トランプ新大統領誕生で恩恵を受ける銘柄に注目

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トランプ新大統領誕生で恩恵を受ける銘柄に注目

11月9日のアメリカ大統領選の結果、トランプ氏が次期大統領に決定した。

新大統領の下で、米中関係は悪化するといった見方もある。確かに両国間の貿易不均衡は深刻であり、足元のドル高元安傾向もあって、今後貿易摩擦は激しさを増すだろう。一方で、TPPからの脱退や、アジアでの軍事費負担削減を求める姿勢などから、中国包囲網は弱体化するだろう。その結果、習近平政権が最重要外交経済戦略としている“一帯一路”戦略や、中国企業の積極的な海外進出を後押しするといった“走出去”政策が加速するだろう。

2015年における中国の輸出依存度(輸出/名目GDP)は19.2%で世界第115位に過ぎない(GLOBAL NOTE、UNCTAD統計より)。一方、名目GDPは11兆1,816億ドルで第3位日本の2.71倍、第1位アメリカの62.0%に当たる(GLOBAL NOTE、IMF統計より)。貿易黒字額は5,930億ドルで第2位ドイツの2.12倍(GLOBAL NOTE、UNCTAD統計より)に達する中で、内需主導型への経済転換を図っている。

貿易収支に大きく余裕がある中、経済に占める輸出の割合は十分下がっている。対米貿易摩擦激化による悪影響よりも、一連の対外戦略加速による効果の方が大きいだろう。

今回は、“一帯一路”戦略、“走出去”政策で恩恵を受ける銘柄に注目した。

(2016年11月27日執筆)

[01618]メタルウルジカル(中国冶金科工)

株価
2.55香港ドル(12/20)
特徴
H株/中央国有企業系の総合建設・エンジニアリング企業
企業動向
従来は鉄鋼プラント工事中心であったが、現在は総合建設エンジニアリング企業に転身している。2016年1-9月期業績は2.8%減収、6.5%増益。主力のエンジニアリング事業で冶金部門の売上が大幅に減少したことで減収となったが、不動産開発部門の好調から利益率が向上、増益を確保した。一帯一路戦略の加速、PPPプロジェクト第3弾発表によるインフラ投資の増加で今後、業績が大きく改善すると予想。

[03808]シノトラックホンコン(中国重汽)

株価
5.83香港ドル(12/20)
特徴
レッドチップ/大型トラックのトップメーカー
企業動向
ドイツMAN社と合弁事業を展開。2016年6月中間期は7.5%増収、1.8%増益。軽トラック、客車が好調、売上は堅調だが、主力の大型トラックがほぼ横ばいであったことで粗利益率が低下。低い増益率にとどまった。8月以降、大型トラックの販売量が回復。9月21日以降、全国で過剰積載車の取り締まりが強化されたことで、大型トラックへの需要が回復中。下期業績好調へ。

[01138]COSCOシッピエネ(中遠海能)

株価
4.31香港ドル(12/20)
特徴
H株/大手原油輸送会社
企業動向
国家主導による業界再編に伴い今期、ドライバルク事業から撤退。一方、事業買収により、原油、液化ガス、化学薬品など石油製品輸送中心の海運会社に転身した。2016年1-9月期業績は17.5%減収、67.4%増益。石油製品輸送は低迷したものの、企業リストラによる事業売却益の発生で増益を確保した。原油価格が底打ち上昇傾向にあることから、運賃は上昇へ。海のシルクロード発展で、事業機会は拡大へ。

[01829]チャイナマシナリー(中国機械設備工程)

株価
4.85香港ドル(12/20)
特徴
H株/国際エンジニアリング会社
企業動向
アジア、アフリカ、南米などの新興国での発電所建設が中核ビジネス。そのほか、交通運輸、通信などのインフラ建設、貿易業務なども手掛ける。2016年6月中間期は17.2%減収、14.6%減益。アメリカの利上げ見通しから新興国を中心にグローバル経済が不調。契約、売上ともに低迷、二けた減益となった。長期的には一帯一路戦略の加速により、発電所建設受注が増加へ。短期的には人民元安により競争力、収益力が向上へ。

[00763]ゼットティーイー(中興通訊)

株価
11.54香港ドル(12/20)
特徴
H株/総合通信機器メーカー
企業動向
通信キャリア向けのネットワーク設備、携帯電話などを製造。本土のほか欧米、オセアニア、アジア、アフリカなど海外にも事業を展開。2016年1-9月中間期は4.4%増収、9.8%増益。4Gシステム、光通信製品や、国内のスマホ、家庭用端末製品は好調だが、アメリカへの輸出制限により、海外部門が不振、一桁増益にとどまった。人民元安が追い風。アメリカへの輸出制限はリスク要因だが、一帯一路戦略の加速で他国への輸出が増加へ。

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TS・チャイナ・リサーチ代表

田代 尚機氏

1958年愛知県生まれ。1984年東京工業大学大学院理工学専攻修了後、大和総研に勤務。1994年から大和総研の代表として北京に駐在し、中国経済担当エコノミスト、中国株担当アナリストとして活動。
2003年10月から2007年2月まで内藤証券に勤務。中国部長としてプロモーションを中心に中国ビジネス全般を担当。2008年TS・チャイナ・リサーチ株式会社を設立し、現在は中国株・中国経済に関する雑誌やセミナー等への出演を中心に活躍の場を広げている。

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順位 銘柄コード 銘柄名 特色
1 00700 騰訊控股
(テンセント)
中国最大手のインターネットサービス企業。主に、インターネット向け、携帯電話向けの付加価値サービスとオンライン広告サービスの提供。また、「微信」・「騰訊遊戯」など、SNSやオンラインゲームを含むその他多くのサービスを展開。
2 00696 民航信息網絡
(トラベルスカイテクノ)
航空券のオンライン予約・発券(ETD)システムと空港旅客処理(APP)システムが主力。
3 00005 HSBC
(エイチエスビーシー)
世界最大級の金融グループ。本社はロンドン。日本にも展開している。
4 00737 合和公路基建
(ホープウェルハイウェ)
広東省で戦略的に高速道路の管理・運営を手がける。親会社である合同実業(00054)の十分なに確立された経験とその強力なサポートを元に、広州、香港、マカオを結ぶ三角地帯の珠江デルタで新たに高速道路やトンネル、橋梁の開発を進める。
5 00358 江西銅業
(ジャンシーコッパー)
銅鉱石の採掘から精錬、加工、販売までを行う総合銅メーカー。金、銀、硫酸なども生産し、化学工業メーカーとしての顔も持つ。
6 01928 サンズチャイナ
(サンズチャイナ)
アメリカの「ラスベガス・サンズ」の子会社で、マカオでカジノや多目的リゾートエリアの開発・経営を行う。
7 03888 金山軟件
(キングソフト)
オンラインゲーム、携帯電話用ゲーム、レジャーゲームの研究開発、運営と卸売、インターネットセキュリティ、辞書及びオフィスソフトの研究開発、運営と卸売などを行う。
8 02382 舜宇光学
(サニーオプティカル)
光学機器の設計・研究開発・製造・販売。
9 00127 華人置業
(チャイナエステーツ)
不動産開発・投資が主力。ほかに、証券投資、ビル管理サービスなども手掛ける。
10 02018 瑞声科技
(AACテクノロジー)
動的コンポーネント(レシーバー、スピーカー含む)、マイク、ヘッドホン、その他製品(変換器、振動器含む)の製造を行う。

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