2020年12月8日(火)より、レバレッジが効いたETFを多く提供することで知られるDirexion社のETF3銘柄を新たに追加いたしました。インターネット関連企業指数への連動を目指すブルベア3倍ETF、そして在宅関連企業の指数への連動を目指すETFなどがお取引いただけます。ポートフォリオに組み入れてみてはいかがでしょうか。
Direxion社が提供するETFの新規3銘柄をご紹介
シンボル | 銘柄名 | ベンチマーク(指数) | 市場 | 経費率 (年率%) |
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WEBL | デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ブル3倍 ETF | ダウ・ジョーンズ・インターネット・コンポジット指数 | ARCA | 0.98% | ||
Daily S&P Dow Jones Internet Bull 3X Shares | ||||||
WEBS | デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ベア3倍 ETF | ダウ・ジョーンズ・インターネット・コンポジット指数 | ARCA | 1.07% | ||
Daily Dow Jones Internet Bear 3X Shares | ||||||
WFH | ワーク・フロム・ホーム ETF | リモート・ワーク指数 | ARCA | 0.45% | ||
Work From Home ETF |
デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ブル3倍 ETF (WEBL)
デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ベア3倍 ETF (WEBS)
Dow Jones Internet Composite Index は、当該指数の日々の値動きの3倍、または日々の反対の値動きの3倍の投資成果を目指します。
2019年11月30日~2020年12月1日の月足(出所:トレードステーション)
レバレッジ型・インバース型ETFとは
レバレッジ型・インバース型ETFは、ベンチマークとなる株価指数の"1日の値動きに対して"一定の倍数のパフォーマンスを目標として運用されるETFです。例えば、3倍レバレッジ(ブル型)、3倍インバース(ベア型)のETFは、対象ベンチマークの1日の値動きに対して、+300%(ブル型)、-300%(ベア型)のパフォーマンスを目指します。
米国上場のレバレッジ型・インバース型ETFを取引するにあたってのご留意事項
- 米国ETFの売買では、株価等の価格の変動、外国為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化等により、元本損失が生じることがあります。また、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じることがあります。国外ETFの場合には、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために、元本損失が生じることがあります。なお、外国為替相場の変動により、外貨お預り金の円換算価値が下がり、円ベースでの元本損失が生じることがあります。
- 対象指標は、変動率が原指標の日々の変動率の例えば2倍(レバレッジ指数)、-1倍(インバース指数)となるように算出されているため、前営業日と比較するとその変動率は原指標の2倍(レバレッジ指数)、-1倍(インバース指数)となりますが、2営業日以上離れた期間での比較においては、複利効果により、一般的に、原指標の変動率のちょうど2倍(レバレッジ指数)または-1倍(インバース指数)にはなりません。
- レバレッジ型指標、インバース型指標は、中長期にわたって投資をする場合、原指標の変動率とレバレッジ型指標、インバース型指標との変動率の乖離が大きくなる可能性がありますのでご留意ください。
- 特に、原指標が上昇・下落を相互に繰り返す場合、上記の複利効果によりレバレッジ指数、およびインバース指数は逓減していくという特徴があります。この場合、利益を得にくくなりますのでご留意ください。
- 2倍のインバース型指標に連動するETFは原指標に連動するETFに比べ市場価格と理論価格の値動きが大きいため、当該指標に連動するETFの市場価格がストップ高(ストップ安)となったのちも当該指標が上昇(下落)を続けた場合、市場価格と理論価格が乖離し、その結果理論価格に近い価格で売買することが出来なくなる可能性がより高くなるため、留意が必要です。なお、このような市場価格と理論価格の乖離は一般的には理論価格が呼値の制限値幅内の値となった際に解消されると考えられます。
(ご参考)
日本取引所グループのウェブサイトにレバレッジ型・インバース型ETFの説明が記載されています。
ただし、今回追加するETFは米国市場に上場のため、日本市場に上場しているETFではないこと、また円建てでではなく米ドル建てであることにご注意ください。
ワーク・フロム・ホーム ETF (WFH)
ワーク・フロム・ホームETFは、柔軟な労働環境を支えるための「クラウド」「サイバーセキュリティ」「オンラインのプロジェクト・マネジメントや書類管理」「リモート・コミュニケーション」という四つのテクノロジーが拡大すると恩恵を受ける、ないし今後恩恵を受けると見込まれる40社で構成されたSolactive Remote Work Indexに連動する成果を目指します。同指数は、半年に一度のリバランスをします。
Direxion社がまとめた各種調査によると、ビジネスリーダーの85%は、柔軟な働き方の結果として生産性が向上したことを確認しています。 65%の企業が、柔軟なワークスペースがコストの削減とリスクの管理に役立つと述べています。雇用されているアメリカ人の43%は、ある程度の時間をリモートでの作業に費やしていることから、投資家に受け入れられる公算が大きいとCFRAリサーチのETF調査ディレクター、トッド・ローゼンブルース氏は話しています。
ファンド概要(Direxion社のウェブサイトに移動します。英語)
2020年7月1日~2020年12月1日の月足(出所:トレードステーション)