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日本株特集第5弾 決算が"ものすごく"良かった銘柄は

お盆休みをチャンスに変える!?

8月13日の週はお盆で仕事がお休み、というお客様も多いのでは?普段は日中お忙しい方も、ゆっくりと相場や銘柄を分析できる良い機会となるかもしれません。そんなお客様のために「お盆休みをチャンスに変える!?」と題し、日本株の銘柄特集をシリーズでお伝えいたします。シリーズ最終回第5弾のテーマは「決算が"ものすごく"良かった銘柄」です。

日本株特集第1弾 たくましい成長を続ける注目銘柄は

日本株特集第2弾 プロのアナリストが強気評価をする銘柄は?

日本株特集第3弾 8月に優待権利が取れる好業績銘柄は?

日本株特集第4弾 過去の9月の上昇確率が9割の銘柄は?

本コンテンツは情報提供が目的であり、投資その他の行動を勧誘する、あるいは、コンテンツ中の個別銘柄を勧誘、推奨するものではございません。また、過去の実績は将来の投資成果を保証するものではありません。銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断にてお願いいたします。

決算で特に重要視される「営業利益」

3月末決算の日本企業の第1四半期の決算発表が概ね終わりました。決算発表では売上高や純利益などももちろん大切ですが、銘柄分析の専門家であるアナリストたちが特に重視することが多いのが「営業利益」です。営業利益は売上高から原価や販売管理費を引いた利益のことで、その企業の本来的な実力を占める利益であるとして「本業の利益」と呼ばれることもあります。現在日本では円安による原材料費の高騰や労働市場の改善による人件費の上昇が起きており、営業利益が伸びにくいことから営業利益に着目することは一層重要と言えるかもしれません。

決算が"ものすごく"良かった銘柄は?

それでは具体的に銘柄を見ていきましょう。今回は「決算が"ものすごく"良かった銘柄」というテーマで銘柄をピックアップしました。足元まで売上や営業利益がしっかりと伸び続けており、さらに「稼ぐ力」を示す売上高営業利益率が改善していることも条件に加えました。さらに、その売上高営業利益率の水準も20%以上と非常に高い水準としました。2017年度の東証1部上場企業の売上高営業利益率の平均約7%であり、その3倍近い厳しい条件にしています。具体的なスクリーニング条件は以下のとおりです。

<スクリーニング条件>

  • 東証1部、東証2部、東証マザーズ、JASDAQのいずれかに上場する3月末決算企業
  • 2018年8月9日までに4-6月期の決算を発表済み
  • 過去8四半期分の売上高と営業利益を取得可能
  • 直近4四半期がいずれも前年同期比で増収・営業増益
  • 直近4四半期の売上高営業利益率がいずれも前年同期比で上昇(改善)
  • 2018年の4-6月期の売上高営業利益率が20%以上

決算が"ものすごく"良かった銘柄

銘柄名 8月9日終値
(円)
売買単位 時価総額
(億円)
予想PER
(倍)
PBR
(倍)
信越化学工業(4063)・東1 11,120 100 47,550 17.6 2.0
オービック(4684)・東1 9,770 100 9,731 31.7 4.4
MARUWA(5344)・東1 7,810 100 966 14.7 1.9
日進工具(6157)・東1 2,818 100 352 18.4 2.9
SMC(6273)・東1 38,640 100 26,032 18.2 2.2
テセック(6337)・JASDAQ 1,777 100 103 11.8 1.0
MS-Japan(6539)・東1 7,910 100 492 47.5 8.1
アドバンテスト(6857)・東1 2,660 100 5,308 17.5 3.4
シスメックス(6869)・東1 9,080 100 18,980 44.6 7.9
東京エレクトロン(8035)・東1 19,450 100 32,134 11.8 4.2
サンフロンティア不動産(8934)・東1 1,328 100 647 7.9 1.3
沖縄セルラー電話(9436)・JASDAQ 4,430 100 1,211 13.9 1.6

(出所)2018年8月9日時点のQUICKデータよりマネックス証券作成

特に注目の5銘柄をピックアップ

上記でご紹介した銘柄の中からマーケット・アナリスト益嶋が特に注目している5銘柄をご紹介します。

信越化学工業(4063)

大手化学(素材)メーカー。ハイテク素材である塩化ビニル樹脂・化成品、シリコーン、セルロース誘導体、機能性化学品、半導体シリコン、電子・機能材料の製造・販売。主要製品はシリコンウェハ(世界トップ)、塩化ビニル樹脂・化成品(塩化ビニル・か性ソーダ)、希土類マグネット、セルロース誘導体、レア・アースマグネットなど。合成石英・シリコーン・セルロース誘導体・合成性フェロモンなどは世界有数の生産能力。化学メーカーで国内最大の時価総額(唯一のTOPIX Core30銘柄)。2015年米子会社のシンテック社(塩化ビニル樹脂で世界トップ)がエチレン工場建設(1700億円投資)を決定。

信越化学工業(4063)

(出所)2018年8月9日時点のマネックス銘柄スカウター

オービック(4684)

独立系のシステムインテグレータ。会計システムを中心に業種ニーズに特化した基幹系統合業務ソフトウェアERPシステム「OBIC7シリーズ」の販売、業界・業務クラウドソリューションとサポート。ワンストップ・ソリューション・サービスとしてシステムインテグレーションから各種サポート&サービスまで提供。「OBIC7シリーズ」(会計・財務・人事・給与・就業・販売・生産等の業務をカバー)は累計17000社超の顧客に導入(国内ERPトップ)。会計ソフト「勘定奉行」のオービックビジネスコンサルタント(4733)は持分法適用関連会社。

オービック(4684)

(出所)2018年8月9日時点のマネックス銘柄スカウター

日進工具(6157)

切削工具(エンドミル専業)メーカー。工作機械に取り付け鋼材・ステンレス・アルミなどを削る工具「エンドミル」の製造・販売。電子機器等の小型化・高集積化に不可欠な精密・微細加工に用いられる超硬合金素材で小径(刃先径6mm以下)サイズの製品が主力、超硬小径エンドミルは国内トップ。販売代理店・特約店経由の販売先は自動車産業・電気産業が中心。2012年C&Gシステムズ(6633)と精密微細加工向け3次元CAMを共同開発。主要取引先はサカイ。

日進工具(6157)

(出所)2018年8月9日時点のマネックス銘柄スカウター

サンフロンティア不動産(8934)

不動産会社。都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷区)を中心に、不動産再生事業(リプランニング・賃貸ビル・不動産証券化)、不動産サービス事業(売買仲介・賃貸仲介、プロパティマネジメント)を展開。オフィスビルや店舗ビルの「不動産再生」(リノベーション&リプランニング)が主力。海外は国内富裕層にベトナム・インドネシアへの不動産投資機会を紹介。2013年台湾に法人を設立(東京の物件を紹介)。2015年中国の春秋グループと共同で日本におけるホテル事業で業務提携(2016年第1号店「スプリングサニーホテル名古屋常滑」を開業)。2017年自社ブランドホテル第1号店「日和ホテル舞浜」を開業。主要取引先はボルテックス、Green Garden特定目的会社、合同会社El Toro。

サンフロンティア不動産(8934)

(出所)2018年8月9日時点のマネックス銘柄スカウター

沖縄セルラー電話(9436)

沖縄県内で「auショップ」運営、KDDIの子会社。「au沖縄セルラー」として携帯電話販売&サービス、光インターネット「auひかりちゅらサービス」提供、子会社UQモバイル沖縄は格安スマホ関連を販売。沖縄県内トップの店舗網により県内トップシェア(約50%、契約台数68万)を確立。Skypeサポートやマンゴー栽培などのソリューション営業、家庭用IoT水耕栽培キット開発・販売を推進。2014年MVNO(仮想移動体通信)会社設立(現UQモバイル沖縄)。

沖縄セルラー電話(9436)

(出所)2018年8月9日時点のマネックス銘柄スカウター

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<リスク>

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