【中国株】中国株レポート10月号

マネックスの今が旬の注目5銘柄 中国株

供給側改革、環境保護政策などで効果の出ている銘柄に注目

Standard&Poor’sは9月21日、中国のソブリン債格付けをAA-からA+に引き下げ、見通しについてはネガティブから安定的に変更した。格付け引き下げの理由は、“長期にわたる高い信用貸出の伸びが中国経済、金融のリスクを高めた”からだと説明している。

この点について、多くの本土エコノミスト、政府関係者が反論している。

(1)信用貸出の伸びが長期にわたり高いとしている点について直近の状況を把握していないこと、

(2)社会システムの違いを理解していないことなどを指摘している。

さらに、(3)中国が現在行っている供給側改革、環境保護政策、金融レバレッジの縮小政策について、正しい分析ができていないことを指摘している。

特に(3)については実際企業業績に反映されており、関連企業の業績が改善している。

今回は、現在進行中の政策で効果の出ている銘柄に注目した。

(2017年9月27日執筆)

[00297]シノフェルト(中化化肥)

株価
1.48香港ドル(10/13終値)
特徴
レッドチップ/中央系の肥料メーカー
企業動向
化成肥料の生産や輸入販売、農薬の輸入販売を行っている。2017年6月中間期業績は17.5%増収、1300万元の黒字(前年同期は4億3200万元の赤字)。化学肥料市場の回復により二桁増収。仕入の集中、コストコントロールの徹底により、黒字転換。業界は昨年まで過度の生産過剰となっていたが環境基準の強化により、小規模で遅れた設備しか持たない企業が強制的に淘汰されたことで、市況が回復。今後も、こうした状況が続く見通し。

[01812]シャンドンチェンミン(晨鳴紙業)

株価
14.86香港ドル(10/13終値)
特徴
H株/中国最大の製紙メーカー
企業動向
印刷用、包装用、オフィス用、工業用、生活用など多種類の紙を製造。2017年6月中間期業績は29.6%増収、85.9%増益。アート紙など高級紙の生産体制を一体化したことで生産能力が向上。業界全体で遅れた設備の淘汰が進んだことで価格が上昇。環境規制の強化で今後も遅れた設備の淘汰が進み、需給の改善が続くと予想。また、9月に入り、輸入パルプ価格が上昇。パルプ需給率の高い同社にとっては有利に働く点を評価。

[01211]ビーワイディー(BYD)

株価
78.50香港ドル(10/13終値)
特徴
その他香港/バフェット氏が投資する電気自動車メーカー
企業動向
ガソリン車、電気自動車の製造、スマホ部品の製造・組み立て、二次電池の製造などを行っている。2017年6月中間期は0.2%増収、23.8%減益。スマホ関連業務の売上高は10.2%増加したものの、主力の自動車関連業務が4.1%減少と不調。利益面では自動車、二次電池の不振が響いた。工業情報化部の辛国斌副部長は9月9日の国際会議で「化石燃料自動車の生産販売停止時期の検討に着手している」と発言。今後、電気自動車の普及加速に期待。

[00451]GCLニューエナジー(協キン新能源)

株価
0.58香港ドル(10/13終値)
特徴
その他香港/中国最大の民営太陽光発電会社
企業動向
2017年6月末現在、26省・市・自治区、アメリカ、日本で133の太陽光発電所を運営。保利協キン能源(03800)の子会社。2017年6月中間期業績は、95.0%増収、187.9%増益(売却したプリント配線板業務を除く)。太陽光発電所は43カ所増えて133カ所。設備能力の増加により大幅増収。固定費負担の伸びを抑えたことで大幅増益達成。国家エネルギー局の積極的なプロジェクト形成により規模拡大が続く。

[00819]ティエンノンパワー(天能動力)

株価
7.90香港ドル(10/13終値)
特徴
その他香港株/鉛蓄電池、リチウム電池を製造
企業動向
2017年6月中間期の業績は24.8%増収、10.2%増益。売上高の62.8%を占める電動自転車用が24.6%増、18.5%を占める電動三輪車が28.3%増、7.6%を占める電動自動車用が39.3%と好調。鉛蓄電池以外では、4.0%を占めるリチウム電池製品が57.5%増と急拡大。研究開発費が33.3%増となるなどコスト負担増から、増益率は増収率を下回った。鉛蓄電池市場は環境対策から供給は増えにくい一方で、自転車、三輪車ともに需要は旺盛。

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TS・チャイナ・リサーチ代表

田代 尚機氏

1958年愛知県生まれ。1984年東京工業大学大学院理工学専攻修了後、大和総研に勤務。1994年から大和総研の代表として北京に駐在し、中国経済担当エコノミスト、中国株担当アナリストとして活動。
2003年10月から2007年2月まで内藤証券に勤務。中国部長としてプロモーションを中心に中国ビジネス全般を担当。2008年TS・チャイナ・リサーチ株式会社を設立し、現在は中国株・中国経済に関する雑誌やセミナー等への出演を中心に活躍の場を広げている。

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順位 銘柄コード 銘柄名 特色
1 00700 騰訊控股
(テンセント)
中国最大手のインターネットサービス企業。主に、インターネット向け、携帯電話向けの付加価値サービスとオンライン広告サービスの提供。また、「微信」・「騰訊遊戯」など、SNSやオンラインゲームを含むその他多くのサービスを展開。
2 00941 中国移動
(チャイナモバイル)
中国の携帯電話キャリア最大手。主な事業は、中国全土におけるモバイル通信、および関連サービスの提供。
3 06060 衆安在線財産保険股フン有限公司
(ジョンアン・オンライン・ピーアンドシー・インシュアランス)
インターネット専業の損害保険会社。13年にアリババ・グループ(BABA)、テンセント(00700)、中国平安保険(02318)が出資して設立した。16年末時点の保険契約者数は4億9200万でネット専業では最大。
4 00371 北控水務
(ベイジンエンターウォ)
水処理会社。主な事業は、下水処理施設の建設、下水処理、上水道供給、下水処理技術サービス。
5 01211 BYD
(ビーワイディー)
自動車メーカー。自動車・関連製品、充電式電池、携帯電話部品の研究開発、製造、販売。その他、組立サービスも手掛ける。
6 02382 舜宇光学
(サニーオプティカル)
光学機器の設計・研究開発・製造・販売。 
7 01478 丘タイ科技
(Qテク)
スマートフォンやタブレットに搭載されるカメラ部品を中国で製造する。
8 00968 信義光能
(シンイソーラー)
太陽電池用ガラスメーカー。信義ガラス(00868)の太陽電池用ガラス事業が分離し、上場。
9 02777 富力地産
(グァンジョウアール)
広東省広州市の不動産デベロッパー。ホテル経営も。北京や天津、瀋陽などにも進出している。
10 02800 トラッカーファンド
(トラッカーファンド)
本ファンドは香港のハンセン指数に連動。本ファンドを通じて香港証券取引所上場の中国企業の株式への投資が可能。

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