当社では、2019年6月より現物取引において、SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文サービスを導入しております。本サービスは東京証券取引所に加え、私設取引システム(PTS)等の注文状況を参照することでお客様により有利な条件での約定機会を提供するものです。詳細はこちらをご覧ください。
当社では、2019年6月より現物取引において、SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文サービスを導入しております。本サービスは東京証券取引所に加え、私設取引システム(PTS)等の注文状況を参照することでお客様により有利な条件での約定機会を提供するものです。詳細はこちらをご覧ください。
一方、本日、一部報道機関で、個人投資家向けのSOR注文サービスを利用し、超高速で売買を繰り返すHFT(ハイ・フリークエンシー・トレード)業者が、個人投資家に先回りし有利な約定を行う可能性が報道されています。
これは、SORを利用した注文で、一定期間東証以外のPTSに発注状態となる「TIF(タイム・イン・フォース)」を導入した場合に発生します。PTSに発注状態となっている間に、HFT業者等が東証に先回りで発注を行うことで有利な約定ができる(個人投資家が不利な約定となる)というものです。
当社の提供するSORシステムではそのような形で個人投資家に不利な状態は発生いたしません。
以下のとおり、当社のSOR注文サービスの概要をご案内いたします。
当社におけるSORの概要
- TIF(タイム・イン・フォース)は提供しておらず、お客様の注文を事前にHFT業者等が確認することはできません。
- PTSへの注文がPTSで約定しない場合は即時にキャンセルし、東証に注文いたします(IOC注文という形式で発注しています)。
- SORのチェックを外すことで、東証に注文を直接出すことが可能です。
当社のSORの執行状況については、ウェブサイトで月次のデータを公表しております。
証券総合取引口座にログイン後、注文約定一覧画面からご確認ください。
また、当社におけるSORの詳細については、取引説明書およびウェブサイトをご確認ください。