買うべきタイミングや売るべきタイミングで「もっと上がるかも」「もっと下がるかも」と感情に惑わされて注文を出せなかった経験はありませんか?
自分のタイミングで注文できる指値注文や成行注文以外に条件付注文を活用すれば、冷静沈着に思い通りのトレーディングが可能になるかもしれません。
本コンテンツでは、条件付注文の1つ逆指値注文についてご紹介いたします。
本コンテンツは情報提供が目的であり、投資その他の行動を勧誘する、あるいは、コンテンツ中の個別銘柄を勧誘、推奨するものではございません。また、過去の実績は将来の投資成果を保証するものではありません。銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断にてお願いいたします。
上昇トレンドを掴み、損失を限定できる逆指値注文
逆指値注文のポイント
逆指値注文とは、通常の指値注文とは逆で、指定したトリガー条件より株価が高くなったら「買い」、安くなったら「売り」の注文が自動的に発注される注文方法です。
逆指値注文の活用方法は主に3つあります。
① 上昇トレンドに乗った銘柄をゲット
② 損失の拡大を防ぐロスカット
③ 欲を制御する利益確定の売り
注文の有効期限は最大1ヶ月で設定ができるため、相場が見られない時も安心できる優秀な注文方法です。
トリガー条件 | 指値注文、成行注文を出す基準となる株価 |
---|---|
逆指値(買) | 株価がトリガー条件より上がったら買い注文(指値もしくは成行)を出す |
逆指値(売) | 株価がトリガー条件より下がったら売り注文(指値もしくは成行)を出す |
【逆指値注文(買)】上昇トレンドに乗った銘柄をゲット
チェンジ(3962)の場合
※10月23日に1ヶ月の注文有効期限で逆指値注文を出した場合
チェンジ(3962)の日足チャートを見ると、10月23日に株価が5,000円を下回っています。再度5,000円を上回ったときに、上昇トレンドに乗るかもしれないと考え、トリガー条件5,010円、指値5,030円で逆指値注文(買)を設定したところ、株価はその後4,000円から5,000円のもみあいを上抜け、上昇トレンドの初動をうまく捉えることができました。
(出所)マネックス証券ウェブサイト
緑:短期移動平均線(5)
黄:長期移動平均線(25)
※2018年11月21日時点のチャート
逆指値(買)の注文方法
【逆指値注文(売)】ロスカットと利益確定の売りが可能
東洋(8920)の場合
※9月27日に1ヶ月の注文有効期限で逆指値注文を出した場合
東洋(8920)の日足チャートを見ると、9月12日から26日まで9連騰しています。今後の株価上昇を期待して4,650円で100株買付しましたが、万が一の下落に備えトリガー条件4,450円、指値4,430で逆指値注文(売)を設定したところ、10月26日に短期移動平均線が長期移動平均線を下回るデッドクロスが発生し、その後株価は急落、損失が膨らむ前にロスカットすることができました。
(出所)マネックス証券ウェブサイト
緑:短期移動平均線(5)
黄:長期移動平均線(25)
※2018年12月5日時点のチャート
逆指値(売)の注文方法
日本株のリスクヘッジ方法
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