2017年10月27日(金)、マネックス証券は日経平均が30,000円へと上昇する見通しを発表いたしました。
日経平均が30,000円を達成する根拠は何なのか。マネックス証券チーフ・ストラテジスト 広木隆とマネックス証券チーフ・アナリスト 大槻奈那がその理由をレポートで解説いたします。
広木隆のストラテジーレポート
マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
広木 隆
上智大学外国語学部卒業。国内銀行系投資顧問、外資系運用会社、ヘッジファンドなど様々な運用機関でファンドマネージャー等を歴任。長期かつ幅広い運用の経験と知識に基づいた多角的な分析に強み。2010年より現職。青山学院大学大学院(MBA)非常勤講師。
テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」、ラジオNIKKEI、ストックボイス等、メディアへの出演も多数。
ストラテジーレポート 日経平均3万円の根拠 PART1
日経平均株価は、日経平均採用銘柄の利益水準(EPS)とその期待値(バリュエーション、PER)をかけたものです。利益水準がどのように伸びるか、期待値はどのように変化するか、その観点から日経平均株価が3万円になる根拠を説明いたします。
ストラテジーレポート 日経平均3万円の根拠 PART2
2017年度4-9月期決算の発表が終わり、日経平均の今期の利益水準(EPS)の見通しは期初の予想から上方修正されました。今後利益水準はどうなるか、また、日経平均採用銘柄の資産水準(BPS)の観点から日経平均株価が3万円になる根拠を説明いたします。
ストラテジーレポート 日経平均3万円の根拠 PART3
企業価値の評価において、近年実務的に広く普及しているのが残余利益モデルです。企業が年ごとに積み上げられる利益を測り、それを現在価値に割り引くことで価値を計算しようというものです。そのモデルと企業価値と株価の関係から日経平均株価が3万円になる根拠を説明いたします。
大槻奈那のストラテジーレポート
マネックス証券 チーフ・アナリスト
大槻 奈那
東京大学文学部卒、ロンドン・ビジネス・スクールでMBA取得。スタンダード&プアーズ、UBS、メリルリンチ等の金融機関でリサーチ業務に従事、各種メディアのアナリスト・ランキングで高い評価を得てきた。
2016年1月より、マネックス証券のチーフアナリストとして国内外の金融市場や海外の株式市場等を分析する。現在、名古屋商科大学 経済学部教授を兼務。東京都公金管理運用アドバイザリーボード委員。
日経平均「3万円」は達成可能か検証してみた
日経平均株価3万円は、企業収益拡大を前提にしています。一方で過去の企業収益拡大局面では、様々なショックイベントが発生し、行く手を阻みました。世界の債務、住宅価格バブルの崩壊、米国の金利、株価の過熱感の観点からショックが発生しうるかを検証しています。