サイト内の現在位置を表示しています。

【中国株】アップル新製品発表で恩恵を受ける銘柄

マネックスの今が旬の注目5銘柄 中国株

アップルの新製品発表で恩恵を受ける銘柄に注目

9月に発売が見込まれるアップルの新型スマートフォン、iPhone8への期待が高まっている。内外のメディアによれば、その概要について、次のように予想している。

まず、ディスプレイには画質感、節電能力の高い有機ELを両面に使う。表示面積を最大にするために、縁取り部分を従来よりも細くするとともに、ホームボタンを無くす。ディスプレイ頂部分にスピーカー、センサーを配置する。ちなみに、ホームボタンに関しては仮想化で対応し、指紋認証ではなく、顔認証を採用する。そのほか、別売の付属品を買うことでワイヤレス充電が可能になり、AR(拡張現実)メガネを買うことでAR映像を楽しむことができる。一方、価格はこれまでの製品と比べて高く、1000米ドルを超える・・・。

しかし、残念なことに、現段階では量産ができず、そのため、評判の高い昨年モデルであるiPhone7、大画面で高級機種であるiPhone7Plusのマイナーチェンジ製品も投入するようだ。

iPhone8の本格的な販売は予定より少し遅れるかもしれないが、事前の予想通りの内容であれば、画期的な製品であり、消費者から高い評価が得られるのではないかとみられる。

今回はアップルの新型スマートフォン発売で、恩恵を受ける銘柄に注目した。

(2017年8月25日執筆)

[02382]サニーオプティカル(舜宇光学)

株価
129.40香港ドル(9/20終値)
特徴
その他香港/民営の光学部品メーカー
企業動向
スマホ用カメラモジュールなどの光電製品、レンズなどの光学製品、光学機器を製造。2017年6月中間期業績は69.8%増収、149.2%増益。各社のスマートフォンがデュアルレンズを採用したことでカメラモジュールの販売数量が増加、価格も上昇。自動車向けレンズの販売数量が増えたことも業績に貢献。カメラモジュールの画素数が1600万画素、2000万画素に上がったことで粗利益率も上昇。iPhone8発売で下期も業績好調持続へ。

[02018]AACテクノロジー(瑞声科技)

株価
143.50香港ドル(9/20終値)
特徴
その他香港/民営の電子部品メーカー
企業動向
スピーカー、レシーバーなどの可動コイルデバイス、スマホ、ゲーム機などに使われるバイブレーター、RFモジュールなどを製造。2017年6月中間期業績は55.4%増収、57.0%増益。本土スマホメーカーの台頭で、音声デバイス、バイブレーター、RFモジュールいずれも大幅な増収となり業績をけん引。空売りファンドによる不正会計疑惑は払しょくされ、株価は急落前の水準を回復。アップル向け中心に需要好調持続へ。

[01888]キングボードラミネ(建滔積層板)

株価
13.52香港ドル(9/20終値)
特徴
その他/積層板の世界トップメーカー
企業動向
印刷回路板として使用される積層板を製造。耐熱性に優れる銅張ガラスエポキシ積層板、一般電気製品用の銅張紙基材積層板、銅箔・エポキシ樹脂・ガラス繊維・漂白パルプ紙など。不動産販売も行う。用途はスマホ、通信機器、自動車部品、家電製品など。2017年6月中間期は20.1%増収、139.1%増益。積層板、銅箔、ガラス繊維などの需給がひっ迫、製品価格急騰により、大幅増益達成。需給ひっ迫は下期も続く見通し。

[01979]テンパオグループ (天宝集団)

株価
2.82香港ドル(9/20終値)
特徴
その他香港/電源関連部品メーカー
企業動向
電源、変圧器、USBアダプター、充電器、電動工具などのスマート充電器・コントローラー、LED駆動装置などのOEMを手掛ける。2017年6月中間期業績は、20.5%増収、22.2%増益。音響設備、家電、照明向け需要が急増、業績をけん引。スマホ、電動工具などのワイヤレス充電に注力。iPhone8はワイヤレス充電が可能となる見込み。今後、他社も追従し、スマホのワイヤレス充電器市場が急拡大すると予想。業績好調見通し。

[00698]トンダ(通達集団)

株価
2.28香港ドル(9/20終値)
特徴
その他香港株/携帯電話、タブレット端末、電気製品の筐体製造
企業動向
華為、OPPO、中興通訊、小米、アップル、HTC、レノボ、ハイアール、格力、東芝、HPなど内外の大手メーカーが販売先。2017年6月中間期業績は11.7%増収、23.6%減益。スマホ筐体の販売好調で二けた増収、粗利益率も1ポイント改善したものの、研究開発費、人件費負担増、売掛債権の減価、為替損失の増加などから減益となった。スマホでは防水、防塵、防振で高い技術が求められる。スマホ向け需要拡大で下期、業績回復へ。

ご注意

本情報は、マネックス証券株式会社(以下「当社」といいます)が信頼できると考える情報源から提供されたものですが、当社はその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。本情報は有価証券やデリバティブ取引等の価値についての判断の基準を示す目的で提供したものではなく、有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。本情報に含まれる過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。
本情報は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更または削除されることがございます。
当社は本情報の内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。なお、本情報は当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。内容に関するご質問・ご照会等にはお応え致しかねますので、あらかじめご容赦ください。

TS・チャイナ・リサーチ代表

田代 尚機氏

1958年愛知県生まれ。1984年東京工業大学大学院理工学専攻修了後、大和総研に勤務。1994年から大和総研の代表として北京に駐在し、中国経済担当エコノミスト、中国株担当アナリストとして活動。
2003年10月から2007年2月まで内藤証券に勤務。中国部長としてプロモーションを中心に中国ビジネス全般を担当。2008年TS・チャイナ・リサーチ株式会社を設立し、現在は中国株・中国経済に関する雑誌やセミナー等への出演を中心に活躍の場を広げている。

中国株を取引するには...

まずはここから

※ ログイン後、該当ページに遷移します。

外国株取引口座がある場合

中国株取引ページヘ

※ ログイン後、該当ページに遷移します。

中国株を取引するには...

まずはここから

外国株取引口座がある場合

中国株取引ページヘ

マネックス証券中国株月間売買代金ランキング

2017年8月のマネックス証券売買代金ランキングベスト10※ を発表します!
マネックス証券のお客様はどんな銘柄を取引されているのでしょうか?

※2017年8月1日~ 8月31日のマネックス証券における売買代金上位10銘柄を集計

銘柄コードをクリックすると、中国株式投資情報を提供するサーチナ社の銘柄情報に遷移します。

順位 銘柄コード 銘柄名 特色
1 00700 騰訊控股
(テンセント)
中国最大手のインターネットサービス企業。主に、インターネット向け、携帯電話向けの付加価値サービスとオンライン広告サービスの提供。また、「微信」・「騰訊遊戯」など、SNSやオンラインゲームを含むその他多くのサービスを展開。
2 01478 丘タイ科技
(Qテク)
スマートフォンやタブレットに搭載されるカメラ部品を中国で製造する。
3 00941 中国移動
(チャイナモバイル)
中国の携帯電話キャリア最大手。主な事業は、中国全土におけるモバイル通信、および関連サービスの提供。
4 01357 美図公司
(メイトゥ)
写真補正アプリ「美図秀秀」などのスマートフォン用のアプリを開発する。
5 00175 吉利汽車
(ジーリーオート)
中国の民間自動車部品メーカーで傘下に自動車メーカーも有す。
6 01398 中国工商銀行
(インダコマシャルバン)
中国四大商業銀行の一角。総資産・預り残高では中国最大を誇る。
7 06869 長飛光繊光纜
(YOFC)
光ファイバーの中核部材からファイバー、ケーブルまでを一貫生産する。
8 00688 中国海外発展
(チャイナオーバーシー)
不動産開発・投資。その他、プロパティマネジメント、アセットマネジメントも手掛ける。
9 02318 平安保険
(ピンアンインシュラ)
中国の生命保険大手。主な事業は、生命保険、損害保険、銀行業務、およびその他金融サービス。
10 00777 網龍網絡
(ネットドラゴンソフト)
オンラインゲーム開発・運営、モバイルインターネット事業。

中国株取引をはじめるには・・・

マネックスの「証券総合取引口座」を開設後、ウェブサイト上で「外国株取引口座」をお申込みください。口座開設・維持費は無料です。

証券総合取引口座の開設が必要です。
口座を開いてみませんか?

以下のボタンをクリックすると、証券総合取引口座にログイン後、直接、外国株取引口座の申込画面に遷移します。

ログインして申込む

中国株を取引するには...

まずはここから

外国株取引口座がある場合

中国株取引ページヘ

中国株取引をはじめるには・・・

中国株取引をご利用いただくには、外国株取引口座の開設が必要です。

お申込に当たりましては、各商品のご注意画面をご確認ください。

クローズアップ!中国
クローズアップ!中国

中国上場有価証券取引に関する重要事項

<リスク>

中国株式および中国ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「中国株式等」)の売買では、株価等の価格の変動、外国為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化等により元本損失が生じるおそれがあります。中国ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じることがあります。国外株式等の場合には、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために、元本損失が生じることがあります。なお、外国為替相場の変動により、外貨お預り金の円換算価値が下がり、円ベースでの元本損失が生じることがあります。

<手数料等>

中国株式等の売買では、約定金額に対し0.25%(税込:0.275%)(最低手数料45香港ドル(税込:49.5香港ドル)、上限手数料450香港ドル(税込:495香港ドル))の売買手数料がかかります。また、中国ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。詳細については、当社ウェブサイト上の「リスク・手数料などの重要事項」をご確認ください。その他、円貨お預り金と外貨お預り金の交換時に所定の為替手数料がかかります。

<その他>

お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「上場有価証券等書面」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。また、中国株式等は、国内金融商品取引所に上場されている場合や国内で公募・売出しが行われた場合等を除き、日本の法令に基づく企業内容等の開示が行われておりませんので、取引を行うにあたっては十分にご留意ください。