河北雄安新区関連銘柄に注目

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河北雄安新区関連銘柄に注目

新華社は4月1日、「中国共産党中央委員会、国務院は先日、河北雄安新区設立を決定した。これは習近平同志を核心とする中国共産党中央委員会が打ち出した重大な歴史的戦略プロジェクトであり、深セン経済特区、上海浦東新区に次ぐ全国的な意義を持つ新区である。“千年大計”、“国家大事”である」と伝えている。

河北雄安新区は河北省雄県、容城県、安新県やその周辺地域から成り、北京市、天津市とはそれぞれ直線で結ぶと、ほぼ正三角形に近いところにある。この地域は比較的交通の便は良いものの、開発は進んでいないことから、美しい自然環境が残されている。そうした未開発地域に、スマートシティを築こうといった計画である。

A株については、主要関連銘柄は、発表直後で清明節明け後の4月5日から12日までストップ高が続き、その後2営業日の取引停止措置を経て、下落に転じている。香港の関連銘柄についても急騰後、反落している。

取引再開にあたり各社は、「今回の新区設立決定によって短期的にファンダメンタルズが大きく変化することはない」といった趣旨の公告を出しているが、共産党中央委員会は、河北雄安新区建設は“千年大計”、“国家大事”であると称している。関連銘柄において、長期的にビジネスチャンスが広がるのは明らかであろう。

香港市場にも河北雄安新区銘柄はある。今回は、長期投資として魅力があり、短期的には株価が落ち着いてきた河北雄安新区関連銘柄に注目したい。

(2017年5月 1日執筆)

[01065]テンジンキャピエン(天津創業環保)

株価
4.85香港ドル(5/8終値)
特徴
H株/天津市政府傘下の水処理会社
企業動向
2016年12月期の部門別売上高は汚水処理・処理設備建設が73.6%、中水処理(非飲料の再生水)・菅道設置が10.2%、熱水・冷水などが16.2%。地域別では天津が67.0%、その他が33.0%。2016年12月期業績は1.1%増収、34.1%増益。主力の汚水処理部門が処理サービス価格上昇により好調。増値税還付の急増、財務コストの低減などから大幅増益となった。河北雄安新区設立では環境保護が重視される。ビジネスチャンスは拡大へ。

[00882]テンシンデベロップ(天津発展)

株価
4.71香港ドル(5/8終値)
特徴
レッドチップ/天津市政府系のコングロマリット
企業動向
天津経済技術開発区での電力、水道水、熱供給を中核事業に、香港でのホテル経営、液体圧縮機・水力発電装置製造、エレベーター製造、港湾サービス、医薬品製造などを行う。2016年12月期業績は4.1%減収、8.4%減益。医薬品売上は横ばい、公共サービスは減収。エレベーター部門の利益が減少するなど、業績は不振。河北雄安新区は港湾を持たず、天津の港湾事業が拡大すると予想。公共事業についてビジネスチャンスが増えると予想。

[02688]Ennエネルギー(新奥能源)

株価
42.50香港ドル(5/8終値)
特徴
その他香港/河北省廊坊市に拠点を持つ民営のガス会社
企業動向
香港上場企業では、北京控股、華潤ガスに次ぐ規模の中堅ガス会社。2016年12月末現在、全国17省・直轄市・自治区、160カ所の都市で天然ガス事業を展開。2016年12月期業績は6.4%増収、5.6%増益。ガス価格の低下を販売量の増加で補い、増収増益を確保した。国務院は2016年、天然ガス価格を引き下げ、天然ガス利用拡大を図ったが、2017年は価格下落効果が一巡。河北雄安新区設立では環境関連投資が活発化すると予想。

[00371]ベイジンエンターウォ(北控水務)

株価
5.73香港ドル(5/8終値)
特徴
レッドチップ/大手水処理会社
企業動向
北京市政府系の投資会社である北京控股(00392)の傘下企業。汚水処理・再生水処理、水道サービス、BOTプロジェクトなどを行う。2016年12月期業績は28.5%増収、31.4%増益。水処理サービスは安定成長だが、前年よりも7件多い20件の建設プロジェクトがあったことから、建設サービスが急増し業績をけん引した。国務院のPPPプロジェクト推進政策により、建設案件が急増中。雄安新区建設では環境関連投資が活発化すると予想。

[00694]ベイジンキャピエアポ(北京国際空港)

株価
10.96香港ドル(5/8終値)
特徴
H株/北京国際空港の運営会社
企業動向
業務内容は、旅客サービス、離発着関連収入、空港使用料、小売、広告、レストラン、VIPサービス、賃貸、駐車場管理など。2016年12月期は2.6%増収、8.5%増益。非航空収入は0.6%減と伸び悩んだものの、航空収入は堅調な発着回数、顧客数に支えられ5.3%増と収益を支えた。為替評価損が出たものの、金融費用の大幅減少などから増収率を上回る増益率となった。雄安新区建設によって、利用者数が拡大、設備投資が加速すると予想。

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TS・チャイナ・リサーチ代表

田代 尚機氏

1958年愛知県生まれ。1984年東京工業大学大学院理工学専攻修了後、大和総研に勤務。1994年から大和総研の代表として北京に駐在し、中国経済担当エコノミスト、中国株担当アナリストとして活動。
2003年10月から2007年2月まで内藤証券に勤務。中国部長としてプロモーションを中心に中国ビジネス全般を担当。2008年TS・チャイナ・リサーチ株式会社を設立し、現在は中国株・中国経済に関する雑誌やセミナー等への出演を中心に活躍の場を広げている。

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順位 銘柄コード 銘柄名 特色
1 00700 騰訊控股
(テンセント)
中国最大手のインターネットサービス企業。主に、インターネット向け、携帯電話向けの付加価値サービスとオンライン広告サービスの提供。また、「微信」・「騰訊遊戯」など、SNSやオンラインゲームを含むその他多くのサービスを展開。
2 00257 中国光大国際
(チャイナエバブライト)
主な事業は、環境対応型汚水処理場の建設・運営。その他、環境エネルギー事業、新エネルギー事業、環境保全技術・工事管理、不動産投資など。
3 00698 通達集団
(トンダ)
電子機器及び電子部品、付属品の設計、製造販売に従事し、セットトップボックス、スポーツ用品の生産を手がける。
4 08058 羅欣薬業
(ルーシンファーマシー)
抗生物質や抗ウイルス薬を中心に幅広い製品を国内で販売する。原薬から最終製品まで一貫して製造し、新薬の開発にも力を入れている。70以上の特許を保有し、2010年にADRとしても上場。
5 02318 平安保険
(ピンアンインシュラ)
中国の生命保険大手。主な事業は、生命保険、損害保険、銀行業務、及びその他金融サービス。
6 00696 民航信息網絡
(トラベルスカイテクノ)
航空券のオンライン予約・発券(ETD)システムと空港旅客処理(APP)システムが主力。
7 02382 舜宇光学
(サニーオプティカル)
光学機器の設計・研究開発・製造・販売。
8 02836 isharesインド
(iシェアーズインド)
株価指数連動型上場投資信託(EXCHANGE TRADED FUND/ETF)。BSE SENSEX インディア指数(iShares BSE SENSEX India Tracker)の運用成績に概ね連動する投資結果を提供。
9 00799 IGG
(IGG)
シンガポールを本拠とする、大手ゲームプロバイダー。オンラインゲームの開発、配信を手掛け、代表作に「Castle Clash」、「Galaxy Online 2」がある。
10 06889 ダイナムジャパン
(ダイナムジャパン)
顧客にパチンコとパチスロという2タイプのゲームをする会場を提供する日本のパチンコホール運営会社。異なるプレー料金のパチンコとパチスロゲームを提供する「既存店」、「ゆったり館」及び「信頼の森」という3タイプの店を運営する。

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