独自のETFに強み ウィズダムツリー米国本社訪問

独自のETFに強み ウィズダムツリー米国本社訪問

マネックス証券のゼロETFでもおなじみのウィズダムツリー。かつてヘッジファンドの帝王と呼ばれたマイケル・スタインハルト氏が会長を務め、「株式投資の未来」等の著書でも有名なジェレミー・シーゲル教授をアドバイザーに持つ、いま勢いのあるETF運用会社です。この度、ニューヨークにある本社へ訪問し、調査ディレクターのジェレミー・シュワルツ氏にお話を伺ってきました。

本コンテンツ内のデータは2018年4月30日時点のものです。

この方にお話を伺いました!

ジェレミー・シュワルツ氏

ウィズダムツリー調査ディレクター

ジェレミー・シュワルツ氏

調査ディレクターとして、ウィズダムツリー社独自の株価指数設計プロセスおよび商品全般のリサーチを統括。入社前はジェレミー・シーゲル博士のヘッド調査アシスタントを務め、「Stocks for the Long Run(株式投資)」「The Future for Investors(株式投資の未来)」の調査・執筆に助力した。また、Financial Analysts Journal(ファイナンシャル・アナリスト・ジャーナル)に掲載された論文「What Happened to the Original Stocks in the S&P500 ?」の共同執筆者でもある。ペンシルバニア大学ウォートンスクール出身で、現在も同校でウォートン・ビジネス・ラジオ番組「Behind the Markets」(シリウスXM111で放送)のホストを務めている。フィラデルフィアCFA協会会員。

ウィズダムツリーとは?

Q.ウィズダムツリーはどのような会社でしょうか。

ETFに特化した運用会社として、米国市場に唯一上場(ティッカーシンボルはWETF)している運用会社です。他の運用会社とは異なり、自ら連動指数を開発し、それに連動するETFの組成・運用を行っています。現在米国で運用しているウィズダムツリーETFは81本あります(うち日本で届け出がされている銘柄は27本です)。ETFのアプローチの仕方も、一般的にある時価総額加重ではなく、配当加重や利益加重などいわゆるスマートベータ的なアプローチを取って運用しています。

Q.ウィズダムツリーの強みはどこにあるのでしょうか。

パフォーマンスですね。例えば、あるETFプロバイダーはコストが低いことを特に重視しています。また、彼らはマーケットのベータ(時価総額加重のポートフォリオによるリターン)をとるETFを中心として提供しています。どのETFプロバイダーも、それぞれの価値やユニークさを持っています。これに関して言えば、我々にとっての価値とはパフォーマンスであり、それを証明しようと日々努力しています。 例えば、過去の増配に注目した同様の高配当ファンドがありますが、当社の配当成長ファンドであるDGRW(ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド)を、米国が金利上昇局面に入った過去1年で比較すると、DGRWの方がパフォーマンスが優れていることがわかります。

同様の増配ファンドとDGRWの過去1年のパフォーマンス(%)の比較

同様の増配ファンドとDGRWの過去1年のパフォーマンス(%)の比較

(出所:米国株取引ツール トレードステーション)

米国で注目のETFとは

Q.最近、米国で売れているETFはなんでしょうか。

我々の米国ETFで一番、資金流入が多いのは、先程も紹介しましたDGRWですね。5年前にスタートしたETFですが、今では残高は約2,200億円になっています。次に多いのが、DHS(ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド)です。DGRWは「配当成長ファンド」の部類で、ウィズダムツリー独自のスクリーニングによって銘柄が選定されています。そのスクリーニング方法は以下のとおりです。

  1. ROE(株主資本利益率)
  2. ROA(総資産利益率)
  3. 利益成長

これらを満たす、上位300銘柄からピックアップし、銘柄を構成しています。ETFのポートフォリオ配当利回り(※)は2.35%となっています(ETFの配当利回りは1.84% 4/30株価:40.07米ドル 配当実績:0.74米ドル)。配当利回りが高い銘柄と比較すると、PERは低めで割安で、リターンが良いです。他にも新興国や欧州や日本のETFもこのスクリーニング方法で銘柄選択を行うETFがあります。DGRWには今年1月から約150億円の資金が流入しています。

ETFを構成する銘柄の過去12ヶ月利回りの加重平均となります。

Q.今年、注目のETFはなんでしょうか。

米国株ファンドであれば、やはりDGRW(ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド)ですね。新興国ならXSOE(ウィズダムツリー 新興国株ニューエコノミーファンド)、DEM(ウィズダムツリー 新興国株 高配当ファンド)のどちらかでしょう。ロングショートを用いたヘッジファンド型ETFであるDYLS(ウィズダムツリー 米国株ダイナミックロングショートファンド)も良いファンドですね。

独自ツールを利用しながら質問に回答するシュワルツ氏

独自ツールを利用しながら質問に回答するシュワルツ氏

新興国について

Q.新興国のETFはどうでしょうか?

先程もご紹介しましたが、ウィズダムツリーETFには大型の2つのファンドがあり、どちらも良い成績を残しています。1つ目は配当利回りが高い、DEM(ウィズダムツリー 新興国株 高配当ファンド)です。これはDHSと同じスクリーニング方法を用いています。割安度を重視したETFで、PERは9~10倍で我々のETFの中でも一番割安です。二つ目がXSOE(ウィズダムツリー 新興国株ニューエコノミーファンド)です。このファンドには、今年だけで85億円が流入しています。昨年はCXSE(ウィズダムツリー 中国株ニューエコノミーファンド)が70-80%上昇したため、資金流入が目立ちました。過去1年を見ても我々のETFの中で一番成績が良いですね。DXJ(ウィズダムツリー 日本株米ドルヘッジ付ファンド)も成績が良いですよ。

CXSEの株価推移(2017年~)

CXSEの株価推移(2017年~)

(出所:米国株取引サイト トレードステーション)

Q.日本ではEPI(ウィズダムツリー インド株収益ファンド)の人気が高いです。インドの見通しはどうでしょうか?

インドには強気です。昨年、レポートを出しているのでぜひ読んでみてください。

新興国について、ウィズダムツリーはこう見る(外部サイトへ遷移します)

米国個人投資家の資産運用

Q.米国の個人投資家はウィズダムツリーETFをどのように活用されているのでしょうか。

他社のETFと比較しながら、利用されているケースが多いです。しかし最近では、弊社からモデルポートフォリオを提示して、どのように銘柄を組み替えたら顧客のニーズにあった資産形成ができるかというサービスを提供しています。例えば米国のオンライン証券であるTDアメリトレードでは日本のゼロETFのようなフリートレードプログラムがあります。そこでは、75本のウィズダムツリーETFが取引手数料が無料になっています。もちろん、モデルポートフォリオも無料で使えます。将来的にこのようなモデルポートフォリオの提案は強化していく予定です。

Q.米国では投資アドバイザーの経由で買うことが多いのでしょうか。

そうですね、投資アドバイザー経由が多いです。アドバイザーの方にはポートフォリオツールを無料で提供しており、それを使って個人の顧客に具体的な投資の提案をしてもらっています。

日本人投資家へのメッセージ

Q.最後に日本人投資家へメッセージをお願いします。

今の環境はまさにバリューを取りに行く環境であり、我々のETFが合っていると思います。
資産運用においては、ETFは非常に期待が持てる商品です。もしより良い投資戦略を組みたいのであれば、ウィズダムツリーETFがベストだと思います。

ウィズダムツリー本社のエントランスにてジェレミー氏と

ウィズダムツリー本社のエントランスにてジェレミー氏と

マネックス証券ならウィズダムツリーETFの取引手数料(税抜)は実質無料

ゼロETF

今回登場したETF

ティッカー 銘柄名(上段)、連動指数(下段)
DGRW ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド
ウィズダムツリー・米国株クオリティ配当成長インデックス
DHS ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド
ウィズダムツリー・ハイ・ディビデンド・インデックス
XSOE ウィズダムツリー 新興国株ニューエコノミーファンド
ウィズダムツリー・エマージング・マーケッツ・エックスステートオウンド・エンタープライズ・インデックス
DEM ウィズダムツリー 新興国株 高配当ファンド
ウィズダムツリー・エマージング・マーケッツ・ハイ・ディビデンド・インデックス
DYLS ウィズダムツリー 米国株ダイナミックロングショートファンド
ウィズダムツリー・米国株ダイナミック・ロングショート・インデックス
DXJ ウィズダムツリー 日本株米ドルヘッジ付ファンド
ウィズダムツリー・ジャパン・ヘッジド・エクイティ・インデックス
EPI ウィズダムツリー インド株収益ファンド
ウィズダムツリー・インド・アーニングス・インデックス

米国特集記事をぜひご覧ください!

現地で独自調査してきました

米国株取引をはじめるには

米国株取引は、マネックス証券の「証券総合取引口座」と「外国株取引口座」の2つの口座を開設すると、ご利用いただけます。もちろんどちらも口座開設・維持費は無料です。

証券総合取引口座をお持ちでない方

[口座開設・維持費は無料]

証券総合取引口座をお持ちの方

ログイン後、外国株取引口座開設画面へ遷移します

米国株取引をはじめるには

外国株取引口座をお持ちでないお客様は、まず、外国株取引口座をお申込みください。開設後は、外国株取引口座情報へのアクセスや米国株取引画面へのログインができます。

外国株取引口座をお持ちでない方

外国株取引口座開設画面へ遷移します

米国上場有価証券等のお取引に関する重要事項

<リスク>

米国株式および米国ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「米国株式等」)の売買では、株価等の価格の変動、外国為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化等により、元本損失が生じることがあります。米国ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じることがあります。国外株式等の場合には、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために、元本損失が生じることがあります。なお、外国為替相場の変動により、外貨お預り金の円換算価値が下がり、円ベースでの元本損失が生じることがあります。

<手数料等(税抜)>

米国株式等の売買では、約定代金に対し0.45%(ただし最低手数料5米ドル、手数料上限20米ドル)の国内取引手数料がかかります。また、上記取引手数料のほか売却時のみ現地取引費用がかかります。現地取引費用は、市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、その金額等および手数料等の合計額等をあらかじめ表示することはできません。また、米国ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。なお、円貨お預り金と外貨お預り金の交換時に所定の為替手数料がかかります。

<その他>

お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「上場有価証券等書面」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。また、米国株式等は、国内金融商品取引所に上場されている場合や国内で公募・売出しが行われた場合等を除き、日本の法令に基づく企業内容等の開示が行われておりませんので、取引を行うにあたっては十分にご留意ください。