそ市場が反発するときには、より大きな上昇も期待できるのだと考えています。」
出所:日興アセットマネジメントのウェブサイト、資料
アークをさらに深く知るためには
アークと提携を結ぶ日興アセットマネジメントのウェブサイトでは、アークに関する情報が充実しています。アークについて、さらに深く知りたい方はぜひご覧ください。
(日興アセットマネジメントのウェブサイトへ遷移します)
マネックス証券で取扱いのあるARK社が調査に関わるファンド
※2021年8月30日時点。運用会社はすべて日興アセットマネジメント