8月13日の週はお盆で仕事がお休み、というお客様も多いのでは?普段は日中お忙しい方も、ゆっくりと相場や銘柄を分析できる良い機会となるかもしれません。そんなお客様のために「お盆休みをチャンスに変える!?」と題し、日本株の銘柄特集をシリーズでお伝えいたします。シリーズ第3弾のテーマは「8月に優待権利が取れる好業績銘柄」です。
本コンテンツは情報提供が目的であり、投資その他の行動を勧誘する、あるいは、コンテンツ中の個別銘柄を勧誘、推奨するものではございません。また、過去の実績は将来の投資成果を保証するものではありません。銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断にてお願いいたします。
8月末権利確定銘柄の権利付最終日は28日
8月は大手スーパーや百貨店、各種専門店、飲食店などの本決算や中間決算が集中する月で、こうした企業の中には株主優待制度を導入しているところも多くあります。8月末が権利確定日である銘柄の株主優待の権利を取得するためには8月28日(火)までに購入・保有頂く必要があります。
権利付最終日(月末に権利確定する銘柄の場合)
※権利確定日が月末とは異なる銘柄もございます。その場合、権利付最終日も異なりますのでご注意ください。
株主優待が株価下支えの一因に?日本マクドナルドの事例
日本マクドナルドホールディングス(2702)は数年前に深刻な顧客離れに見舞われ、以下のグラフのとおり業績が非常に落ち込みました。通常、企業業績が大きく落ち込むと株価も大きく下落する傾向がありますが、同社の場合はそれほど下落せず踏みとどまり、その後業績改善フェーズに入ると株価が大きく上昇しました。株主優待は個人投資家に非常に人気が高く株主優待取得目的での買い注文が入りやすいとみられます。もちろん株主優待を出している銘柄でも業績悪化等で株価が大きく下落する場合もありますが、日本マクドナルドホールディングスの場合は株主優待目当ての買い注文が株価下落局面で一定の株価下支え要因となった可能性がありそうです。
日本マクドナルドホールディングス(2702)の業績推移
(出所)マネックス銘柄スカウター
日本マクドナルドホールディングス(2702)の株価推移
(出所)マネックス証券ウェブサイト
8月に優待権利が取れる好業績銘柄は?
それではいよいよ銘柄を見ていきましょう。今回は「8月に優待権利が取れる好業績銘柄」というテーマで銘柄をピックアップしました。具体的な条件は以下のとおりです。
<スクリーニング条件>
- 東証1部、東証2部、東証マザーズ、東証JASDAQのいずれかに上場
- 8月末に株主優待などの権利確定日をむかえる
- 2018年8月7日時点で発表されている直近4四半期の売上高、営業利益がいずれも前年同期比増収増益
8月末に株主優待などの権利確定日をむかえる好業績銘柄
銘柄名 | 8月9日終値 (円) |
時価総額 (億円) |
予想PER (倍) |
PBR (倍) |
予想1株当たり配当 (円) |
予想配当利回り (%) |
---|---|---|---|---|---|---|
コシダカホールディングス(2157)・東1 | 1,202 | 989 | 24.5 | 4.1 | 10 | 0.8 |
ディップ(2379)・東1 | 2,860 | 1,773 | 19.9 | 7.8 | 45 | 1.6 |
ビックカメラ(3048)・東1 | 1,642 | 3,089 | 17.9 | 2.1 | 12 | 0.7 |
マルマエ(6264)・東2 | 1,193 | 154 | 17.7 | 4.3 | 20 | 1.7 |
コジマ(7513)・東1 | 526 | 410 | 18.6 | 1.0 | 0 | 0 |
マニー(7730)・東1 | 4,875 | 1,737 | 44.3 | 4.9 | 38 | 0.8 |
トランザクション(7818)・東1 | 856 | 249 | 23.3 | 3.3 | 12 | 1.4 |
東天紅(8181)・東1 | 1,729 | 44 | 88.6 | 0.4 | 10 | 0.6 |
近鉄百貨店(8244)・東1 | 3,940 | 1,593 | 44.5 | 4.8 | 20 | 0.5 |
イオン(8267)・東1 | 2,292.5 | 19,989 | 55.5 | 1.7 | 34 | 1.5 |
USEN-NEXT HOLDINGS(9418)・東1 | 1,319 | 792 | 29.8 | 5.8 | 0 | 0 |
カンセキ(9903)・JASDAQ | 1,217 | 98 | 20.3 | 1.3 | 8 | 0.7 |
(出所)2018年8月9日時点のQUICKデータよりマネックス証券作成 売買単位はいずれも100株
特に注目の5銘柄をピックアップ
上記でご紹介した銘柄の中からマーケット・アナリスト益嶋が特に注目している5銘柄をご紹介します。
※株主優待情報の詳細は必ず企業のウェブサイト等で内容をご確認ください。
コシダカ、カーブスジャパンを中核とする余暇サービス会社。コシダカはカラオケボックスの「カラオケ本舗まねきねこ」・ひとりカラオケ「ワンカラ」を運営、店舗数は国内トップクラス(506店、2018年2月)。海外はシンガポールと韓国に出店。自社開発カラオケシステム「すきっと」による顧客ニーズ対応、室料0円の高校生向け「ZEROカラ」やシニア向け「朝うた」、東南アジア各国への展開を促進。カーブスジャパンは女性向けフィットネスクラブ「カーブス店」の国内フランチャイズ運営(1860店)。その他、温浴施設「まねきの湯」の経営と店舗展開。コシダカシアターは2014年閉店。2015年カラオケムーンのムーン社を買収。
コシダカホールディングス(2157)の四半期業績推移
(出所)2018年8月8日時点のマネックス銘柄スカウター
コシダカホールディングス(2157)の8月の株主優待

(1)株主優待券
100株以上:2,000円相当
400株以上:5,000円相当
4,000株以上:5,000円相当
(2)カタログギフト
400株以上:3,000円相当
4,000株以上:5,000円相当
※(1)は3年以上継続の場合金額は2倍
(出所)東洋経済新報社
求人情報サイト運営会社。アルバイト求人メディア「バイトル」、正社員求人サイト「バイトルNEXT」、派遣求人情報「はたらこねっと」「はたらこindex」のメディア事業が主力。その他、エージェント事業として看護師専門の転職情報サイト「ナースではたらこ」(看護師向けに医療機関を紹介する人材紹介)を運営。紙やプラスチックの代替となる石灰石が主原料の新素材「LIMEX(ライメックス)」製品販売に注力。2017年新素材LIMEXの販売を開始、オンデマンド給料サービスのBANQ社を子会社化。
ディップ(2379)の四半期業績推移
(出所)2018年8月8日時点のマネックス銘柄スカウター
ディップ(2379)の8月の株主優待

オリジナル・クオカード
100株以上:500円相当
500株以上:1,000円相当
(出所)東洋経済新報社
国内2位(ビックカメラ+コジマ)の家電量販店。首都圏を中心に北海道から鹿児島までの大型店「ビックカメラ」(40店舗)と地方中心の「コジマ」・「コジマ×ビックカメラ」による全国店舗展開。「コジマ」・「コジマ×ビックカメラ」(140店舗)、パソコンの「ソフマップ」(22店舗)、「日本BS放送」を傘下に持つ(2018年2月)。インバウンド対応(中国最大のLCC「春秋航空」と業務提携、日本空港ビルデングと合弁事業、新業態ビックドラッグ、越境EC)に注力。2009年エディオンとの資本業務提携解消。2010年ソフマップを完全子会社化。2012年コジマと資本・業務提携(子会社化)。2013年新ブランド店舗「コジマ×ビックカメラ店」をオープン。2018年楽天(4755)と業務提携(ECサイト「楽天ビック」をオープン)。
ビックカメラ(3048)の四半期業績推移
ビックカメラ(3048)の8月の株主優待

買物優待券(1,000円)
100株以上:1枚
500株以上:2枚
1,000株以上:5枚
10,000株以上:25枚
(出所)東洋経済新報社
大手流通企業グループ(傘下に上場企業19社)、スーパーマーケット業界トップ。GMS・SMを核に専門店・ドラッグストア等の小売事業を中心に、総合金融・ディベロッパー・サービス等の事業を複合的に展開。傘下企業は「マックスバリュ」「ダイエー」「ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス」「サンデー」「ウエルシアホールディングス」「イオンリテール」「イオンモール」「コックス」など。2018年2月末の国内外グループ店舗数は21268(総合スーパー584、スーパー2185、コンビニ5436、専門店4324、ドラッグストア4376、他)。自社ブランド商品「トップバリュ」の品揃えと販売拡大を推進。2001年「ジャスコ」から「イオン」へ商号変更、2008年純粋持株会社化。2013年食品スーパーの「ピーコックストア」買収。2014年ウエルシアHD(3141)を子会社化。2015年ダイエーを完全子会社化、マルエツ・カスミを子会社化。
イオン(8267)の四半期業績推移
イオン(8267)の8月の株主優待

買物金額からキャッシュバックされる優待カード(オーナーズカード)
100株以上:3%
500株以上:4%
1,000株以上:5%
3,000株以上:7%
(出所)東洋経済新報社
音楽・映像サービス会社。業務用・家庭用の音楽配信サービス、個人向け動画見放題サービス「U-NEXT」を主力に、ICT・光インターネット・モバイル通信(MVNO)サービスを展開。USEN(日本のBGMを牽引)とU-NEXTとの経営統合によりコンシューマー(「U-NEXT」、MVNO)、BtoB通信(通信、ICT)、業務店(音楽配信)、メディア(集客支援)、業務用システム(自動精算機)事業を営む。2008年カラオケ事業から撤退(USEN)、2010年USENとU-NEXTが分離。2014年スマホ販売を開始(U-NEXT)。2015年ソフトバンクと組みアニメ見放題定額サービスを開始(U-NEXT)、個人向け定額音楽配信サービス「スマホでUSEN」を開始(USEN)。2016年CCCグループと共同で新会社設立(U-NEXT)。2017年12月USENとU-NEXTが経営統合。
USEN-NEXT HOLDINGS(9418)の業績推移
USEN-NEXT HOLDINGS(9418)の8月の株主優待

- 自社映像配信サービス初期費用無料
- 同サービス90日間利用料無料
- 自社モバイルデータ通信サービス通話プラスプラン初期費用無料
- 同プランキャッシュバック(5,000円)
※上記4つの優待は新規申し込みの株主が対象
- 自社ポイント1,000ポイント付与
(出所)東洋経済新報社
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