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達人に聞く!銘柄スカウターを使った理論株価投資法?

達人投資家になるためのアドバイスとは?

投資の達人から学びたい、そのように考えている方も多いのではないでしょうか。インデックスファンドの積立投資からスタートし、徐々に個別株投資をするようになったというmaster_kさん。銘柄スカウターに出会って本格的なファンダメンタルズ分析を始めると、投資成績も大きく上がりついに著書も出版するまでに至ったそうです。本コンテンツでは、master_kさんの銘柄分析手法やおすすめの銘柄スカウター活用方法などをマーケット・アナリストの益嶋裕が詳しくお聞きしていきます!

本コンテンツは情報提供が目的であり、投資その他の行動を勧誘する、あるいは、コンテンツ中の個別銘柄を勧誘、推奨するものではございません。また、過去の実績は将来の投資成果を保証するものではありません。銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断にてお願いいたします。

master_k氏

個人投資家

master_k 氏

個人投資家。2007年からインデックス積立投資をはじめる。2018年からファンダメンタル分析を学び、その後は小型グロース日本株をメインに投資を行っている。ファンダメンタル分析で培った、銘柄選定の方法、企業分析、株価分析などの情報をTwitterを中心に発信中。
ツイッターアカウント:https://twitter.com/master_k1805

投資のきっかけは中学生のときの金投資!?

-本日はよろしくお願いします!まず、master_kさんが投資を始めたきっかけを教えていただけますか?

14歳の頃(現在は37歳)に新聞で金の値段がどんどん上がっているというのを読んで、なんとなく買っておいたほうが良いのかなと思って始めたのがきっかけですね。去年売ったのでけっこう利益が出ました。中学生が買える量なのでたいしたことはありませんが・・・他にも親が勤めていた企業が上場することになって、貯めていたお小遣いを使って株を買わせてもらいました。その株は買値から2倍くらいにはなったんじゃないかな。

-若いときから投資の才能がおありだったんですね!その後本格的に投資を始めたのはいつ頃ですか?

会社に24歳で入社したんですが、説明会で企業型DC(企業型確定拠出年金)に入ってくださいと言われていろいろな金融商品の説明を受けました。じゃあ改めて本格的に投資をやるかという感じでした。内藤忍さんが書かれた「資産設計塾」を教科書にしてインデックスファンドの分散投資をはじめました。その後2018年までは個別株投資も少しはやっていましたが、大部分はインデックス投資でした。投資を始めたのがリーマン・ショック直前だったこともありインデックス投資の成績も良く、累積購入金額の2倍以上にはなっていますね。

-積立投資家の鑑ですね!積立投資でもうまくいっていたのに、個別株投資をされるようになったのはなぜなんですか?

結婚を機に家計では投資ができなくなり、自分のポケットマネーの範囲内で投資をすることになりました。大きな額は使えないのですが、なんとか大きく増やしたいと思って個別株投資を本格的にするようになりました。今は本業の仕事とバランスを取りながら個別株のファンダメンタルズ投資(企業の業績や資産などに着目する投資)に取り組んでいます。

小型グロース株の分析が成功の秘訣!

-ファンダメンタルズ投資をされているということですが、具体的な投資手法を教えていただけますか?

主に小型のグロース株(高い成長が期待される株)に投資しています。時価総額が小さく、業績の伸びしろが大きいと思われる銘柄を「銘柄スカウター」の10年スクリーニングを使って探していきます。具体的には有望な事業をやっているなと感じた会社については、将来の予想EPS(1株あたり利益)を仮定して過去の平均PERと掛け算して、自分なりの理論株価を算出します。その理論株価と比較して、割安であると感じたら購入し、割高になったと思ったら売却します。

株価=EPS(1株あたり利益)×PER(株価収益率)

-とてもロジカルな投資手法ですね。今までに投資がうまくいった銘柄の例を教えていただけますか?

例えば最近ですとイー・ガーディアン(6050)ジャパンエレベーターサービスホールディングス(6544)パピレス(3641)ですね。イー・ガーディアンは1,700円(9月2日現在:3,410円)で購入、ジャパンエレベーターサービスは2,270円で購入(9月2日現在:3,890円)、パピレスは1,952円で購入(9月2日現在2,744円)しました。

-すごくお上手ですね。逆に失敗した投資についても教えていただけますか?

多くはしっかりと銘柄を分析していなかった頃の失敗です。リーマン・ショックの頃に今は銘柄名さえ忘れてしまった不動産株でいわゆる「ボロ株」に投資したことがありましたがその会社は倒産してしまいました。値幅だけを追う投資には自分は向いていないなと感じましたね。
また、東京電力(9501)を保有していたところ東日本大震災があり、株価は暴落してしまいました。その後株価がだいぶ戻してから売却しましたが、損失が出てしまいました。天災は予想できないので難しいですが、結果的にはもっと早めに損切りを行うべきでした。
さらに日本郵船(9101)への投資も失敗でした。あまり詳細な分析をせずに、なんとなく「世界最大の傭船企業」と勘違いしていました。これも損切りしました。個別銘柄の分析はもっと精緻にせねばダメだと反省しました。

-お話を聞くとやはりしっかりとファンダメンタルズ分析を行うことがとても大切だと腑に落ちます。3月の「コロナ・ショック」はどう対処されたんですか?

コロナ・ショックの際も少し失敗しましたね。いくつかの銘柄をほぼ底値で損切りしてしまいました。もう1度同じことが起きても読み切れないだろうという気はするんですが、その後に反発していくのを見て、売却タイミングをもう少しうまくやれなかったかなという思いがあります。
ただ、うまくいったところもあって安いところでイー・ガーディアンやパピレスを買い増しできました。その後大きく上昇しているのでコロナ・ショックへの対応は半分は成功、半分は失敗という感じですね。

ファンダメンタルズ&銘柄スカウター好きが高じて電子書籍を出版!

-私がmaster_k様を知ったきっかけは銘柄スカウターを活用したファンダメンタルズ分析の著書(電子書籍)を拝読したことでした。どうして本を出されようと思ったんですか?

いろいろな偶然が重なったんですが、自分のブログのタイトルロゴをTwitterで知り合ったデザイナーさんに作ってもらったんですよ。その方の知り合いが、kindleで電子書籍を出版する体験をしませんかと募集してたんですね。何を書くかとか全く決めてなかったんですけど、ブログに全く人がいなかったので、本を書きたいなとアピールしたんです。そうしたら、デザイナーさんが後押ししてくれて、出版に至ったという感じです。

-銘柄スカウターを使った具体的なファンダメンタルズ分析の方法をすごくわかりやすく解説されていますよね。

ありがとうございます。実は報酬はいりません、といって受け取っていないんですけどね。本を出して儲けたかったわけではないので、最初からいりませんとお伝えしました。

株投資やるなら知らなきゃ損 自分に合った伸びる銘柄の見極め方

master k (著) 形式:Kindle(電子書籍のみ)

「いつも高値づかみしてしまう」、「アナリストの推奨銘柄を買ったのに値上がりしない」そんな悩みを持つ方に、自分で銘柄を選ぶ方法を解説した本です。スクリーニングとスクリーニングで抽出された銘柄からさらに絞り込んで、伸びる銘柄を選ぶノウハウを解説。
Amazon kindleストアで2カテゴリ(株式投資、投資分析)で売れ筋ランキング1位に選ばれた大人気の本。

銘柄スカウターの活用法は?

-書籍で詳しくご紹介いただいていますが、具体的に銘柄スカウターはどのように活用されていますか?

本当にめちゃくちゃ使っていまして、ほとんどこれ1つで、銘柄探しや投資判断をしています。まずは何といっても「10年スクリーニング」ですね。銘柄スカウターが出てしばらくはそんなに使っていなかったのですが、「10年スクリーニング」機能が搭載されて過去10年の売上や利益の成長率で銘柄を検索できるようになってから、自分のスタイルがグロース株投資というのもあって「これいいじゃん!」とよく使うようになりました。

-開発者冥利に尽きるお言葉ありがとうございます!活用法をさらに詳しくお聞きできますか?

10年スクリーニングで抽出された銘柄を1つ1つチェックしていきます。まずは事業内容など企業の概要をチェックして、時価総額・自己資本比率・ROEなどの基本的な指標を確認します。企業概要のところに詳しい事業内容や企業の強みまで書いているところが気に入っています。
また、よく使うのが事業ごとの業績が掲載されている「セグメント業績」ですね。例えば今後は「テレワーク」関連が伸びると考えて関連事業をやっている企業でも、セグメント業績を見るとその事業の売上がすごく小さくて利益が出ていなかったらあまり期待できないかな、といった見方をします。
後は長期間の通期業績や四半期業績の推移、決算の進捗率、過去のPER推移なんかをよくチェックしています。先ほどお話したとおり、自分なりの理論株価を出すようにしているのでEPSやPERの実績は必須の情報ですね。

-理論株価を計算する具体的な方法をお聞きしてもよろしいでしょうか?

まず、EPSは2年後くらいの数値をざっくりと予想します。PERは過去数年間の推移を見て、だいたいこのくらいの評価がされる銘柄なんだなと把握します。
例えば今期のEPSが100円とすると、1年後は110円、2年後は120円にはなりそうだな、過去のPERは20倍~25倍くらいだから、120円×25倍=3,000円まで株価の上昇が期待できそうだ、といった計算です。今の株価が2,000円だとすると、これなら割安だから購入して3,000円を超えたら売却しようという風に考えて投資を行っています。

近日公開予定のインタビュー第2弾では「master_k」さんが今注目している銘柄や、個人投資家の皆様へのアドバイスなどをお伝えします。お楽しみに!

master_kさんもフル活用中!銘柄スカウターとは?

2017年10月の提供開始以来数多くのご好評をいただいている銘柄分析ツールです。「10年スクリーニング」「アナリスト予想」「通常発表されない3ヶ月に区切った企業業績」「セグメント業績」「業績予想修正履歴」など投資判断に役立つ様々な情報をご用意しています。

10年スクリーニング

2019年4月に提供を開始した新機能です。一般的なスクリーニング機能との違いは、直近や通期のデータではなく、過去10年間の業績や直近の四半期業績、アナリスト予想などで高度なスクリーニングが可能な点です。また、マネックス証券のアナリストによる「おすすめスクリーニング」では、話題のキーワードやユニークな条件で手軽に絞り込みいただけます。ぜひ、こだわりの銘柄選びにお役立てください。

銘柄スカウターに「10年スクリーニング」機能を追加

出所:マネックス銘柄スカウター

アナリスト予想

各証券会社のアナリストたちの業績予想や目標株価の変更を、ひと目でご覧いただけます。お好みでチャートの表示期間を変更していただくことも可能です。直近1週間でアナリストの上方修正が多かった銘柄は銘柄スカウタートップページにも掲載しています。銘柄分析のスペシャリストであるアナリストたちの予想をヒントに、有望な業種や銘柄を見つけてみましょう。

出所:マネックス銘柄スカウター

3ヶ月に区切った業績表示

3ヶ月ごとの業績を知りたい場合、多くの企業は業績をその期までの累計で発表しているため、自力で手間をかけて算出しなければなりません。この機能をお使いいただくことで手間なくひと目でチェックでき、銘柄分析にかかる手間を大幅に軽減することが可能です。

出所:マネックス銘柄スカウター

セグメント業績

企業が複数のビジネスを手掛けている場合、1つの企業内に成長ビジネスや衰退ビジネスが混在することも少なくありません。銘柄スカウターでは通期で最大5期分、四半期で最大20四半期分のセグメント業績データを掲載しています。セグメントごとに業績をチェックし、企業の本質的価値を計測するためにお役立てください。

出所:マネックス銘柄スカウター

業績予想修正履歴

企業が過去に行った「業績予想修正」を確認できます。企業が主に期初に発表する「その期の業績予想」ですが、保守的な予想を後で上方修正する企業もあれば、強気な予想を下方修正する企業もあります。企業の業績予想のクセを見抜き、投資の参考にしてください。

出所:マネックス銘柄スカウター

国内上場有価証券取引に関する重要事項

<リスク>

国内株式および国内ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「国内株式等」)の売買では、株価等の価格の変動や発行者等の信用状況の悪化等により元本損失が生じることがあります。また、国内ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じることがあります。信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が最大3.3倍程度となる可能性があるため、価格、上記各指数等の変動、または発行者の信用状況の悪化等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じることがあります。

<保証金の額または計算方法>

信用取引では、売買金額の30%以上かつ30万円以上の保証金が必要です。

<手数料等(税抜)>

国内株式等のインターネット売買手数料は、「取引毎手数料」の場合、約定金額100万円以下のときは、成行で最大1,000円、指値で最大1,500円が、約定金額100万円超のときは、成行で約定金額の最大0.1%、指値で約定金額の最大0.15%を乗じた額がかかります。ただし、信用取引では、「取引毎手数料」の場合、約定金額が200万円以下のときは、成行・指値の区分なく最大800円が、約定金額200万円超のときは、成行・指値の区分なく最大1,000円がかかります。また、「一日定額手数料」の場合、一日の約定金額300万円ごとに最大2,500円かかります。約定金額は現物取引と信用取引を合算します。(非課税口座では「取引毎手数料」のみ選択可能ですのでご注意ください。)単元未満株のインターネット売買手数料は、約定金額に対し0.5%(最低手数料48円)を乗じた額がかかります。国内ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。国内株式等の新規公開、公募・売出し、立会外分売では、購入対価をお支払いただきますが、取引手数料はかかりません。IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引の売買手数料は、1注文の約定金額により異なり、2億円超の約定金額のとき最大手数料345,000円かかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「IFAコースの手数料」をご確認ください。

<その他>

お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「上場有価証券等書面」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。