はじめてのテクニカル分析

エンベロープ

トレンド分析

エンベロープ(移動平均乖離率バンド)は、移動平均線に対して一定の乖離を持つ伴線を引いてバンド(帯域)を表示したものです。
エンベロープは単純移動平均線(SMA)の上下に、一定幅で乖離させた複数の線を表示させたもので、価格が基本的に移動平均線に絡みつくように動き、上下バンドの範囲内に収まる習性に着目し、「順張り」「逆張り」それぞれの投資に利用することができます。

活用法

① 順張り型

一般的な移動平均線(MA)でのトレンド判断の見方となります。
移動平均線を上抜けしたら買い、下抜けしたら売りのシグナルとなります。
更に、上限バンドを越えたタイミングで追随の買い、下限バンドを下回ったタイミングで追随の売りと判断します。

② 逆張り型

価格がエンベロープの下限バンドに達したら、相場は売られ過ぎで、反転して上昇するだろうと判断し、買いのシグナルになります。
逆に、価格がエンベロープの上限バンドに達したら、相場は買われ過ぎで、下降するだろうと判断し、売りのシグナルになります。

ボリンジャーバンドとの違い

エンベロープと描かれる形が似ているのがボリンジャーバンドです。エンベロープは、ある期間の移動平均値から任意の幅をその上下に帯域として描きますが、ボリンジャーバンドはこのエンベロープに標準偏差などの統計的な要素を盛り込んだ応用型の指標です。
エンベロープは同じ幅のバンドを描き続けているのに対し、ボリンジャーバンドは値動きの勢いによって指標の帯域であるバンドが広がったり縮んだりします。

ボリンジャーバンドの活用法はこちら

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