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新興市場でキラリと光る業績好調な銘柄とは?

相場環境が不安定な昨今、投資する銘柄にお困りのお客様も多いかもしれません。本コンテンツではマネックス証券の銘柄分析ツール「マネックス銘柄スカウター」を活用し様々なテーマで銘柄をご紹介します。今回のテーマは「新興市場でキラリと光る業績好調な銘柄」です。

昨年の秋以降、特に新興市場の株が売られている

昨年の秋以降、米国のインフレ率上昇や金融引き締め、ウクライナ情勢などの影響で東証グロース(旧東証マザーズ・JASDAQグロース)など新興市場の株が売られています。一方で、銘柄ごとに分析すると安定成長していて業績が好調な銘柄も少なくありません。今回はそんな新興市場でキラリと光る業績好調な銘柄を抽出していきます。

東証マザーズ(青)とTOPIX(赤)の過去1年間の値動き

(出所)マネックス証券投資情報サイト

新興市場でキラリと光る業績好調な銘柄

東証グロースに上場している銘柄のうち、安定成長していて業績好調な銘柄を「マネックス銘柄スカウター」の10年スクリーニング機能を使って抽出しました。具体的なスクリーニング条件および抽出された銘柄は以下のとおりです。

スクリーニング条件

10年スクリーニングの「条件を追加する」ボタンから詳細条件を設定して抽出します。

【基礎条件】

市場:東証グロース

【詳細条件】

  • 直近の通期売上高:5%以上増益
  • 直近の通期営業利益:5%以上増益
  • 過去5年間の通期売上高の成長率:5%以上
  • 過去5年間の通期営業利益の成長率:5%以上
  • 今期売上高の会社予想:5%以上増収
  • 今期営業利益の会社予想:5%以上増益

スクリーニング結果

銘柄(銘柄コード) 終値(06/01) 売上高増収率(通期) 営業利益
増益率
(通期)
売上高
5年成長率
(通期)
営業利益
5年成長率
(通期)
Lib Work(1431) 746円 55.8% 237.5% 25.9% 69.2%
メルディアDC(1739) 692円 10.8% 23.9% 22.0% 19.6%
cotta(3359) 510円 17.8% 57.3% 13.8% 22.8%
フォーライフ(3477) 1,390円 14.8% 22.2% 12.0% 5.4%
ビリングシステム(3623) 980円 8.9% 51.3% 11.0% 9.1%
メディカルネット(3645) 478円 14.2% 212.3% 17.6% 13.5%
カヤック(3904) 911円 43.6% 53.6% 18.0% 12.2%
アイリッジ(3917) 862円 24.3% 202.7% 31.8% 11.0%
イノベーション(3970) 2,433円 42.1% 50.3% 28.4% 35.2%
エコモット(3987) 499円 7.1% 125.5% 21.9% 58.7%
PKSHA(3993) 2,141円 18.0% 12.5% 80.2% 35.3%
Mマート(4380) 1,006円 16.1% 51.7% 11.1% 39.0%
ロジザード(4391) 1,254円 9.7% 32.0% 10.8% 34.1%
アクリート(4395) 1,600円 63.7% 35.2% 51.8% 66.8%
シノプス(4428) 1,347円 32.1% 545.5% 10.2% 5.2%
ミンカブ(4436) 2,793円 31.8% 15.2% 28.8% 63.0%
バルテス(4442) 1,779円 27.5% 65.7% 23.9% 44.3%
インパクトH(6067) 2,983円 20.4% 63.1% 13.8% 40.4%
トレンダーズ(6069) 1,415円 96.7% 29.8% 28.7% 24.5%
シンメンテH(6086) 1,173円 14.0% 31.4% 23.8% 28.5%
みらいワークス(6563) 636円 18.1% 201.3% 23.5% 30.2%
ライトアップ(6580) 1,921円 30.1% 39.5% 15.2% 23.7%
日本リビング保証(7320) 1,628円 43.3% 171.6% 26.4% 69.2%
バリュエンスH(9270) 1,622円 38.4% 85.3% 19.0% 15.8%
ブティックス(9272) 2,309円 63.7% 108.5% 13.5% 54.3%

(出所)2022年6月2日時点のマネックス銘柄スカウター

スクリーニング項目が多いため一部の項目を省略して表示しています。

アナリストによる銘柄解説

10年スクリーニングで抽出された銘柄の一部をマネックス証券のマーケット・アナリスト益嶋裕の解説でご紹介いたします。

cotta(3359)

日本最大級の消費者向け製菓製パン材料のECポータルサイト「cotta」や法人向けの「cotta business」を運営。お菓子やパンの材料や調理道具の販売、レシピの提供などニッチ分野ながら幅広くサービスを提供している。株価は2020年9月につけた1,200円どころから半値以下まで下落しているが、業績は変わらず好調で予想PERやPBRは過去2年間の最低水準まで低下するなど割安感がある。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター


ビリングシステム(3623)

収納代行サービス、公共料金支払い代行、スマホマルチ決済サービスなど決済関連サービスを幅広く展開。会社の発表によれば、売上高に占めるストック(定常)売上比率が8割超と安定的な収益基を築いている模様。また、スマホマルチ決済サービスは「WeChat Pay」、「Alipay」などにも対応しており、今後の外国人観光客増加に伴う業績加速にも期待したい。予想PERは25倍程度と過去5年間で最も割安な水準にある。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター


メディカルネット(3645)

歯科医院向け情報サイト運営会社。歯科医・生活者・関連企業をつなぐプラットフォームとして、歯科インプラント治療専門サイト「インプラントネット」、矯正歯科治療専門サイト「矯正歯科ネット」などの各種専門メディアを展開。会員数は年々純増に増加しており、契約形態は原則12カ⽉の継続契約であることからストックビジネス化している。前期は売上高・営業利益とも過去最高で今期も最高更新見込みながら、予想PERは12倍程度と割安感が目立つ。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター


バルテス(4442)

ウェブシステム、スマホアプリ、業務システム、IoTなど様々な分野のソフトウェアテスト専門会社。テストの品質の高さを武器に案件の大型化が進み前期は最高売上・最高益更新。今期も大幅な増収増益を達成する予想を出しており業績は順調そのもの。実質無借金と財務健全性も高い。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター


シンメンテH(6086)

店舗・厨房設備メンテナンスサービスの業界最大手。大手外食チェーンのすかいらーくなど、外食産業上場企業の80%を顧客に持つ。24時間365日対応のメンテナンスサービスなどが強み。コロナ禍が業績の向かい風になるなかでもしっかりと成長を継続し、前期は最高益を更新で今期もさらに更新見込み。今後の外食産業の出店再増加などが業績に寄与しやすいとみられ、今後も着実な業績成長を期待。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

現物取引手数料の引下げ 3月22日約定分(予定)から

銘柄スカウター「10年スクリーニング」の使い方

マネックス銘柄スカウターとは

マネックス銘柄スカウターとは、2017年10月の提供開始以来数多くのご好評をいただいている銘柄分析ツールです。「10年スクリーニング」「アナリスト予想」「通常発表されない3ヶ月に区切った企業業績」「セグメント業績」「業績予想修正履歴」「理論株価」など投資判断に役立つ様々な情報をご提供しています。

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マネックストレーダー株式スマートフォンからもアクセス可能です。詳細はご利用方法をご覧ください。

「10年スクリーニング」の使い方

「10年スクリーニング」とは、2019年4月の提供開始以来ご好評をいただいている機能です。過去10年間の業績や直近の四半期業績、アナリスト予想などで高度なスクリーニングが可能です。下記では簡単な使い方をご説明します。

銘柄スカウターを開いたら上部の黄色いメニューの「10年スクリーニング」を押す。

スマートフォンでご利用の場合は右上の三本線のメニューよりご選択ください。

10年スクリーニングを開いたら「新規作成」ボタンを押す。

絞り込みたい条件を入力する。詳細条件を設定したい場合は「条件を追加する」を押す。

絞り込みたい詳細条件をチェックする。チェックが出来たら「決定」ボタンを押す。

条件を設定したら「スクリーニング」ボタンを押す。

国内上場有価証券取引に関する重要事項

<リスク>

国内株式および国内ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「国内株式等」)の売買では、株価等の価格の変動や発行者等の信用状況の悪化等により元本損失が生じるおそれがあります。また、国内ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じるおそれがあります。

<保証金の額または計算方法>

信用取引では、売買代金の30%以上かつ30万円以上の保証金が必要です。信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が最大3.3倍程度となる可能性があるため、価格、上記各指数等の変動、または発行者の信用状況の悪化等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じるおそれがあります。レバレッジ型商品等の一部の銘柄の場合や市場区分、市場の状況等により、30%を上回る委託保証金が必要な場合があります。

<手数料等>

国内株式等のインターネット売買手数料は、「取引毎手数料」の場合、約定金額3,000万円以下のときは、最大921円(税込:1,013円)、約定金額3,000万円超のときは、973円(税込:1,070円)かかります。ただし、信用取引では、「取引毎手数料」の場合、約定金額が50万円以下のときは、成行・指値の区分なく最大180円(税込:198円)が、約定金額50万円超のときは、成行・指値の区分なく最大350円(税込:385円)がかかります。また、「一日定額手数料」の場合、一日の約定金額300万円ごとに最大2,500円(税込:2,750円)かかります。約定金額は現物取引と信用取引を合算します。(非課税口座では「取引毎手数料」のみ選択可能ですのでご注意ください。)単元未満株のインターネット売買手数料は、買付時は無料です。売付時は約定金額に対し0.5%(税込:0.55%)(最低手数料48円(税込:52円))を乗じた額がかかります。国内ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。国内株式等の新規公開、公募・売出し、立会外分売では、購入対価をお支払いただきますが、取引手数料はかかりません。IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引の売買手数料は、1注文の約定金額により異なり、2億円超の約定金額のとき最大手数料345,000円(税込:379,500円)かかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「IFAコースの手数料」をご確認ください。
信用取引では、約定したお取引に対し当社が定める手数料がかかる他、信用金利等がかかります。

<その他>

お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「上場有価証券等書面」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。
当社は、本書の内容につき、その正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。
提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更または削除されることがございます。当社は本書の内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。本書の内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。内容に関するご質問・ご照会等にはお応え致しかねますので、あらかじめご容赦ください。