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日本円で外国債券に投資!『iシェアーズ』新ETF

日本円で外国債券に投資!『iシェアーズ』新ETF

2020年10月15日、東京証券取引所に米国債など外国債券に連動する4つの円建てETF(運用会社:ブラックロック・ジャパン)が上場しました。本コンテンツでは、同ETFの特徴などをご紹介いたします。なお、同ETFは信用取引なら売買手数料0円でお取引いただけます。

ETFの人気シリーズ『iシェアーズ』から新しいETFが登場

「iシェアーズETF 東証上場シリーズ」は国内株式と同様の取引方法・手数料で国際分散投資が可能なETFシリーズです。今回追加されるETFは、分散投資に重要な役割を果たす外国債券に連動する円建てのETF4銘柄です。
世界のETF残高709兆円のうち、債券連動型のETF残高は約150兆円とおよそ2割を占めています(2020年8月末基準※)。日経平均やS&P500のような株式指数に連動するETFだけでなく、債券連動型ETFも活用いただくことで、国単位、資産クラス単位のリスクを分散することができます。

出所:ETFGI LLP(2020年9月9日)、ブラックロック・ジャパン株式会社(2020年9月25日)の各プレスリリース

ETF/ETNを使った分散投資とは?ETF/ETNのキホン

今回追加されるETFの特徴

米国債1-3年は、年限が短いため金利の感応度は小さく、一方で為替(円安はプラス要因、円高はマイナス要因)がパフォーマンスに最も影響します。したがって、米国金利が大きく上昇せず、かつ為替の円安を見込む場合に有効な投資対象となります。(分配は年4回)

米国債20年超(為替ヘッジあり)は、米国金利が低下(債券価格の上昇)する局面で、リターンを得ることが可能な商品になります。一方で、金利が上昇する(債券価格が下落)局面では、パフォーマンスは悪化します。為替ヘッジがついているため、円安/円高の影響は受けづらくなっていますが、ヘッジコストがかかる場合があります。ヘッジコストは円がヘッジ対象となる米ドルよりも低金利の場合に発生します。(分配は年4回)

新興国の債券は、先進国と比べ相対的にリスクが高く、その分利回りが相対的に高くなっています。本ETFが連動する指数の米ドル建て新興国債券は、新興国の景気拡大や先進国の金融緩和でパフォーマンスがプラスとなる傾向があります。一方、新興国の景気後退や財政悪化、先進国の金利上昇がパフォーマンスの悪化につながります。ドル建ての新興国債券を保有しますが、為替ヘッジをつけているため、円安/円高の影響は受けづらくなっているものの、ヘッジコストがかかる場合があります。(分配は年4回)

投資適格社債とは、社債の中でも元本と利息の支払いの確実性が相対的に高い社債のことです。一般的に、国債よりはリスクが高いものの、その分のリターンの上乗せが見込まれます。本ETFは、欧州金利と投資適格社債スプレッド(国債と社債の利回り差)に対して投資します。そのため、欧州金利の低下(債券価格の上昇)、投資適格社債スプレッドの縮小でパフォーマンスがプラスとなる傾向があり、欧州金利の上昇(債券価格の下落)、投資適格社債スプレッドの拡大がパフォーマンスの悪化につながります。
為替ヘッジをつけているため、ユーロに対する円安/円高の影響は受けづらくなっていますが、ヘッジコストがかかる場合があります。ヘッジコストは円がヘッジ対象となるユーロよりも低金利の場合に発生します。(分配は年2回)

新規上場ETF 銘柄概要

銘柄名(銘柄コード) iシェアーズ 米国債1-3年 ETF(2620)
連動を目指す指標の名称 FTSE米国債1-3年セレクト・インデックス(国内投信用 円ベース)
指標の概要 残存期間1年以上3年未満の米国債から構成された指標で、日本円にて計算されています。
運用会社 ブラックロック・ジャパン株式会社
信託報酬 年0.14%(税込 年0.154%)
決算日 年4回(1月11日、4月11日、7月11日および10月11日)
※初回決算日は2021年1月11日
上場日 2020年10月15日
銘柄名(銘柄コード) iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)(2621)
連動を目指す指標の名称 FTSE米国債20年超セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベー ス)
指標の概要 残存期間20年超の米国債から構成された指標で、日本円にて計算されています。また、為替の変動リスクを回避するために、為替ヘッジが行われています。
運用会社 ブラックロック・ジャパン株式会社
信託報酬 年0.14%(税込 年0.154%)
決算日 年4回(1月11日、4月11日、7月11日および10月11日)
※初回決算日は2021年1月11日
上場日 2020年10月15日
銘柄名(銘柄コード) iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)(2622)
連動を目指す指標の名称 J.P. モルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・コア・インデックス 国内投信用(円建て、円ヘッジ)
指標の概要 新興国の政府および政府機関等の発行する債券から構成された指標で、日本円にて計算されています。また、為替の変動リスクを回避するために、為替ヘッジが行われています。
運用会社 ブラックロック・ジャパン株式会社
信託報酬 年0.45%(税込 年0.495%)程度
※投資するETFの投資比率や報酬率が変更になる可能性があり、実質的な負担についても変動することがあります。詳細は目論見書をご参照ください。
決算日 年4回(1月11日、4月11日、7月11日および10月11日)
※初回決算日は2021年1月11日
上場日 2020年10月15日
銘柄名(銘柄コード) iシェアーズ ユーロ建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)(2623)
連動を目指す指標の名称 ブルームバーグ・バークレイズ・ユーロ社債インデックス TTM(為替ヘッジ有り、円ベース)
指標の概要 ユーロ建ての投資適格債券から構成された指標で、日本円にて計算されています。また、為替の変動リスクを回避するために、為替ヘッジが行われています。
運用会社 ブラックロック・ジャパン株式会社
信託報酬 年0.28%(税込 年0.308%)程度
※投資するETFの投資比率や報酬率が変更になる可能性があり、実質的な負担についても変動することがあります。詳細は目論見書をご参照ください。
決算日 年2回(4月11日、10月11日)
※初回決算日は2021年4月11日
上場日 2020年10月15日

ETFの信用取引手数料は0円!

マネックス証券では、ETF・REIT等の信用取引手数料が0円(無料)です。コストを気にすることなく、300を超えるETF・ETN・REIT(インフラ投資法人含む)をお取引いただけます。
今回ご紹介しているETF4銘柄も、信用取引なら取引手数料0円でお取引いただけます。

国内上場有価証券取引に関する重要事項

<リスク>

国内株式および国内ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「国内株式等」)の売買では、株価等の価格の変動や発行者等の信用状況の悪化等により元本損失が生じることがあります。また、国内ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じることがあります。信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が最大3.3倍程度となる可能性があるため、価格、上記各指数等の変動、または発行者の信用状況の悪化等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じることがあります。

<保証金の額または計算方法>

信用取引では、売買金額の30%以上かつ30万円以上の保証金が必要です。

<手数料等>

国内株式等のインターネット売買手数料は、「取引毎手数料」の場合、約定金額3,000万円以下のときは、最大921円(税込:1,013円)、約定金額3,000万円超のときは、973円(税込:1,070円)かかります。ただし、信用取引では、「取引毎手数料」の場合、約定金額が50万円以下のときは、成行・指値の区分なく最大180円(税込:198円)が、約定金額50万円超のときは、成行・指値の区分なく最大350円(税込:385円)がかかります。また、「一日定額手数料」の場合、一日の約定金額300万円ごとに最大2,500円(税込:2,750円)かかります。約定金額は現物取引と信用取引を合算します。(非課税口座では「取引毎手数料」のみ選択可能ですのでご注意ください。)単元未満株のインターネット売買手数料は、買付時は無料です。売付時は約定金額に対し0.5%(税込:0.55%)(最低手数料48円(税込:52円))を乗じた額がかかります。国内ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。国内株式等の新規公開、公募・売出し、立会外分売では、購入対価をお支払いただきますが、取引手数料はかかりません。IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引の売買手数料は、1注文の約定金額により異なり、2億円超の約定金額のとき最大手数料345,000円(税込:379,500円)かかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「IFAコースの手数料」をご確認ください。

<その他>

お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「上場有価証券等書面」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。